このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                     2014.5.24 晴れ


          喜多方酒蔵探訪のんびりウォーク 
           福島県 喜多方市                                                         のんびり小隊


   

本日はふくしまDC関連企画の「喜多方酒蔵探訪のんびりウォーク」に参加しました。719系電車で会津若松駅へ、、、

初夏を迎え、郡山駅舎のそば屋に「冷やしとろろ」がメニューに加わりました。

   

車窓から、関都駅付近の田んぼや磐梯町駅の芝桜を眺めながら、「限定コーラトリスハイボール」を呑みました。

会津若松駅からキハ40系に乗り継ぎ、10時20分、喜多方駅に到着しました。皆さん、のんびりウォークの参加者です。

飯豊連峰を望む

明日、山開きの磐梯山や雄国沼・金沢峠までの道路が確認出来ました。

喜多方駅前に設けられた受付です。当日参加の受付もありました。

ここで「こだわりGoods」をいただきました。なかでも、オリジナル桐製の王冠ホルダーはアイデアものです。

さあ〜、呑むぞ〜、、、今回の目的は喜多方のんびりウォークですから、、、試飲は程々にしましょう。

イベントは10時からの開催です。時間が過ぎているので、駅前はひっそりとしていました。

   

1.喜多の華酒造場

喜多方で一番新しい酒蔵です。和釜で米を蒸し、喜多方で唯一仕込み全量の酒を槽で搾っています。

おすすめ品:純米吟醸 蔵太鼓 ¥2,000円

   

2.大和川酒造店

全量地元米を使用し、自社田で山田錦・雄町・5百万石・美山錦・夢の香などを栽培しています。

おすすめ品:カスモチ原酒 弥右衛門酒 ¥1,500円

3.清川商店

創業380年の歴史を誇る喜多方最古の酒蔵です。古酒を販売しています。

おすすめ品:純米古酒壱九九弐 ¥2,858円

原則徒歩での散策ですが、遠隔地の蔵元向けにシャトルバスを運行しています。私は歩いて行きます。

4.吉の川酒造店

少量の酒を造る蔵として地元に愛され、地元喜多方での販売数量の98%を売る、本当の地酒です。

全量手造りの麹と昔ながらの甑を使い、きめ細かく香の良いのが特長です。

おすすめ品:大吟醸 ¥3,000円

5番目の蔵元、笹正宗酒造までは遠いです。のんびりと飯豊連峰を眺めながら歩きました。

押切川や田付川でヤマメちゃんを追いかけ回したのは、、、何十年前のことでしょうか。

   

5.笹正宗酒造

1818年創業、国内でいち早く、純米酒製造・販売に取り組み、地酒ブームの火付け役になりました。

カーター元大統領が笹正宗の純米酒を気に入り、絶賛したそうです。

おすすめ品:純米大吟醸 ¥4,000円

ここは日中線の廃止線跡です。現在は公園やサイクリングロードとして活用されています。

約3km続く、遊歩道の枝垂れ桜が有名です。

   

