このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                    2016. 3. 9  曇り


          飯坂湯めぐりウォーキング
           福島県 福島市                                                            のんびり小隊


   

前日の気温は16℃、暖かいので農作業の準備をしましたが、、、雨の水曜日になってしまいました。

何処を歩こうかなあ~、福島交通飯坂線「いい電」に乗車して、温泉街を歩くことにしました。

郡山駅10時08分発のE721系一般形電車に乗車、まずは一杯、二杯と、、、本宮駅から雨が雪に変わりました。

松川駅~金谷川駅間では33‰の線区に纏わる事象を思い起こしながら、、、福島駅へ。

   

福島駅に到着し、番線を移動しました。東北本線は満席でしたが、、、地元密着のローカル線です。

運賃はバスの「NORUCA」で精算しました。便利ですねぇ~ もう、雨は止んでいました。

   

飯坂線は1991年(平成3年)、旧形車両17両を廃止にしました。

同時に7000系電車を東急電鉄から16両譲渡され、架線電圧を750Vから1500Vに昇圧し、運転を再開しました。

   

1982年(昭和57年)、飯坂温泉駅を移転したことで、線路が0.1km短くなりました。

駅ナカには八百屋さんがありました。ローカル線はいいですねぇ~

   

十綱橋は飯坂温泉のシンボルです。摺上川に架かる日本最古級の鋼アーチ橋だそうです。

橋の両端を10本の籐の綱で結び、板を渡して、その上を歩いたのが十綱(とつな)の由来とか、、、

飯坂温泉駅前広場には松尾芭蕉さんが佇んでいました。「奥の細道」ゆかりの地でもあります。

左脇には日本で初めて確認されたラジウムに由来した「ラジウム玉子」のモニュメントがありました。

飯坂温泉観光協会で情報を入手し、マップ「湯ったりいいざか、歩いて発見 温泉情緒」をいただきました。

本日はこのマップに沿って歩いてみましょう。約1.7km、所要時間約120分のコースです。

   

昼食は飯坂ラーメンにしました。万来めんを注文しました。広東風の醤油ベース、細ストレート麺でした。

円盤餃子などの有名店は17時からの営業です。温泉街ですから、、、確認してから、お出掛けください。

   

ゆざわ芭蕉の道公園、公園の上部に芭蕉が歩いたとされる道があります。

壁面には白河~飯坂まで芭蕉が歩いたイラスト画が貼られていました。

古館公園、伊達朝宗の四男・伊達為家が築いた館(城)跡です。湯山城とも呼ばれています。

伊達朝宗は鎌倉時代の御家人で伊達宗家初代当主です。伊達政宗はまだ、まだ、後世になります。

飯坂温泉観光会館「パルセいいざか」

「けしまんじゅう」はけしの実とこし餡のまんじゅうだそうです。

八幡の湯、入浴料は¥200円、営業時間は6:00~22:00

   

八幡神社は後三年の役で源義家が奥州征伐の際、必勝祈願のために勧請したと伝えられています。

信夫山の護国神社の境内にもあった「さざれ石」が鳥居脇にありました。

八幡神社の秋の例大祭はその迫力から「けんか祭り」と呼ばれています。ド迫力だそうです。

日本三大けんか祭りは大阪・岸和田の「地車祭り」、秋田・角館の「飾山ばやし」、「飯坂けんか祭り」です。

   

境内にある山ノ神に山行の安全を祈願、羽黒神社の大わらじのようです。

信夫三山めぐりの際、目にした信達札所がありました。ここは信達第十二札所 浄土宗「満願寺」です。

コロッケや唐揚げで有名な川又食肉店

旧堀切邸は江戸時代から続いた豪農・豪商の旧家です。

福島県内で最大で、最古の土蔵や近代和風住宅など歴史的価値の高い建物が現存しています。

この門の手前に「堀切」さんの家の表札がありました。末裔かなあ~

邸内にあるお洒落な足湯

邸内からホテル聚楽の看板が見えました。懐かしい~

鯖湖湯です。飯坂温泉で一番古い湯です。1689年に飯坂を訪ねた芭蕉がこの湯に入ったとか、、、

入浴料¥200円、営業時間は6:00~22:00

厚樫山の帰りに入りましたが、熱くて、熱くて、浸かれませんでした。今回はパスします。

鯖湖神社

身体の癒したい箇所に温泉水をかけると良くなると言われている「泉仏 お湯かけ薬師如来」が祀られています。

芭蕉と曾良 入浴の地

蔵づくりの「なかむらや旅館」は平成10年、国指定の有形文化財に登録されました。

いい感じの採進堂酒店さん

福島信用金庫さんの建物は街並みに合わせたようです。憎いねぇ~

   

波来湯は約1200年の歴史があります。太鼓やぐらを設けた和風の外観が特徴です。

飯坂温泉駅から直ぐなので入って行くことにしました。入浴料¥300円、営業時間は6:00~22:00

熱い湯(?℃)と温い湯(42℃)があります。熱い湯はビリビリでした。



後記

薫小学校4年生の時の学習旅行は飯坂温泉でした。何故か、千人風呂に入ったことを覚えています。

現在、千人風呂はどうなったか、Webで検索してみました。

千人風呂の大きさは、縦が12.6m、横が6.3m、深さが1.2mの大浴槽でした。

1917年(大正6年)頃に開業したとみられますが、老朽化に伴い、昭和末期に営業を縮小しました。

そして、平成13年に歴史の幕を閉じました。現在は旅館の駐車場になっているとか、、、

建物はなくなっていますが、混浴で、クラスの女の子も入っていました。想い出は記憶に残るものです。


摺上川沿いにある波来湯公園、温泉水の効能にあやかった「薬師如来」や「乙和の清水」跡があります。

奥の建物は足湯に併設された「波来湯分湯槽」です。

元職場の社員のお嬢さんが「ミスピーチ」なので撮ってしまいました。震災から五年目を迎えようとしています。

「花ももフリーきっぷ」のラッピングカラーの電車がありました。この電車で帰りましょう。

車窓から桃の木の選定作業を眺めることが出来ました。山爺も今年から本格的に「モモ」と「ブドウ」を遣ります。

飯坂線は桜水駅構内に車庫があります。えぇ~、まだ、呑んでいるのぉ~

飯坂線の営業距離は9.2kmで12駅あります。

福島駅~飯坂駅までの運賃は¥370円、所要時間は約23分で運行しています。

   

乗り換え時間が短いので走りました。喉が渇いたので、ウーロン茶(割り)を呑みました。

帰りの電車は超満員、缶酎ハイは恥ずかしいので、、、魔法瓶を用意して来ました。これなら判らないだろう、、、

   

郡山駅到着後、、、

帰宅までのバスの待ち時間に駅ナカの「もりっしゅ」で早々と晩酌セットを呑んで本日を締めました。



磐梯熱海、会津若松、そして飯坂と、3週連続の「電車でGo!」です。

山はスギ花粉が飛び交い、天気は今一、、、こんな日は電車に限ります。のんびりと車窓を眺め、呑んで、、、

歩いて、、、観て、、、時間があれば、大鳥城跡や花ももの里まで足を伸ばすのもいいでしょう。

実は左足首と右膝の状態が良くありません。痛みは殆どありませんが1月6日以前の状態ではありません。

温泉治療もいいかな~と思い、足を運んだのですが、2ヶ月を過ぎても100%完治していません。

本格的な山シーズンを前に無理をしない程度のトレーニングで完治をめざします。


   

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