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2014.9.22 小雨のち晴れ
南月山(1776m)
栃木県 那須町 のんびり小隊
南月山の紅葉山行は今回で3回目になります。那須連山のなかでは1番早い紅葉期を迎えます。
那須岳登山口駐車場には7時50分に到着しましたが、小雨がパラパラ、鬼面山の稜線に虹が架かっていました。
天気予報では晴れなのですが、、、レインギアに着替え、8時35分スタートしました。
山の神の由来
この地には明治45年から昭和23年まで那須硫黄鉱山の精錬所がありました。
毎日、噴火口に硫黄の採掘に行く鉱夫の安全を守るために建てられたものです。現在は登山者の安全を守っています。
峰の茶屋跡(避難小屋)までのコースタイムは約50分です。降りの登山者は6時30分から登られたそうです。
「風が強いので引き返す」とのこと。峰の茶屋跡は雲の中です。やっぱり、ダメかあ〜
振り返ると雲間から那須町が見えて来ました。本日は期待していいのかなあ〜、半信半疑で、、、登ります。
茶臼岳からの落石に注意しながら、頭上を確認します。最近、北関東では地震が多いので、、、いつ何時落石が、、、
唯一の岩場
花名は、、、
オヤマリンドウ
峰の茶屋跡に到着しました。相変わらず風の強いところです。
茶臼岳を巻いて、牛ヶ首に向かいます。
日の出平とその奥に南月山が見えて来ました。標高は南月山より日の出平の方が約10m高いことが判りました。
茶臼岳と南月山を結ぶ稜線は「中心部噴気帯」と呼ばれています。
噴煙はジェット機のような轟音をたて、空高く舞い上がっています。硫化水素ガスは溜まっていないだろうなあ〜
姥ヶ平
岩間から見る紅葉
見頃は1週間後になるでしょうか。あとは天気次第です。
ミヤマホツツジ
ミネザクラは5月中旬に咲き、登山者を楽しませてくれます。
南月山山頂です。牛ヶ首からのコースタイムは約50分です。
背丈ほどの綺麗な笹です。
笹と紅葉のコラボです。笹は風に吹かれ、音をたて靡いています。
日の出平と茶臼岳
白笹山と沼ッ原調整池、池には水が溜まってはいませんでした。
南月山に到着するころには青空が広がって来ました。山頂をめざすは私だけ、、、
南月山山頂です。「山の神」で逢った西那須野から来た若者に撮っていただきました。
昼食には早いのですが、喜多方ラーメンにやきとり缶「とり玉」を煮込んで食べてみました。まあ〜まあ〜か。
お地蔵さまと茶臼岳です。彼方には三本槍岳、隠居倉が見えています。
南月山を振り返ると、、、こんな感じです。天までとどけ〜
本日は329枚の写真を撮りましたが、、、
帰宅後、パソコンに取り込んで編集中にこれ以降、ゴールまでの約100枚が消えて仕舞いました。
このあと、さらに青空が広がり、流石山、三本槍岳、朝日岳など素晴らしい山容を見せたかった、、、残念!
13時05分、山行計画書通り、駐車場にゴールしました。温泉は何処にしましょうか、、、迷いました。
やっぱり、北温泉です。
「天狗の湯」をひとり占めです。普段はお客さまがいっぱいで撮影は出来ません。
屋外には大きなプール?混浴の露天風呂がありました。
北温泉駐車場内に駒止の滝観瀑台が新設されていました。
2005年(平成17年)にはJRと路線バスを乗り継いで、ひとりで茶臼岳に登りました。
坐骨神経痛で歩けなった翌年のことでした、、、バス停から北温泉まで片道約1.5kmを歩きました。
駒止め滝(駒ヶ瀧)
余笹川を流れる滝で、川幅約3m、高さ約20mあります。
1740年代、ここは「北湯道」と言われ、大丸温泉から北温泉を経て、湯元温泉から白河道に繋がる道でした。
人も馬もこの滝の華麗さに見惚れ、足を止めて、滝を眺めたのが由来になったことのようです。
2009年(平成21年)9月21日、「南月山の紅葉」から帰宅し、家族で敬老の日を祝いました。
翌日、母は高熱を発し、肺炎を患い、入院しました。亡くなるまで自宅に帰っては、、、
南月山の紅葉もさることながら、、、南月山山行は想い出の山になりました。
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