このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                      2015.10.11  雨


          雁戸山
           山形県 山形市                                             仙台支社山岳部&のんびり親子隊


兼ねてより、仙台支社山岳部の登山大会には現役の頃から参加したいと考えていました。

9月末に募集があり、Y君に誘われたこともあって参加を決めました。OBもOKです。郡山地区からは3名の参加です。

郡山から新幹線で山形へ、、、山形駅改札口が集合場所です。山形地区、仙台地区を併せて8名の参加です。

参加費は保険代を含め、¥1,500円になります。

JR駅レンタカーに分乗して、笹谷峠登山口に向かいます。

笹谷峠登山口駐車場の前にはハマグリ山が聳え立っています。駐車場にはトイレ設備もあります。

晴れていれば紅葉が綺麗でしょうに、、、

あっと言う間にハマグリ山は霧に包まれてしまいました。

10時05分、雁戸山をめざして登山口をスタートしました。暫く、電波塔の管理道路を歩きます。

「尼寺跡」とありますが、それらしきものは見当たりませんでした。

雨脚が強くなったので、山形工業高校の小屋をお借りして、レインギヤを羽織りました。

薪ストーブがほんのりと暖かったので、誰か、滞在して居たのでしょう。

八丁平のお地蔵さま

小雨の降りし切る中、Y君とのんびりと歩きました。こう言う時もあります。

ちょっと歩き難い、、、沢を登っているような気がします。すると、登山道らしき道はなくなりました。

全く、登山道から離れてしまいました。道迷いです。この藪漕ぎが大変でした。

過去に道迷いを想定してコンパス、高度計、地図を持って訓練に参加したことがありました。

今回はGPSのみ持参、山と高原地図をインストロールしていますから登山道の位置は確認出来ています。

やっとの思いで登山道に出ました。道迷いなどが発生した場合には纏まって行動することが大切です。

大分、時間をロスしてしまいました。

気を取り直して、、、粘土質の滑り易い登山道を気を付けながら、登りました。

雁戸山が見えて来ました。バックにみなさまと記念撮影です。提出用の写真にするそうです。

山頂はまだ遠く、雨と風で「蟻の戸渡り」を歩くことを考えるとここで断念することにしました。

カケスガ峰で昼食です。

日本大学山形高校山岳部の遭難慰霊碑に合掌しました。

三角錐の雁戸山を望む、疲れきった顔をしています。

地蔵岳山頂のロープウェイが見えます。雁戸山は蔵王連峰に属する第四期火山の山です。

台形をした大東岳と三角錐の仙台神室です。

火葬場と呼んでいる荒れた施設内で昼食にしました。中に入るのはまだ、まだ早いのですが、、、

寒い、寒い、、、若き時代の上司Y課長から御神酒をいただきました。ほんのりと身体が温まって来ました。

降りの登山道の紅葉、足元注意で写真を撮りました。

道標はしっかりしているのに、、、何処で間違ったのかなあ〜

雨上がりの紅葉もいいもんだ。

道迷いの箇所を発見!誰も気が付かないで真っ直ぐ、岩場の沢筋を登って行きました。

右折が正解でした。でも、赤布が頭上にありましたから、、、残念でした。

三叉リーダーと山の話しをしながら、駐車場に戻ります。ハマグリ山のジグザグ登山道もはっきり見えました。

六地蔵は何処にあったのかなあ〜

伊達藩2代目の時代に笹谷峠越えの人夫があまりの寒さで荷を背負ったまま凍死しました。

その霊を慰めるためと、風雪などで道迷いしないように、道標として六地蔵が祀られたそうです。

雁戸山やハマグリ山の山野草を観にリベンジしたいものです。蔵王からの縦走もいいかなあ〜

斉藤茂吉の碑

「ふた國の生きのたづきのあひかよう、この峠路を愛しむわれは」

藪漕ぎでレインギアが破れてしまいました。

追記:WILD1で補修材を買って直しました。アイテムは大切に使いましょう!



訓練ではコンパス、高度計、地図を持って藪の中に突っ込んで行きましたが、本当に道迷いになるとは、、、

今回の反省点はGPSは持っていたものの、替えの電池や地図などを持って来なかったこと。

雁戸山の経験者がいたので、安心して頼り過ぎたことなど、、、です。

毎週、近間の山を歩いていますが、装備はしっかりとしたいものです。侮るなかれ!初心に帰るべし。


   

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