このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                    2013.5.26 晴れ


          山寺・立石寺
           山形県 山形市                                                         のんびり小隊


郡山からE5系新幹線で仙台へ、仙山線に乗り換えてJR山寺駅には10時36分に到着しました。

本日の目的は立石寺根本中堂ご本尊薬師如来坐像の50年に一度のご開帳の期間中に参拝することでしたが、、、

え〜、何この行列は、、、

何処まで続いているの、、、もしかすると根本中堂まで、、、

駅を降りて、警備員に「どれ位、待てばご本尊に逢えるのでしょうか。」と尋ねると約4〜5時間でしょうと、、、

ご開帳の参拝でなければ、待つことなくスイスイと根本中堂まで来れました。右の列は動きません。

国指定重要文化財「立石寺根本中堂」

お堂の中には入れないのでここからお参りをしました。

寺務所で2回目のご朱印をいただきました。

日枝神社

念仏堂でころり、ころりと念じ数珠を廻しました。

この鐘楼は大晦日に元旦に向け、招福の鐘として多くの参拝者が幸福を願って鐘を撞きます。

除夜の鐘として全国版でTV中継されるほどの有名な鐘です。

奥の院までの山門になります。山寺の登山口でもあります。300円を支払って入山します。

ご開帳最後の日曜日なので期間中、一番の賑わいとのことでした。

   

登山口から奥の院まで1,000余段の階段があります。一段、二段と登ることにより煩悩を消滅させると言われています。

せみ塚

「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の句を短冊にしたため、この地に埋め、石の塚を立てたそうです。

弥陀洞

長い歳月をかけて風雨が直立した凝灰岩を削り、阿弥陀如来の姿を作りあげました。そう見えればご利益があります。

仁王門の左右の仁王尊像は邪心を持つものの入山を拒み、睨みつけています。

タラ奇岩がたくさんありました。

納経堂、開山堂、五大堂

性相院

金乗院

中性院

撫仏のおびんずるさまを撫で撫でしました。像を撫でると病気が治ると言われています。

奥の院と大仏殿

重要文化財「三重小塔」

修行の岩場からの転落死が多かったため、修行者以外の登山は禁じています。

五大堂

五大堂から山寺の街並を望む、宝珠橋の上の行列が見えますか。右上がJR山寺駅です。

山全体がパワースポットになっています。

この後、右端の降り階段で転んでしまいました。

 

シャガ

抜苦門

羅漢像からの法水を手にかけることで知恵を授かり、長生き出来るそうです。

 立石寺本坊の見晴らしからご開帳の参拝者を写しました。この行列は午後になっても衰えませんでした。

   

常力坊で昼食にしました。ざる蕎麦セットには「ずんだ餅とくるみ豆腐」が付きました。

JR山寺駅13時56分発の快速電車で帰路に着きました。それにしても神仏の力は凄いもんだ。



山寺・立石寺に来てみたいと常々思っていたところ、50年に一度のご開帳と聞いて足を運びました。

予想以上の参拝者にびっくり、、、みなさん、パワーを授かりたいのですねぇ〜

戦国時代、この山全体が天童頼長によって焼かれ、その50年後に織田信長によって比叡山が焼かれました。

慈覚大師が開山し、比叡山延暦寺からの分灯があり、その復興が50年なのでしょうか。

門前街の通りは観光バス・クルマ・人で溢れていました。東北の観光地にも活気が出て来たようです。

帰りの新幹線は座れず、観光・結婚式などの利用者でいっぱいでした。


   

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