このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                      2014.8.8〜9 曇り


          富士山
           山梨県 富士吉田市                                               YRSG会+のんびり中隊


、、、七合目トモエ館から続きます。

個室は正解でした。私はゆっくりと熟睡出来ましたが、Yくんは山爺の犠牲になったようです。

天気祭りの効果はまだ続いています。午後までは何とか保ってください、、、宜しく、お願いいたします。

八合目の「東洋館」です。2000年、2001年に宿泊しましたが、当時の面影は全くありません。

広いデッキを持つ、お洒落な山小屋に改装されていました。
  

所々で小休止をしながら、高所に身体を慣らしながら、ゆっくりと登りましょう。時間はたっぷりあります。

気合いの山爺です。これなら完登出来るかも、、、

本八合目トモエ館のスタッフから本日の天気情報を教えていただき、アドバイスを受けました。

「風は強いが、このまま山頂に立つといいです。御来光を拝し、下山してください。お鉢巡りはしないことなど、、、」

2000年、初めての富士登山はここで高山病が酷くなり、ひと足先に下山をしました。想い出の場所です。

八合五勺の御来光館前です。風の強さと寒さに足が止まりました。風が弱まったら、進みましょう。

寒さのなかひたすら御来光を待ちます。山爺は高山病なのでしょうか。眠たくて立っているのがやっとです。

九合目の迎久須志神社前で御来光を拝しました。

   

感動をありがとう。おふたりに感謝です。

2014年8月9日の御来光です。

一年越しのリベンジになりましたが、、、台風11号の影響で被害に遭われた方々には、、、お気の毒です。

富士山の裾野もはっきりと見えて来ました。

久須志神社山頂の鳥居

Yくんと富士山頂に立った2001年はここを登ったのではなく、どうも、八合目からブル道を登ったようです。

山頂から八合五勺の岩場を登る登山者を望むことが出来ます。彼方に下山する登山者が見えます。

   

一年遅れましたが、皆さんに連れられ、諦めることなく富士山頂上(3,710m)に立つことが出来ました。

念願の御朱印もいただきました。御朱印料は標高が高いだけあって、¥1,000円でした。

「御朱印ガール」と言う言葉を初めて聞きましたが、、、確かにたくさん居ました。

強風と一緒に細かい砂が顔面を打ち付けます。口のなかがジャリ、ジャリです。そろそろ下山しましょう。

2001年、富士山登頂時にYくんは「山口屋」さんで休憩したこと覚えていました。

下山しようとしたところ、「大内院(火口)」を見ましたかとルート案内の方に言われ、折角なので、、、

向かい側が日本のテッペンです。火口を取り巻く気圧の変化で突風が吹き、巻き込まれたら大変、、、また来ます。

掌で「10」を模っています。ここが今回の私たちのテッペンです。

6時10分下山開始、吉田口五合目には約3時間後に到着しますが、、、このあと、ハプニングに遭遇しました。

八合五勺の御来光館と本八合目の山小屋群(トモエ館)が真下に見えます。この間の岩場は辛く、厳しい登りでした。

砂と小石の続く登山道です。足をとられないように注意して下山します。

下山道途中に4層に重なる溶岩層を見つけました。

   

下山するに連れて、気温も風も弱まって来ました。本八合目トモエ館に立ち寄り、朝食にしました。カップ麺¥600円也

七合目のトモエ館と本八合目のトモエ館は姉妹店で、どちらも休憩は無料になります。

本八合目には浅間大社の碑があり、ここから先、山頂までは境内になっています。

雲海がとても綺麗です。

八合目の蓬莱館と太子館です。この間の岩場も辛かった、、、

下山道七合目の公衆トイレまで降りて来ました。荷上げ用の特殊車両が4台上がって来ました。

山の物価の高いのも判ります。

六合目から七合目の山小屋群を望む

足の痛みに耐えながら、、、昨日からの山行を振り返り、水平道をのんびりと歩きました。

これから富士山頂をめざすのでしょうか、、、

山小屋のスタッフが話してくれました。本日は台風の影響でツアー登山のキャンセルが相次いでいます。

7月1日から21日までの登山者数は昨年が53,000人、今年は27,000人だそうです。

一日の売上は約500万円あるそうです。天気次第で死活問題にもなり兼ねません、、、

   

下山後の楽しみは温泉と反省会です。河口湖駅前のステーションイン河口湖の展望風呂で汗を流しました。

反省会は土浦食堂にしました。車窓からの「モツ煮」に魅かれましたが、、、

  

名物「ほうとう」を食しました。

   

予定より早く下山出来たのでたっぷりと反省会が出来ます。2回目の反省会は駅ナカで地元産直品をいただきました。

帰路はJR東日本の189系「ホリデー快速富士山2号」で八王子駅まで向かいます。

さらに、電車内で珍しい山梨産の「ブルーワイン」を呑みました。乗り過しのないように郡山駅まで、、、頑張ります。

郡山駅前はうねめ踊りで賑わっていました。「もりっしゅ」でビールを呑んで、ソースカツ丼で〆、〆、、、ました。



今回は昨年のリベンジで再度、富士登山を計画しました。5月のGW後、直ぐに山小屋を予約しました。

昨年の反省から梅雨空け後の平日で、個室にしましたが、、、どうも、天気が良くないようです。

吉田口五合目登山口を雨の降り頻るなか出発しました。内心、今回も山頂を踏めないのかと思いました。

天気祭りの効果があったのでしょうか、、、苦しく、辛い、厳しい山行でしたが、完登しました。

次回の目標が出来ました。それには医者から言われた「典型的なメタボ」を治さなければなりません。

富士山には4回、挑戦し、2勝2敗の五分の成績になりました。丁度、これでいいかも、、、

富士山は世界文化遺産に登録され、2年目を迎えました。軽装で無知な観光客が増えているようです。

自然から教えを乞い、自然を学び、大いに自然を楽しんで欲しいものです。


   

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