6.ほまれ酒造

大正7年創業で全国新酒鑑評会で11回の金賞受賞歴を誇る酒蔵です。唐橋ユミさんの実家でもあります。

蔵に隣接する約1,300坪にも及ぶ日本庭園「雲嶺庵」では10種類以上の清酒・リキュール・焼酎が楽しめます。

おすすめ品;純米大吟醸 ¥3,000円

酒蔵と云うよりは酒工場です。

喜多方の名水「仕込み水」

気温が上昇しています。この名水でひと息付いて、喉が潤いました。水は清酒造りの源とも言われています。

湯殿神社に参拝しました。大きなイチョウの木です。ご自由に銀杏をお拾いくださいとのことです。

松宝山 長泉寺

7.峰の雪酒造場

「峰の雪」は俳句「四方の春慶雲燗たり峰の雪」より名付けた、飯豊の伏流水を仕込み水にした蔵元です。

おすすめ品:蜂蜜酒 美禄の森 ¥3,000円

店構えだけで判断をしてしまいました、、、若手杜氏が醸す清酒〜「美禄の森」を購入させていただきました。

7月、くろがね小屋泊時に沢水に冷やしていただくことにします。一番、口に合いました。

8.夢心酒造

「常に異なり、常に変わらない酒」をコンセプトに、原料を全て地元産にこだわり、本当の喜多方の地酒をめざしています。

おすすめ品:純米大吟醸 夢心 ¥2,500円
  

9.小原酒造

1717年の創業時から伝統を守り、最新の技術を用い、喜多方の風土・文化と共にその歴史を守り続けています。

おすすめ品:純米大吟醸管弦楽 蔵粋 ¥2,550円


10.会津錦(高郷町西羽賀)

江戸時代の大火で記録が消失したため、明治初年が創業になっています。

6代目の蔵元杜氏によって基本を大切に手抜きをせず、「真っ正直」な造りに徹しています。

おすすめ品:さすけね純米、こでらんに本醸造


11.榮川酒造(西会津町野沢)

1804年、会津藩より酒箒(酒造免許)を得て、戦国武将石田三成の末裔が醸す秘伝の酒です。

おすすめ品:大吟醸 石田治部少輔三成 ¥2,500円

おすすめ品は全て720mlの単価です。

10番目の会津錦、11番目の榮川酒造は酒蔵が遠いため、東町蔵屋敷「会陽館」で試飲しました。(Web写真)

この写真は会陽製紙蔵を改装し、4月24日に開所式を行ったものです。

喜多方ラーメンの元祖「源来軒」

4月25日にリニューアルオープンしました。喜多方ラーメンブームになって最初にお邪魔した店です。

   

約12.6kmを試飲を含め、約3時間12分で歩破しました。ゴールした喜多方駅前受付でしじみ汁をいただき、、、

抽選で「生麺 喜多方ラーメン」をゲット、、、当たりと思いきや、参加賞でした。

次の電車まで約2時間の待ち時間があります。酒でも呑むか、、、でも時間がもったいない。路線バスで会津若松へ、、、

昼食なしで歩いたため、郡山駅まで馬サラミをアテに缶チュウハイを2杯、止まらず「もりっしゅ」へ、ダッシュ!

ここで、ひとり打ち上げに生ビールを1杯、福島、いわき、喜多方などの地酒を美味しくいただきました。

ホタルイカの姿干はライターで炙って、マヨネーズを付けて食しました。まいう〜

隣に日本酒党の女性がいたので、お話しをしたところ、北海道大学の教授さまでした。出張で日大に来られたそうです。

新幹線の待ち時間を利用して、「もりっしゅ」で一杯、、、福島の地酒と郷土料理を堪能していただきました。

山爺も早く帰ればいいのに、調子こいて、10番目の蔵元の会津錦「こでらんに」を2杯、、、こでらんに!

本日のこだわりGoodsです。

会津塗りのお猪口と11の蔵元で試飲した際、いただいた王冠を収める桐製のホルダーです。記念になりました。



職場のNさんに「喜多方酒蔵探訪のんびりウォーク」のイベント情報をいただき、ひとり歩きで参加しました。

11の蔵元を巡り、イベント特製の会津塗りのお猪口で試飲すると、11合、、、1升も呑んだら、歩けない〜

本日は試飲が目的ではありません。喜多方ウォークと職場のふくしまDC企画が目的です。いいコースを案内出来そうです。

11の蔵元には一押しの酒を試飲させていただきました。これが一番、二番など、順位を付けることは出来ません。

杜氏が醸す、、、酒が一番です。今回、初めて試飲した蜂蜜酒「美禄の森」は絶品でした。

「もりっしゅ」さんで話したところ、右肩上がりとのこと。酒ソムリエ山爺もまんざらでは、、、益々自信が持てそうです。

ああ〜、忘れていましたが、参加費は¥3,000円でした。高いか、安いかは、貴方次第です。


   

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください