このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                      2015.1.1   晴れ


          鹿狼山(430m)
           福島県 新地町                                                         のんびり親子隊


   

2015年(平成27年)の「初日の出」を鹿狼山で迎えようと常々、思っていました。

鹿狼山(かろうさん)は郡山から約110km離れています。東日本大震災後、一度は訪れてみたいと考えていました。

途中、国道115号線の霊山付近の道路は凍結していて、開催時刻までに到着出来るか心配でした。

何とか、間に合い、、、めざす鹿狼山山頂のライトが見えました。午前6時、花火の合図と同時にスタートしました。

鹿狼山元旦登山を主催する実行委員会が豚汁やコーヒーなどを無料で振る舞っていました。

下山時にはティシュBox1箱をいただきました。お楽しみ抽選会もあったのかなあ〜

夜が明けて来ました。御来光はまだなのに下山して来たハイカーがいました。

本日は樹海コースを選んで登って来ました。コースタイムは約1.6km、40分です。もう直ぐ山頂です。

山頂の鹿狼山神社前は人、人、人でいっぱいです。

今か、今かと待ち侘びています。

実行委員会会長と新地町町長の挨拶、町議会議長の万歳三唱を終え、初日の出を待ちます。

出たあ〜、一斉に歓喜の声が、、、

2015年の初日の出

眼下に相馬港と松川浦が見えます。

   

御来光を拝し、鹿狼山神社に家族の健康を祈願しました。

まだ、、、まだ、、、曙酒造の「鹿狼山」に酔いしれているようです。

平成5年8月11日、元福島県知事の佐藤榮佐久氏が登頂記念にこの碑を建てました。税金でかなあ〜

そう言えば、日山山頂にある旭神社の書も元知事のものでした。

登山道は凍っていて登山靴でも滑ります。こどもさんを抱っこしているお父さん、気を付けてください。

親子隊はクルマに軽アイゼンとストックを置いて来ました。まだ、まだ、、、判断が甘いですね。

  

写真中央に鳥の鶏冠をしたような、、、魚のヒレのような、、、鹿狼山山頂の杉林が見えます。

東屋で朝食にしようと思いましたが、、、帰りを急ぎましょう。

樹海コースから分かれて石の階段があったので降ることにしました。鹿狼山神社の参道でしょうか。

いい感じの登山道です。

陽だまりが出来たので撮ってみましたが、、、イマイチでした。

下山道にアルプホルン演奏会場の看板があったので、立ち寄りました。

   

Yくんはトランペットを吹いていたので、1発で音が出ました。さすが〜、、、デザインはアルプスの少女「ハイジ」のようです。

登山口の鳥居の前で山爺は天を仰いで、万歳するのみ、、、でした。

地域の活性化にお酒を買いました。今晩、呑むぞう〜、白く濁ったおりがらみの純米吟醸生酒です。

後記:お酒は新地町の「ひとめぼれ」と「名水一杯清水」を使用し、会津坂下町の曙酒造で製造されたものです。

鹿狼山の登山コースは全5コースあります。下山は左から2番目の眺望コースを降る予定でしたが、、、

急勾配の上、登山道が凍結していたので中止にしました。因みに樹海コースは左端のコースです。

光る海

   

「鹿狼の湯」の駐車場からも山頂の杉林が見えました。鹿狼山は山容からアイヌ語で「オッパイ」を意味することのようです。

もうひとつは鹿と狼を連れた神さま伝説が山名の由来とか、、、時間があれば温泉に浸かり、帰宅したいのですが、、、



新年、明けましておめでとうございます。

東日本大震災後、3年10ヶ月が経過しましたが、被災地の復興は未だ遅れ、爪跡も残っていました。

それを跳ね返すような新地町の手作りの鹿狼山元旦登山に参加出来ました。昨年の女神山登山も川俣町の手作りでした。

昨年の鹿狼山元旦登山の参加者数は主催者発表で2,000名だったそうです。凄い!風評に負けないで頑張ろう。

山爺も今以上に頑張る時が来たぞぉ〜!、今以上に大変だあ〜!、時にはのんびりと歩こう〜と、、、

今年も宜しくお願い申し上げます。


   

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