このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                          2017.7.23                曇り時々雨


          三ツ峠山
           山梨県  富士河口湖町                                                YRLSG会+のんびり小隊


本日はYRLSG会のみなさまと三ツ峠山に登ります。

前日、郡山駅23時50分発のJRバスに乗車し、郡山駅~東京駅~立川駅へ、立川駅で待ち合わせです。

時間があるので、立川駅周辺を散策しました。

「くるりん」は市の花「こぶし」のようなしっぽとピンク色したくるくるほっぺがチャームポイントです。

多摩都市モノレール1000系電車

走行機器はVVVFインバータ制御(IGBT素子)、回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキです。

ATOを備えた、ワンマン車両です。昔々、サンリオピューロランドへ行ったことを想い出しました。

車窓から藤野に点在する屋外アートオブジェを望むことが出来ました。

   

大月駅で富士急行線の6000系電車に乗り換えます。左の車両は8000系「フジサン特急」です。

6000系電車はJR東日本から205系電車を譲受し、改装した車両です。貫通戸の暖簾がいいですねぇ~

5000形「トーマスランド号」と6000系と富士山、富士山山頂が見えて良かったなあ~

8500系「富士山ビュー特急」、2016年(平成28年)4月23日 営業運転が開始されました。

還暦富士登山、リベンジ富士登山から4年が過ぎたのですねぇ~、早いものです。

夏休み期間の休日なのに、河口湖駅前は閑散としていました。富士山5合目スバルライン行きも、、、

路線バスに乗車し、三ツ峠登山口に向かいます。

河口湖駅~三ツ峠登山口BSまでの乗車時間は約30分、SUICAも使用出来ます。

路線バスはさらに終点の「天下茶屋」に向かいます。天下茶屋SBからも三ツ峠山をめざすことが出来ます。

三ツ峠登山口まで舗装道を歩きます。

昨年末の高尾山の「ダイヤモンド富士」ではお世話になりました。

三ツ峠登山口です。駐車場にトイレが併設されています。

三ツ峠山には2軒の山小屋があります。登山道は荷揚げ用も兼ねているので道幅があります。

ノリウツギ

何時の時代に積まれた石垣なのでしょうか。崩れ欠けていました。

近況を話しながらのんびりと歩く

帰りに三ツ峠グリーンセンターの「ふれあい館」に立ち寄り、温泉に浸かります。

何のタマゴでしょうか。

クガイソウ

登山道に咲く、山野草を撮りながら、、、

ヤマオダマキ

シモツケ

ウスユキソウ

カイフウロ、三ツ峠山で最初に発見されました。

オオバギボウシ

山野草を愛でながら、のんびりと歩いて来ました。もう直ぐ、三ツ峠山荘です。

カチカチ山ロープウェイからの分岐です。早くも下山する登山者と擦れ違いました。

三ツ峠山荘のテラスから富士山を望む。

三ツ峠山(開運山)山頂が見えて来ました。

展望地に到着、少し、雨がぱらついて来ましたが、、、大丈夫でしょう。

プロ&アマチュアのカメラマンは山小屋を利用して、「富士山の四季」を写真に収めているようです。

山爺がもっと自由になれば、数日間、富士山に張り付くことも出来るのですが、、、

「黒富士」と名付けてしまいました。「雲よ!このまま、じっとしていて頂戴。」

遥か彼方の八ヶ岳を指さしています。

三ツ峠山の山頂直下には新たに階段が設けられていました。

本日の一押しかなあ~

2006年(平成18年)11月、2010年(平成22年)2月、そして今回、3回目の登頂です。

3回共に富士山山頂を望むことが出来ました。ラッキーでした。

雨が降って来たので戻りましょう。滑り易いので注意して降りました。

四季楽園さんのベンチを¥100円/1人でお借りし、昼食にしました。ビール&ソーセージで乾杯!

