このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
親子昆虫観察会 【2018.8.4】 晴れ 自然観察の会ふくしま+のんびり小隊
福島県 郡山市
ここは東部森林公園です。本日、親子昆虫観察会が行われます。孫のMくんと参加する予定でしたが、、、
夏休みの「自由研究」への参加となり、山爺ひとりの参加となりました。東部森林公園は初めてです。
午前9時です。気温は約25℃以上あるかも知れません。それにしても暑いです。
遊歩道「森林観察コース」を歩き、観察を始めて行きます。
階段の両脇に枯れたコナラの枝や青々しいコナラの枝が落ちていました。
何故、落ちているのでしょうか。判りません、、、
階段を登りきると小高い丘の稜線に出ました。山爺のアキレス腱は大丈夫のようです。
セミの抜け殻を見付けました。松の根元を探すと小さな穴がありました。
幼虫は土中での長い生活の後、穴から這い上がり、ここで羽化しました。
セミの一生は諸説あるようですが、、、幼虫期(3〜17年)、成虫期は野外で約1ヶ月と言われています。
樹液に群がるカナブン、写真中央に一匹だけ、グリーンに輝くカナブンを見付けました。
見晴らし台の下は金沢調整池、彼方に磐梯山、西大巓、西吾妻山、安達太良山を望むことが出来ました。
金沢調整池(重力式コンクリートダム)は三春ダムを水源とする灌漑用水路の調整池です。
金沢調整池に佇むカワウです。同行の会員の方に教えていただきました。
見晴らし台から東部森林公園のゲートを望む
代表のYさんがエメラルドグリーンのカナブンを捕らえ、見せてくれました。グリーンでもアオカナブンです。
宝石のようです。
これはお腹が平なのでメスです。オスのお腹は中央が凹んでいます。勉強になりますねぇ〜
遊歩道を歩いていると、上からコナラの枝が落ちて来ました。何故、落ちて来たのでしょうか。
ドングリに開いている小さな穴にヒントがありました。
こんなに綺麗な毛虫、見たことがありません。どんな成虫になるのでしょう。
オニヤンマです。まだ、オオヤマトンボとの違いが良く判りませんが、、、
生息地、大きさ、脚の長さ、複眼、胸の色で見分けるそうです。
地面に仰向けに寝かせられたオニヤンマは催眠術をかけられたかのように微動だにしません。
、、、すると、約10秒後には元気に飛んで行きました。
会員のお孫ちゃま、セミの抜け殻がお気に入りのようです。
前回、大池公園の自然観察に参加した際、オオヤマトンボの抜け殻を孫たちに持ち帰りました。大喜びでした。
公園内に炊事棟とトイレがあるエリアがありました。ディキャンプが出来るのでしょうか。
陽射しが強いので、日影を選んで観察して歩きました。
ジャノメチョウのオス
ジャノメチョウのメス
ハムシに食べられた葉っぱ、上手に食べますねぇ〜
前述のコナラの枝を落とした犯人をYさんが捕らえました。犯人はハイイロチョッキリです。
ハイイロチョッキリはドングリのキャップ付近に長い口先を身体を動かしながら刺し込みます。
口先の長さ分だけ穴を開け、反転してタマゴ(長さ1mm、径0.5mm)を産み付け、枝を切り落とします。
、、、どうも、タマゴが幼虫となり、土中で越冬するため、コナラの枝を地面に切り落とすようです。
観察ケースにハイイロチョッキリを入れ、じっくりと観察、次回、参加の際はルーペ(必須アイテム)を持参します。
カミキリムシの巣穴です。
山爺が小学生(薫小学校)の頃、夏休みになると早起きして、正門前の雑木林に昆虫採集に行きました。
カブトムシ、クワガタ、カナブン、スズメバチなどが樹液に群がっていました、、、現在はマンションが建ち並んでいます。
高山植物のイワギキョウやチシマギキョウを観たことがありますが、、、これは○ギキョウなのでしょうか。
キンモンガ、峨のイメージではありません。綺麗ですねぇ〜
山爺も孫っちを連れ、ネットを持って、昆虫観察に出掛けて来よう〜と。
クルマバッタです。Yさんに羽根と脚の擦れる音を聞かせていただきましたが、、、
山爺には判りませんでした。難聴ですから、、、
郡山市の東部森林公園内を約2時間、観察して歩きました。(スズメバチも確認)
「自然観察の会 ふくしま」に入会し、自然観察を通して、生きるものの営みが確認出来ました。
昆虫の名前や生息状況など、まだ、まだ、判らないことばかりです。
会員のみなさまから教えていただいたことを更にWebなどで調べ、観察を続けたいと思います。
本日、公園内の遊歩道を歩いていても、アキレス腱の痛みが感じられなくなりました。確認のため、、、
これから、岳温泉街にある「月見山」に行って来ます。併せて自然観察が出来ればいいなあ〜
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |