このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり過ごし隊


 新甲子遊歩道 【2018.10.17】 曇り                                    自然観察の会ふくしま+のんびり小隊
    福島県 西郷村


国道289号線(甲子街道)と甲子大橋・甲子トンネル、写真中央に甲子山が顔を覗かせています。

本日は「自然観察の会ふくしま」のみなさまと、阿武隈川源流の観察会に来ました。

その前に、紅葉の写真を撮りに来たのですが、、、天気は曇りで、木々の彩りも冴えませんでした。

   

ここは阿武隈川源流にある新甲子遊歩道です。(全長2.2km、所要時間約1時間30分)

   

早速、新甲子遊歩道を歩き、観察会を始めました。これはウラジロとその赤い実です。

河鹿の森、癒されますねぇ〜

苔むしたベンチ、「精霊の守り人」を想い出します。

ミズナラの巨木

木が大きな石を呑み込んでいるようにも見えます。

天気が良ければブナの葉が青々と見えたでしょうに、、、

カツラの葉、甘い香りがしました。

のんびりと歩くことが出来ました。美味しい空気もたくさん吸いました。気持いい〜

   

トチの実です。実から根が出ています。生きる力を感じました。

   

キノコ観察会で教えていただきましたが、食用かどうかは判りません。たぶん、毒でしょうね。

阿武隈川源流には小さな沢が幾つも流れ込んでいます。

アオダモの木、野球バットの材料になります。

ムササビの巣穴、濡れているので現在は使われていないそうです。

写真の中にイワナが2匹泳いでいます。判るかなあ〜

カニコウモリ、コウモリソウ、オクヤマコウモリソウなどの花名が出ましたが、山爺には判りませんでした。

   

一般にはアカガエルですが、、、二ホンアカガエル、ヤマアカガエル、タゴガエルの名が出ました。

ん〜ん〜、、、勉強させていただきます。

阿武隈川源流には想い出があります。職場の芋煮会、流しそうめん、、、そして渓流釣りです。

約40cm級のイワナを目の当たりにし、エサ釣り〜ルアー〜フライフィッシングへとのめり込んで行った発祥の地(川)です。

阿武隈川源流の雄滝まで釣行したことがあります。体力がなく、今は行けませんねぇ〜

約2時間ほど、新甲子遊歩道を歩いて観察し、剣桂駐車場まで戻って来ました。(はんの木通り一部通行止め)

ここにはバルブ活性循環式水洗トイレが設置されていました。綺麗に使用されていました。

   

「剣桂」はカツラの巨木です。(樹齢約330年、樹高約45m、幹周約9.7m株立木)

昔々、ここに鬼神が現れ、甲子路を旅する人々を苦しめたので、時の白河藩主 松平定信公が旅人の難儀を救うため

剣を持って鬼神をこの木に封じ込めたと言う伝説があります。

四角い岩に木の根が腰を降ろし、休んでいるようです。

阿武隈川の支流「剣桂川」にもイワナが泳いでいました。

大きなモミの木です。

昼食時になったので、Tさんに温泉付きペンション「はなのき」さんに連れて行っていただきました。

タンメンを注文すると「キノコ2種、漬け物、香茸ごはん」がサービス、美味しゅうございました。

ここで、みなさまとお別れし、山爺は懐かしの「大黒屋」さんに行きました。

   

大岩風呂です。「子宝の湯」とも言われ、約1.2mの立ち湯です。(入浴料¥700円)

甲子温泉「大黒屋」は至徳年間(1384年)、州安和尚によって発見された歴史ある温泉です。

また、隣接して白河藩主 松平定信(楽翁)公の勝花亭(別荘)があります。

この温泉は甲子(きのえね)の年に発見されてことから、甲子(かし)温泉になったとか、、、

渓流釣りをしていた頃、国道289号線は「大黒屋」で行き止まり。

2008年(平成20年)9月、白河市〜会津下郷町間が開通し、翌年、「大黒屋」が再オープンしました。



自然観察の会ふくしまのみなさまに動植物の生態などを教えていただいていますが、、、まだ、まだです。

観察会を繰り返しながら、自然の素晴らしさや楽しさを学んで行きたいと思います。


   

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