このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                    2013.6.16 曇り


          厩岳山・厩嶽山祭り
           福島県 磐梯町                                                       のんびり親子隊


   

福島県の6月の山開きをWebで見ていたら、「厩岳山の山開き」の紹介があり、Y君と登ることにしました。

昨夜からの雨で開催されるか心配しましたが、会津地方はそれほど降らなかったようです。

出掛けに自宅の2階から磐梯山の山頂が見えました。本日は厩嶽山祭りと山開きが一緒なので楽しみです。

磐梯明神太鼓の演奏

榮川酒造がスタート地点とあって、お神酒とつまみをいただき、登山の安全を誓いました。

磐梯町観光協会のオープニングセレモニー

午前8時、花火の合図と同時に榮川酒造駐車場を出発しました。

この光景を写真に収めたかったのです。

厩嶽山祭りは会津地方の馬頭観音信仰の中心として農耕馬の無病息災、供養など馬と一緒に参拝した歴史あるものです。

1300年の歴史のある祭りも昭和30年に一旦途絶えましたが、平成12年に地元の熱意で再度復活しました。

南相馬市から2頭の白馬が厩嶽山祭りに参加してくれました。今年で14回目を数えます。

   

林道は登山者で溢れています。山開きですから仕方がありません。段々、ばらけて来ました。

林道の終点にはスタッフのクルマがありました。お神酒や笹餅、ビールなどをここから馬頭観音堂まで担ぎ上げていました。

タニウツギ

ノリウツギ

第一番

厩岳山の尾根にさしかかると西国三十三観音の石仏と詠み歌が登山道の左右に見られるようになりました。

第四番

「ふたつ子祭り」の山として、空気の薄い山岳で肺機能を高め丈夫に育つよう、二歳の子供を背負って登山する習慣もあったようです。

一番、二番、、、と数えながら登りました。

第三十二番です。三十三番目の石仏と馬頭観音堂はもう直ぐです。

タラちょっと、怖い顔の石仏

馬頭観音堂

馬頭観音堂には白馬が天を駈けている絵馬が飾られていました。この絵馬は平成14年に奉納されたものです。

天空の白馬

馬頭観音堂では観光協会のスタッフから笹餅をいただきました。山頂まで登るのでお神酒はあとからいただきます。

馬頭観音堂から急斜面を登ること約20分、厩岳山山頂に到着しました。

山頂のスペースは狭く、登山者も多いので、本日の焼肉Pは中止にしました。

山頂からの展望を期待しましたが、霧に包まれ、、、残念です。このような時もあります。ノンアルで乾杯!

一瞬、磐梯山山頂が見えました。

ヤマエンゴサク

「頬杖をしている観音さま」と言ったら、傍を歩く登山者に詳しく教えていただきましたが、、、忘れてしまいました。

ひとつ、ひとつの観音さまに祈りながら、、、降りました。11時頃になると天気が回復に向かい始めました。

厩岳山でしょうか。

厩嶽山祭りの先達さん

12時、厩岳山登山口まで無事、降りて来ました。

山開き会場では登山者の帰りを待って、温かい地ダケ汁を準備していました。鰊の入った地ダケ汁はとても美味しゅうございました。

ご馳走になったお礼と地元の活性化のため、季節限定の純米吟醸酒と冷やし甘酒をお土産に買いました。

   

押立温泉住吉館の露天風呂

無色透明な単純線とにごり湯の含重曹食塩泉のふたつの源泉を楽しむことが出来ます。入浴料は¥800円也。

 山頂での昼食に焼肉を準備しましたが、混雑していたので取り止め、猪苗代駅前の「かくだい食堂」で昼食にしました。

このボリュームにY君も驚きましたが、若者は食がいいです。ぺろりとたいらげてしまいました。ソースかつ丼は¥850円也。



本日は「父の日」とあって、Y君に山開きに付き合って貰いました。母親の83回目の誕生日でもあります。

西国三十三観音の石仏にお参りをしながら、登山道をひたすら登り、降りました。

還暦の節目に、さらに健康に歩き続けるために、、、頑張ります。


   

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