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2013.1.12 晴れ
シダンゴ山
神奈川県 松田町 YRSG会+のんびり小隊
JR東海の東京駅ホーム
本日の山行に小田原駅まで「こだま」を利用してみました。
小田急小田原駅ホームのロマンスカー
「素敵で優秀な特急列車」から名付けられた小田急6代目の新型特急「ロマンスカーエクゼ(EXE30000形)」です。
多くの通勤利用者に愛用されているロマンスカーはゆったりした全席指定のストレスフリーカーだそうです。
小田急新宿駅行きの車窓から富士山を望む、富士山はいくつの顔を持っているのでしょうか。
小田急新松田駅前から富士急湘南バスで登山口の寄(やどりき)に向かいます。
駅前には馴染まないような名前の和食・中華のお食事処「マニラ食堂」がありました。入ってみたいなあ〜
終点の寄バス停です。広場には小規模ですが、土曜の朝市が開かれていました。鍋の食材があれば買ったのですが、、、
この地域にはキャンプ場、渓流釣り、ゴルフ場、栗拾いなどの施設があり、松田町寄の自然休養村になっています。
中津川に架かる大寺橋を渡ります。これが噂のメロディー橋なのでしょうか。右端がシダンゴ山です。
カーブミラーに自分自身を映して見ました。本日は「シダンゴ」の山名に魅かれ、足柄上郡松田町まで来てしまいました。
民家の傍らに茶畑が、、、何茶になるのでしょうか。金太郎マークの足柄茶だそうです。
ここまで、結構、急登な農道を歩いて来ました。大寺休憩所にはシダンゴ山の案内板とトイレとベンチがありました。
日本経済の高度成長期の名車「スバル360」が無残な姿になって廃棄されていました。
まだ、まだ、急登が続きますが、、、若手はパワーがあります。どんどん先を行きます。
案内板では鹿防護柵となっていますが、現地の表示は猪防護柵となっていました。
杉木立の登山道に陽が射して来ました。
水場で喉を潤そうとするO部長、ここ松田町も福島第1原発の被害を被ったところですから、、、
陽が当たると整列した杉が魅力的に輝いています。山頂はもう直ぐです。
シダンゴ山山頂です。いい天気になりました。360°のパノラマを楽しむことが出来ます。
山頂はちょっとした広場になっています。そろそろ、桜の木の下で宴会を始めましょう。
山ガールさんと一緒の宴会で盛り上がり、満足の山爺でした。
Iさんの「山ごはん」は器に無塩のおにぎりを入れ、鶏肉とタマネギの親子丼風の餡をかけ、ミツバを乗せて食します。
大変、美味しゅうございました。このメニュー、ゲットしました。
本日のキムチ鍋はワタリガニで出汁を取り、牡蛎を入れた濃厚な海鮮キムチ鍋に仕上げました。
最後のひと鍋は蕎麦つゆをブレンドし、餅を入れて食しました。餅がのび〜る、のび〜る、、、
「なんで、山でタラバ蟹なの〜」、山頂に陣取っていた他の登山者の鼻と腹を刺激して遣りました。
殻にほど良く焦げ目が付いたら食べ頃、ガーリックバターを付けて食しました。とても美味しゅうございました。
片富士が見えています。武富士ではありません。ダルマ頭の沢がなければなあ〜
右奥が丹沢の最高峰の蛭ヶ岳です。左奥が檜洞丸です。右手前が鍋焼うどんで有名な鍋割山です。
丹沢山、塔ノ岳は鍋割山の陰に隠れて見えません。正面の急峻なエッジが鍋割峠です。
自然休養村奥のキャンプ場が峠への登山口になっていますが、初級者通行注意の危険な登山道になっています。
丹沢山塊をバックに記念撮影
山頂は植樹されたアセビの木で覆われていました。アセビは猪、鹿の食害に強いそうです。
もうそろそろ帰りましょうか。新松田駅前の「若松食堂」で反省会が待っていますから、、、
今回の宴会は2時間30分に留めました。足元に注意して、降りましょう。
晩秋の登山道の様相です。関東に遠征する所以です。郡山近郊の山々はもう雪に覆われていますから、、、
タコチバ山山頂です。展望はありません。
歩き易い登山道で右膝に大きな負担は罹りませんでした。
宮地山山頂です。こちらも、展望がありません。
コース案内は距離ではなく、時間で表示されていました。ほぼ、時間通りのコースタイムでした。
田代向バス停で1時間に1本の定期バスを待ちます。前日疲れは何処かへ、、、心身共に心地良い山行になりました。
新松田駅前の「若松食堂」でいっぱ〜い飲んだ、中澤酒造(株)純米吟醸の松美酉です。これも御縁ですな。
シダンゴ山は丹沢山塊の前衛になります。
シダンゴとは、なんと変わった山名でしょう。なにか由来があるのでは、、、シダンゴは震旦郷と書きます。
欽明天皇の時代、寄の地に仏教を伝える仙人が山上に住み、仏教を宣揚したという、、、
仙人の名はシダゴンといい、仏教の修行を積み、悟りに達した人のようです。これが転じて山名になったとか。
またまた、シダンゴ山で山めし+宴会を楽しんでしまいました。何よりの出逢いもありました。
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