このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                              2014.7.27   晴れのち曇り


          口太山(843m)
           福島県 川俣町                                                          のんびり小隊


キャンプ全盛時、夏無沼キャンプ場と口太山を知り、気になっていましたが、やっと来ることが出来ました。

6時50分、大綱木地区にある口太山登山口駐車場を出発しました。写真中央が口太山です。

作業用林道はクルマ走行可能ですが、、、歩きます。この道は桑畑に続く、一本道だったそうです。

   

駐車場から歩くこと約10分でキャンプ場らしきところに到着しました。

ここに「乳清水」がありました。乳の出ない方が飲むとたちまち乳が出たとか、、、

うつしま百名山「口太山」の登山口です。登山道沿いには桜の木が植えられていました。

登山道に架かる木橋

登山道脇の木々には名前が判るように名札が付けられていますが、、、樹皮で名前は覚えられないなあ〜

猿滑りの滝

登山口にあった「乳清水」は平成16年に猿滑りの滝を水源に造られたそうです。

   

乳子岩

アオダモは野球バットの材料です。昨日の「日大東北VS聖光学院」の決勝戦は感動そのものでした。

諦めないで、登ります、、、

登山道途中から木幡山、千貫森、女神山を望むことが出来ました。

猿の首取り

この地には山陰中納言伝説があり、大猿に化けた山賊が中納言に襲い掛かり、白鹿が助けたとか、、、

「猿滑りの滝」や「猿の首取り」などの名が由来として残っているようです。

ブナの小木群が現れて来ました。

迷い平から口太山山頂まで、木洩れ日のなかをのんびりと歩くことが出来ました。

雑木の中から別な木が、、、不思議発見!

山頂はもう直ぐです。

口太山山頂です。風が爽やかです。コースタイム通り約70分で到着しました。

ひたたる汗を拭いながら、オールフリーで乾杯!

西の空の雲行きが怪しくなって来ました。福島市方面に虹が、、、8時5分、下山を開始しました。

降りは石尊神社コースを降りることにしました。急坂の登りは嫌だったので、、、

石尊神社

石の剣のようなものは石尊神社のご神体なのでしょうか。それにしても自然の造形美は素晴らしい限りです。

   

急坂にはトラロープではなく、ザイルが張られていました。雨上がりのスリップ事故は特に注意です。

ぐるりっぺで石尊神社コースに降りて来ました。山頂からここまで約1km、約25分かかりました。

登山口の広場はキャンプ場と呼ばれていますが、大綱木小学校の跡地だったのでしょうか。

口太山登山口の駐車場に戻った時、ポツリポツリと雨が、、、山頂での朝めしを止めたのが正解でした。

本日の山行も一番乗りです。早起き健康登山の効果は、、、期待出来ます、、、



口太山は「朽ち人山」や「姥捨て山」などの暗いイメージが強く、一歩下がってみていました。

昔はこの地方の重要な産業であった養蚕業も今は影をひそめてしまいました、、、

このようななか、地元の愛好会が毎年5月の第2日曜日に山開きを行って、里山を盛り上げています。

他の里山にはない植物も多くあります。トウゴクミツバツツジ、フシグロセンノウ、シラカバ、ニリンソウなど、、、

富士登山まであと1回は登って備えたいと思っています。


   

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