このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                            2017.10.14    曇り時々晴れ


          栗駒山
           宮城県 栗原市・岩手県 一関市                                              WILD1+のんびり小隊


   

2015年(平成27年)9月、栗駒山の紅葉を観に須川湖キャンプ場をベースに山行を計画しましたが、、、

生憎の異常気象のため、撤退し、「観光&温泉巡りの旅」に変更した経緯があります。

今回は「WILD1」さんの登山教室に参加し、いわかがみ平~栗駒山山頂~須川高原温泉まで縦走します。

いわかがみ平駐車場から宮城県栗駒レストハウスまでの間に「東栗駒コース」への分岐がありました。

いわかがみ平駐車場は満車です。満車時は「旧いこいの村跡地」の駐車場からシャトルバスが運行されます。

撫養宮城県栗駒レストハウスの受付にリーダーが登山届を提出し、各自、出発の準備をしました。

まぼろし製菓本舗さんの「あわ入り饅頭」を試食させていただきました。美味しゅうございました。

下山口が須川高原温泉なので、、、済みません。

東栗駒山山頂をバックに記念撮影、まだ全員集合していませんが、本日の参加者はスタッフを含め、20名です。

   

いわかがみ平駐車場の標高は1113mです。「中央コース」登山口付近の紅葉は最盛期を過ぎたようです。

例年、栗駒山の紅葉は9月中旬~下旬が見頃と言われています。

雲が流れ、時折、栗駒山の稜線が見え隠れします。

隊列を組んで歩くのは「ヒマラヤ山楽会」以来となります。ここでも山爺は最後尾を歩きました。

正面に栗駒山山頂が見えます。

栗駒山山頂にズームUP

隊列の後ろを歩く、ニコン女子です。中央コースの前半は石畳の比較的歩き易い登山道になっています。

所々で休憩を取りながら、雲の切れ間から見える紅葉を楽しみました。

本日のGPV気象予報は雲の少ない天気の筈ですが、、、午後に期待しましょう。

この企画で初めて、お逢いする方々ですが、、、おしゃべりをしながら、のんびりと歩きました。

栗駒山山頂直下の階段登りです。今回、アキレス腱炎症の対策に秘策を講じて来たので、、、大丈夫でした。

東栗駒山への分岐です。栗駒山山頂までは約200mあります。

もう直ぐ栗駒山山頂です。相変わらずの天気です。

   

リベンジと言うほどではありませんが、念願の栗駒山山頂に立つことが出来ました。一等三角点にタッチ!

駒形根神社 嶽宮です。東奥の一の宮とも、日の宮とも称された古社です。

2年前、栗駒山山頂をめざした時、ベースキャンプを設営した須川湖が写真中央に見えます。

   

本日の昼食はカマンベール&クルミ入りのパンと完熟トマトスープパスタです。

バーナーを持ち歩かなくても、サーモスの山専ボトルで充分です。

鳥海山、待っていて頂戴!

山頂付近は昼食を済ませた人、人、人で溢れていました。

秣岳(まぐさだけ)を見ながら、下山を開始しました。

溶岩ドーム、硫黄臭、噴煙など、、、大地の躍動を感じさせます。

本日の温泉「栗駒山荘」をズームUP、右端の須川高原温泉駐車場は満車です。

稜線上に奇岩がありました。天狗岩です。見る角度によって天狗に見えるようです。

2008年(平成20年)の岩手・宮城内陸地震により、山体南東麓に大規模な地滑り発生しました。

この影響で宮城県側の須川、駒の湯、温倉などの温泉は休業や廃業に追い込まれる被害を受けました。

登山道も地震による被害を受け、裏掛(新湯)コースは崩落により通行禁止になっています。

天狗平です。四方向への分岐点になっています。栗駒山山頂への登山道は約10コースあります。

道迷いにならないように、方位盤が設置されていました。

賽走り付近の登山道は岩だらけです。足元に注意しながら、降りました。

降りの須川コースの大半はぬかるんだ登山道でした。

岩手県側から見た栗駒山の稜線です。

栗駒山の別名を1.須川岳、2.酢川岳、3.大日岳、4.駒ヶ岳とも呼ばれています。

胸突坂を降ると昭和湖が見えて来ました。唯一、登山口以外にトイレが設置されている所です。

昭和湖は1944年(昭和19年)の小規模噴火で出来た火口湖です。ここを新噴火口と呼んでいます。

登山道の右手に地獄谷が現れました。風のない時は立ち止まらないように注意しましょう。

正面の紅葉が綺麗でした。

ゼッタ沢の渡渉箇所です。ゼッタ沢は昭和湖から流れています。

ゼッタ沢に滝が現れました。滝壺は硫黄泉質の天然温泉になっているのかなあ~

ぬかるんだ登山道を降ると、名残ヶ原が見えて来ました。草紅葉がいいですねぇ~

苔花台です。産沼コースとの分岐点になっています。

名残ヶ原の分岐が見えて来ました。

草紅葉の中を歩くのは、9月の尾瀬沼、10月の月山に次いで3回目になります。

名残ヶ原から栗駒山山頂を望む、窪んだ所が天狗平で、天馬尾根(秣岳)コースへと続きます。

本日はゼッタ沢コースを降り、須川高原温泉にゴールする予定でしたが、時間があるのでコースを変更しました。

左手は剣岳(旧噴火口)です。剣岳は約11万年前に形成された溶岩ドームです。

賽の磧です。バックは湯気山でしょうか。

いい感じ、、、本日の一押しかなあ~

地獄釜と呼ばれる釜底を歩きました。

須川コースの登山道の中で最悪の底なし悪路を飛び跳ねて歩きました。

地獄釜(旧噴火口)です。

下山口の須川高原温泉です。大日岩の下には大きな露天風呂があります。この温泉もいいですねぇ~

栗駒山荘での入浴後、、、

国道342号線を挟んだ向かい側にある「民芸くりこまや」さんへ、おもしろいお土産がたくさんありました。


後 記

10月28日、WILD1店舗内で開催された「GPS講習会」に参加しました。

その際、Y店長にお願いして、集合写真をいただきました。



山用品を見に、「WILD1」さんへ行ったところ、「栗駒山トレッキング」募集のパンフレットがありました。

この企画は栗駒山縦走が出来るので、すぐさま予約・申し込みをしました。

ひとり登山の山爺はピストンが主なので、、、山をじっくりと歩いた気分になりません。満足感が足りないのかなあ~

ヒマラヤ山楽会の山行は殆ど縦走でした。山の大きさ、懐の広さを感じさせる山行が楽しみでした。

今回、この企画を知り、参加出来たことはラッキーだと思いました。

年に数回ある企画(登山教室)を楽しみに、次回も参加したいと思います。紅葉の最盛期にまた、栗駒山に登ります。


   

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