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2013.7.16 曇りのち晴れ
和賀岳・薬師岳
秋田県 大仙市 ヒマラヤ大隊
まだ夜が明けない午前4時に真木登山口に到着しました。駐車場の傍には綺麗な小屋とトイレが設置されていました。
「とちぎ」ナンバーのクルマが1台、あとでお世話になった後行の山カップルのものでした。
スタート時はヘッドランプを点けるか、点けないかくらいの明るさでした。
霧雨の中、写真を撮ることもなく、淡々と歩き、ブナ台に到着しました。ちょっと明るくなったかなあ〜
ブナ台のブナの巨木は見応えがありました。
登山道脇で朝食にしました。私は疲れて、、、朝めしを食べることも出来ませんでした。
薬師岳に取り付きます。高山植物が見られるようになりましたが、登山道は草で隠れ、足元が見えません。
タカネアオヤギソウ
晴れてくれれば、素晴らしい展望が望めたでしょうに、、、
正面の先鋭は薬師岳ではありません。お椀の逆さにした薬師岳は雲の中です。
薬師分岐です。分岐を右折すると、大甲〜甲山を経て甘露水口に戻るコースとなっています。健脚向きです。
薬師分岐から和賀岳を望む、随分、遠〜いなあ〜
お椀のような薬師岳
薬師岳山頂
今一、調子が上がらないので、薬師平を散策して、Oさんと下山することにしました。薬師岳はまだ、中間地点です。
手前から小杉山、小鷲倉、和賀岳が連なっています。
稜線の鞍部が薬師平です。ニッコウキスゲは遅かったようです。ここから、田沢湖、秋田駒ヶ岳が見える筈ですが、、、
ニッコウキスゲが満開なら、、、感動の一枚になったでしょう。
コバイケイソウ
オオカサモチかなあ〜
タラヤマルリトラノオ
先鋭の岩肌の脇が登山道になっています。この降りで山カップルに私のカメラキャップを見つけていただきました。
天気予報通り、晴れマークになったので、のんびりと森林浴を楽しんで降りました。
時折、クマ撃退に奇声を発しました。休憩後、カメラを置き忘れここまで取りに戻りました。本日はどうも、可笑しい、、、
ブナの倒木です。朽ちても、新たな新芽が出て来ています。
滝倉の水場です。気温が上がって来ました。清流に涼しさを感じます。
滝倉水場の下流にある徒渉点
大ブナの大大デベソ
雄国沼の大デベソより、さらに巨大なものでした。
ブナ台の中をのんびりと歩く、、、
緑輝く
古木の中央に亀裂が走っています。
下山時の甘露水口です。登りの時間よりゆっくりと時間を掛けて降りて来ました。
甘露水です。甘い〜のでしょうか。
真木林道を登山口まで降ります。以前はクルマで甘露水口まで来れたのでしょうが、今は通行止めになっています。
先週からの大雨で川は増水しています。12日の秋田新幹線にも遅れが出ました。
小屋の中で朝&昼食にしました。山めしは「たまごスープ」のフリーズドライをご飯に乗せ、熱湯を掛ければ出来上がりです。
小屋で昼寝、、、皆さんを待ちます。
秋田自動車道錦秋湖SAに隣接する峠山パークランド「オアシス館」の温泉に浸かりました。入湯料は¥500円也。
錦秋湖SAから陸橋を渡って施設に入ります。SAで夕食を摂って、帰路に着きました。長い〜1日でした。
3連休後の山行とあって、疲れがあったのでしょう。和賀岳途中の薬師岳で引き返して来ました。
それぞれ体調がありますから、、、無理をしない山行、「安全登山」が私のめざすところです。
和賀岳山頂には立てませんでしたが、のんびりと降った時間こそ、私にとっては大切な時間なのです。
富士山山頂まで残り2ヶ月を切りました。
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