このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                2017.9.4~5          晴れ


          吾妻小富士&一切経山
           福島県 福島市                                                      藤沢ML会+のんびり小隊


藤沢ML会のみなさまとは2009年(平成21年)10月の安達太良山山行からご一緒させていただいています。

今回は吾妻小富士&一切経山山行(魔女の瞳)を楽しんでいただき、観光(温泉&グルメ)を兼ねた山旅にしました。

みなさまとは郡山駅新幹線改札口で待ち合わせ、、、A会長、「いらっしゃい!」

これから、レンタカーで浄土平まで移動します。

郡山駅~国道4号線~岳街道~土湯峠温泉郷~磐梯吾妻スカイライン~浄土平、駐車場には11時30分に到着しました。

ちょっと、肌寒いですが、2日間の天気は晴れマークで雨の心配はありません。浄土平レストハウスで昼食にしましょう。

その前に、福島桧工房さんにご挨拶、H社長から「桧」の効能を聞き、日本酒を試飲させていただきました。

浄土平レストハウス2Fのレストラン「サペレ吾妻」で昼食です。

会津地鶏の「ソースカツ丼」をオーダーしました。昨年は裏磐梯レークリゾートホテルの「ソースカツ丼(豚)」でした。

寒さも和らぎ、青空が顔を出し始めました。

   

お腹もいっぱいになったことだし、、、明日の足慣らしに吾妻小富士の御鉢巡りに出掛けましょう。

本日は風がないので、穏やかな御鉢巡りが出来そうです。

昨年の10月、初めて吾妻小富士の御鉢巡りに挑戦しましたが強風のため、この辺りで撤退しました。

信達平野の真ん中に信夫山が浮かんでいるかのように見えます。

吾妻小富士のピーク手前の急登を登ります。一切経山やラクダ山は雲に隠れています。

吾妻小富士のピーク(1707m)です。安達太良山より7m、標高が高いです。

御鉢の縁をのんびりと歩く

福島駅は何処かなあ~、毎年4月頃、ピークの東斜面に「雪うさぎ」が現れます。「種まきうさぎ」とも言われています。

雪うさぎ雪渓は耳が約85m~、頭が約250m、胴が約300mあるそうです。

鉄山、箕輪山、鬼面山が良く、見えます。

火口の直径は約450mあります。

前方の岩は溶岩流が何層にもなって固まったのでしょう。

大穴噴火口にズームUP、三箇所から噴煙が立ち昇っています。

眼下に浄土平キャンプ場の管理棟と赤い屋根の「吾妻小舎」が見えます。

火口壁に松が生えていました。白い花はヤマハハコです。

東吾妻山火山群は約28万年~10万年前に山体雪崩を起こし、浄土平を火口底する馬蹄形のカルデラを形成しました。

浄土平ビジターセンターは昨年9月からの改装工事が終了し、リニューアルオープンしました。

館内には浄土平を取り巻く自然や吾妻山の散策コースを展示、紹介しています。

このあと、14時、浄土平から土湯峠温泉郷の野地温泉ホテル(日帰り入浴)に向かいました。

途中、磐梯吾妻スカイラインから猪苗代湖が見えました。磐梯山山頂に噴煙のような雲が掛かっています。

16時、本日宿泊する「吾妻小舎」に到着しました。先ずは再会を祝し、部屋呑みで「乾杯!」

   

18時、夕食タイムです。本日は私たちのみの「貸切」です。残さず全て完食、美味しゅうございました。

部屋呑みを再開し、20時30分には、、、グォーグォー



そして翌日、、、

   

「昨夜はよく眠れましたか。」「怪獣は出ませんでしたか。」

吾妻小舎は1934年(昭和9年)にオープンした歴史ある山小屋です。

登山やスキーがレジャーとして盛んになり、鉄道省仙台鉄道局(旧国鉄)が2,800円を投じて建設したそうです。

昭和14年1月、深田久弥氏が宿泊し、「五色から沼尻へ」の紀行文を残しています。

その中に「仙台鐡道局、ご自慢のこの小舎はスキー小舎としては贅沢で、下手な田舎の宿屋よりましだ。」とあります。

管理人の高橋さんからヤエハクサンシャクナゲ(ネモトシャクナゲ)の説明を聞きました。福島県の県花になっています。

浄土平駐車場に到着すると、、、いつの間にか、運転席のウインドーに「無事カエル」がへばり付いていました。

本日は時間がたっぷりあるので、のんびりと歩きましょう。

台風15号が小笠原諸島に停滞していましたが、、、11日前からのGPV気象予報で本日の「晴れ」を予測していました。

Sさんは浄土平湿原のお花畑に魅入り、シャッターを押し続けていました。

木製の階段を登りきると、酸ヶ平です。

木道脇にはクロマメの木がたくさん、、、実を食べてみましたが、まだ、酸っぱいです。

酸ヶ平分岐で休憩し、このコースで一番歩き難い、ザレ場を登ります。振り返ると鎌沼が見えました。

木の根をじっくりと見ると、、、「自然のアート」は凄いですねぇ~

ザレ場を登りきると、現在、通行禁止となっている直登ルートとの分岐になります。

東吾妻山に雲の影が覆い被さって来ました。山全体の緑色が刻々と黒色に変化して行きます。

昨日、御鉢巡りをした吾妻小富士はフジツボのようです。

   

一切経山山頂はもう直ぐです。いい天気に恵まれましたねぇ~

「魔女の瞳」は何処ですか。早く観てみたい!

Mさんが石を積み上げています。一切経山の標高がさらに高くなりました。

藤沢ML会のみなさまを待っていた「魔女の瞳」です。

美魔女と美男子

西吾妻山をバックに記念撮影

時折、厚い雲が流れますが、、、雨は降らないでしょう。

鎌沼は草刈り鎌の刃のような形をしています。ここから観る景色も素晴らしいです。「吾妻の庭園」です。

鎌沼を巡り、「吾妻の庭園」を紹介しましょう。

たおやかな東吾妻山

近づいても、逃げずにマガモの雌3羽がじゃれあっています。

鎌沼を見下ろすことの出来る木道でコーヒータイムにしました。

山爺いち押しのプレミアムな景色を観ることが出来るのですが、、、時期が早かったようです。

木道にササが覆い被さっています。落ちないように注意して歩きました。

左が前大巓です。

エゾオヤマリンドウ

木道の補修工事が行われていました。みなさまのおかげで自然と安全が守られています。

吾妻小富士と樋沼、いい時間帯に予定通り、降りて来ることが出来ました。

もう、秋はここまで降りて来ています。

先月、浄土平湿原に咲く、トンボソウなどの絶滅危惧種が盗掘されました。

湿原に約100箇所の穴があったそうです。持ち帰って、植えても根付きません。犯罪です。止めてください。

このあと、浄土平のレストハウスでお土産を買い、高湯温泉「あったか館」の半露店風呂に浸かりました。

昼食は胡々里庵で「辛味大根蕎麦」を2種類のタレで食し、帰路に着きました。



今年の6月、「藤沢ML会と行く、魔女の瞳に逢う山旅」を企画しました。

3ヶ月先の天気は判りませんが、、、山行を9月4~5日に決めました。天気恵まれて本当に良かった。

12月には藤沢ML会主催の「明神ヶ岳&忘年会」に参加させていただくことになりました。

RowRow介護のストレスなのか、現役時の体形に戻ってしまいました。体調管理不十分のためか、、、

まだ、右アキレス腱に痛みがあります。早々に完治させて、秋の山(紅葉)を楽しみたいと思います。


   

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