郡山から「寫楽」を冷やして持って来ました。高尾山の二の舞にならないように、、、しましょう。

ツマミは「鯉くんせい」です。郡山は県内一の鯉の産地です。現在、「鯉の街 郡山」で売り出しています。

福島県の鯉の養殖生産量は全国第2位です。これも猪苗代湖(安積疎水)の恩恵を受けた産業のひとつです。

「鯉くんせい」のお味はと言うと、、、淡泊な白身魚に燻煙をかけたようなもので、話題性はありますねぇ~

四季楽園のベンチから屏風岩に取り付いているロッククライマーにズームUPしました。

雨脚が強くなったので、屏風岩のロッククライマーたちが戻って来ました。

事故が起きないうちに中止にする判断は正解でしょうね。私たちも気を付けて降りましょう。

屏風岩直下に差しかかった頃、ズームUPしたロッククライマーが降りて来ました。

屏風岩付近にはウチョウランが自生しているようです。ウチョウランは岩壁の湿った土などに咲く、絶滅危惧種です。

持ち帰り、庭に植えても根付きませんから、盗掘は止めましょう。

コオニユリ

西国三十三ヵ所観音文字塔

三ツ峠山は奈良時代、役の小角によって開かれた修験の山として伝えられています。

明治維新の廃仏稀釈まで信仰の山として栄えて来ました。関東地方では富士山に次ぐ、霊山だそうです。

岩場に咲く、イワシャジン

練習のためにハーケンを打ち込まれた岩

神鈴権現社(みすずごんげんしゃ)はこの奥にあるようですが、見当たりませんでした。

一字一石供養塔

雨が上がりました。本日の雨量は少ないだろうと予想し、百均のレインコート(使い捨て)を持って来ました。

何かの役に立つかも知れないと思い、ザックの中に入れています。

八十八大師、三ツ峠山には石仏、石碑などが数多くあり、信仰の厚さを物語っています。

愛染明王塔

馬返し、今回は降りにこの登山道を利用しましたが、案内板に「ジグザク続きの急登」とありました。

O部長の股のぞき、左脇にある赤松の木の二股から覗くのが正当のようです。

股のぞきから観る富士山、山頂に傘雲がかかって来ました。

歩き難い登山道はここで終わりました。登りに利用しなくて本当に良かった。

達磨石、ボン字で「アーク」の文字が刻まれています。大日如来を表してします。

脚が痛いのに、、、いい感じなので撮ってみました。

神鈴の滝遊歩道は三ツ峠山登山道にもなっています。

神鈴の滝は全長約400mの一枚岩を流れる柄杓流川の清流です。下流で桂川と合流し、相模湖の水源になっています。

三ツ峠山山頂まで約4.2kmです。初回、訪れた時は「憩いの森」から登りました。紅葉が綺麗でした。

山祗神社、無事下山出来ました。このあと、三ツ峠グリーンセンター「ふれあい館」の温泉に浸かりました。

レトロな駅舎ですねぇ~

筋肉痛に堪えながら、速足で歩いて来ました。16時21分発の富士急行ホリデー快速富士山2号に間に合いました。

往路の車窓から三ツ峠山山頂が見えていましたが、、、今は雲の中です。いい時に登りましたねぇ~

昼食時に残しておいた「寫楽」を車内でいただきながら、いざ、西国分寺へ。

西国分寺駅改札でJさんのお出迎えがあり、びっくりしました。Jさんの行き付けの店で反省会、、、自粛、自粛。

帰路の新幹線は満席で居眠りすることなく、予定通り、自宅に着くことが出来ました。



翌日、YRLSG会のみなさまから開荘祝いに「観葉植物」をいただきました。感激でした。ありがとうございました。

また、Aさんから重厚な座卓囲炉裏をいただきました。早く、自在鈎を完成させよう~と。

   

ククサを作り始めてから7作目になります。今回、デザインを変えてみました。記念日にKさんにお挙げしました。



7月22日~23日、YRLSG会のみなさまに「呑味里山荘」を利用していただき、翌日、月山を予定していました。

しかし、異常気象で天気が不安定なため、急遽、月山山行を中止し、比較的、天気の良い、三ツ峠山を選んだ次第です。

3回目の三ツ峠山山行でしたが、いずれも、同じ時節ではなく、山野草などの自然の趣を楽しむことが出来ました。

「呑味里山荘」をベースに福島の山、東北の山を発信して行きたいと思います。


   

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