このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                      2015.4.19  曇り


          湯ノ岳(593.8m)
           福島県 いわき市                                                         のんびり小隊


本日はふくしまDCのイベントで「SL福が満開ふくしま号」が磐越西線で営業運転されるため、4時に起床しました。

帰宅しても二度寝が出来ないので、、、そのまま、いわき市にある湯ノ岳をめざしました。

国道49号線を走り、6時30分、湯ノ岳パノラマラインの麓にある「丸山公園」に到着しました。

   

Webで確認した通りでした。丸山公園より約30m上った左側ガードレールのΔ型端末支柱の間が登山口になります。

案内板はありません。赤布のみです。

ちょっと不安になりましたが、、、赤布が登山道に付いているので大丈夫です。しっかりと赤布を確認しましょう。

1箇所、杉林の伐採地のなかの登山道が土砂で埋もれていました。注意して歩いてください。

とうほくトレッキングや石城山岳会の方々がイベントのため、登山道を整備してくれたのでしょう。

田場坂登山口との分岐です。

沢に2箇所、仮設の橋が架けられていました。

なだらかな所に出ました。鉄柱が立っていましたが建物らしき跡はありませんでした。

イノシシが堀散らかした跡

古木の三又に咲いていたタチツボスミレ

ここまで、約1時間歩きました。写真中央にアンテナが見えています。

タチツボスミレが登山道脇に咲いていました。イチリンソウも咲いていましたが、、、ボケてしまいました。

湯之嶽観音堂別院は磐城三十三観音第五番札所になります。

   

湯之嶽観音堂別院の裏手に第十の木戸(観音堂跡地)の指標が置かれていました。

「木戸」とは城塞などの出入口を意味します。因みに木戸銭とは入場料のことです。懐かしい言葉です。

湯之嶽観音堂別院にお参りした後、パノラマラインを上りました。左手に通信施設がありました。

右手に赤布が、、、自信がないので舗装道を歩くことにしました。山頂からの降りで第九の木戸があることに気付きました。

パノラマラインの脇に咲く、キイロケマン

パノラマラインの駐車場と展望台の案内板が見えて来ました。通信施設から約1km歩きました。

この一帯にはキャンプ場、フィッシィングスポット、自然観察ハイキングなどの施設があります。

東日本大震災後に廃屋になったのでしょうか、、、それにしてはワンちゃんが飼われていました。

東屋から展望台駐車場を望む、360°のパノラマ展望台は正面の松林のなかにあったようです。

見逃してしまいました、、、事前勉強が足りなかったようです。

東屋の脇に赤布があったので、降ると鳥居が見えました。パノラマラインに出ました。

何だ〜、パノラマラインを上って来る時にあった鳥居です。湯ノ岳山頂への登山道入口になっていました。

湯ノ岳山頂へは4箇所の登山口から登ることが出来ます。

第七の木戸(山箱石)

   

テレビ放送局のアンテナなど、湯ノ岳の山頂付近にはたくさんの通信施設がありました。

第八の木戸(経塚)、ここが湯ノ岳の山頂です。湯之嶽観音は徳一大師の創建と言われています。

この経塚も徳一大師、所縁のものでしょうか。

薄紫色のスミレ

マンリョウ?アオキ?

パノラマラインの上りでは気が付かなかった第九の木戸(灯篭場)、右手がパノラマライン、左手を降れば登山道です。

   

「七峰」の木札が、、、「いわき七峰縦走」時のポイントなのでしょう。毎年12月に開催され、今年で10回目を迎えます。

スタートは田場坂登山口〜湯ノ岳〜天狗岳〜三大明神山〜二ッ石山〜閼伽井岳〜水石山〜剣ヶ峰〜小川ダムがゴールです。

何と、上記のチャレンジコースは約37kmあります。機会があればチャレンジしてみたいものです。

パノラマライン沿いのヤマザクラは見頃を迎えていました。

パノラマラインは公道レーサーの溜まり場になっていました。不法投棄の目立つ山にもなっていました。

20代に欲しかったスカイライン2000GTR、、、でもファミリア800でした。

眼下にスパリゾートハワイアン、、、山爺には常磐ハワイアンセンターの方が馴染みがあります。

パノラマライン沿いにあるレストランやカフェは閑散としていました。東日本大震災の影響なのでしょうか。

丸山公園内にある平和観音と慰霊碑、湯ノ岳は古くから信仰の山でもありました。

養蜂箱、1箱あたりから¥○万円の収穫なので、、、凄〜い

丸山公園内にある動物園のシカさんたちは、何故か、元気がありません。

   

湯本温泉郷に来た時は「さはこの湯」に入りたいと常々、思っていました。飯坂温泉の鯖湖湯のイメージがあります。

常磐+磐越自動車道を利用すれば12時までに帰宅出来ます。ひとっ風呂浴びて行くことにしました。

純和風漂う「さはこの湯」、さはこの門と火の見櫓を配置した江戸時代末期の建物様式は湯本温泉郷のシンボルです。

第七の木戸の指標に「三箱石」とありました。「ハコ」は古代朝鮮語で「神」を意味するそうです。

「さはこの湯」の由来は、、、「神の湯」とのことなのでしょうか。入浴料は¥230円で、源泉は59.7℃の硫黄泉です。



東日本大震災は3月11日で4年目を迎えました。今年こそは震災の日に「いわき市」を訪れたいと思っていましたが、、、

当日は雨降りの風速10m/秒の天気予報なので取り止め、、、本日になってしまいました。

今だ、行方不明者がたくさんいます。何も出来ませんが、湯ノ岳の山頂から海に向かって、黙祷し、手を合わせました。


   

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