このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                     2016. 2.24  晴れ


          磐梯熱海湯めぐりハイキング
           福島県 郡山市                                                            のんびり小隊


   

本日は郡山駅9時40分発の磐越西線に乗車し、磐梯熱海駅で下車、蓬山遊歩道を歩きます。

前々日、太田熱海病院の予防医学センターで人間ドックを受診した際、緑風苑でご当地マップを入手しました。

マップ名は「♨あたみグルグルやっほー♨」です。これは、行かない訳には行かないぞぉ~

電車に乗車するや否や、、、まずは一杯、、、

磐梯熱海駅で下車したのは、、、何時の日か、記憶にございませ~ん。

仕事で下車したこともありませんでした。

   

磐梯熱海駅前の足湯、湯温は程良い温かさでした。

   

磐梯熱海の温泉街には3箇所の公衆浴場があります。ひとつ目は「湯元元湯」です。

古びた風情が何とも言えません。5時30分から20時まで営業しています。

ふたつ目は「錦星公衆浴場」です。戸が閉まっていました。16時から入浴が出来ます。

若松屋には有栖川宮や土方歳三が来館した歴史があります。

温泉神社、「萩姫まつり」には萩姫の舞を観ることが出来ます。

誰もが楽しめるイベントが満載だそうです。萩姫まつりは毎年8月9~10日に行われます。

丸森発電所、磐梯熱海には水力発電所が3箇所あります。他は沼上発電所と竹ノ内発電所です。

沼上発電所は東北初の長距離送電で郡山市の産業発展はここの電力のおかげと言われています。

電気自動車のチャージングが出来るホテルもありました。

廃墟となったホテル、第一磐西荘や第二磐西荘も遠い日になくなってしまいました。

   

萩姫ふれあい通りから蓬山遊歩道に入ります。入口には駐車場があります。

良く整備されている蓬山遊歩道

こんな寒い日でも、歩いている人がいました。山爺もですが、、、

ケヤキの森の「あがりこさま」、ケヤキのコブは珍しいとのことです。

この一帯には樹齢300年余りのケヤキの巨木が77本あります。新緑の頃はマイナスイオンがたっぷりでしょう。

   

ケヤキの森の御神木「天空のケヤキ」、「ニホンミツバチ注意!」の看板もありました。

ニホンミツバチを探したのですが、居ませんでした。この穴を巣にしているのでしょうか。

ニホンミツバチはスズメバチを遣っ付けるほどの、、、凄いヤツです。

この石畳の遊歩道は滑り易いかも、、、

東屋があったので立ち寄りましたが、展望はありません。

東屋までの急な階段、傍を沢が流れています。

桜の咲く頃に歩いてみると良いでしょう。清稜山倶楽部脇がもうひとつの入口になっています。

源泉神社、ここでも萩姫まつりのイベントが行われます。

手水に「深沢の名水」が使われていました。

ケヤキの森入口にある足湯

温泉水を蓄えている貯湯槽、左隣には蓬山遊歩道の駐車場があります。

山の半分を削り取られた山、可哀想、、、

右折すると、旧国道49号線です。真っ直ぐ進むと、安子ヶ島林道の道標がありました。

線路の向こうの山も削り取られていました。

無職なのに、Nikonの18−200mmの交換レンズを衝動買いしてしまいました。

水準点は道路、河川、鉄道などの正確な高さの値が必要な工事で測量の基準となるのもです。

歩かなければ判りませんでした。

庚申塔、「文政」の年号が刻まれていました。

文政年間は1818~1830年で徳川家斉(11代将軍)の時代です。

庚申塔は街道沿いに道標として置かれたり、村の境目に建立されました。

萩姫伝説と五百川

南北朝時代の建武の頃、京に住む萩姫は難病に苦しんでいました。

夢の中で「京より東北へ五百本目の川岸に霊泉あり」との神託があり、侍女を伴い、この地に来ました。

五百本目の川が「五百川」の由来で、萩姫は二年間程滞在した後、難病が完治し、都に戻ったとか、、、

国道49号線のバイパスが出来、クルマの往来が少なくなりましたが、「ジャンボとんかつ」は健在でした。

本日は定休日でした。がっかり、、、です。

三つ目の公衆浴場は「宝の湯」です。ここも戸が閉まっていました。16時から入浴が出来ます。

湯元元湯に入って帰ろう~と。

人間ドック受診後、緑風苑の温泉に入り、昼食を摂りました。(♨+食事付きの日帰りドックです。)

ラウンジから川向に蓬山遊歩道が見えたので、本日、雪のない磐梯熱海を選んで散策しました。

流し撮りをしてみたのですが、、、

栄楽館の足湯「お美あしの湯」

磐梯熱海駅に戻って、上り電車の時間を確認してから湯元元湯で温まりました。

入浴料は¥500円です。時間が経つに連れ、料金が¥250円、¥200円と安くなります。

磐梯熱海温泉の全盛期はお客さまが大勢来られた時、花火を打ち上げて歓迎したそうです。

郡山駅まで約18分乗車します。先ずは一杯、、、純米酒とマイカップを持参して来ました。

郡山市八山田地区に磐越西線の新駅が出来ます。(車窓から撮影)

郡山駅到着後、駅ナカの「もりっしゅ」で二杯呑んで帰宅しました。充実した6時間でした。



退職をしてから初めて、人間ドックを受診しました。結果は良好、、、テストで「優」を取った気分です。

前回、100cmあったウエストが86cm、体重は12kg減の72kgでした。それも、「半年間で!」と言うと、、、

医師も看護師もびっくり、「無理しないでください。」と言われてしまいました。今年の目標は69kgです。

目標はさて置き、、、磐梯熱海の蓬山遊歩道は時節外れでしたが、まだ、まだ、知らない見どころがありました。

歩かないと判らない珍百景もありました。時間を見付けては近間の山を歩き続け隊と思います。


   

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