このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

のんびり歩き隊

                                                                 2018. 3.31    晴れ


          弥彦山
           新潟県 弥彦村                                                         WILD1+のんびり小隊


本日はWILD1の登山教室「弥彦山」に参加します。昨年の「栗駒山」以来、2回目の参加になります。

ここからも安達太良山が観れるんですねぇ~、初めてです。

WILD1~郡山IC~巻潟東IC~彌彦神社駐車場まで休憩を含め、約3時間掛かりました。

Web情報では弥彦山表参道の三合目及び六合目付近で倒木・登山道崩壊があり、通行止めになっているとのことです。

予定を変更して、彌彦神社周辺(パワースポット)を散策し、弥彦山山頂へはロープウェイを利用することにしました。

彌彦神社の末社 住吉神社の大欅です。樹齢は約1000年、樹高は約30m、胴回りは約8mの巨木です。

この大欅は八本の足(枝)を広げたようなタコの姿に似ていることから「蛸欅」と呼ばれています。

路地に咲く寒椿

kokoここで問題です。「おや彦さま」は男の神様でしょうか。女の神様でしょうか。

昔々、地元の男性が温泉街に遊びに行く際、奥さまが付いてこないようにと、、、

「おや彦さまは女の神様で夫婦で行くとヤキモチを焼くのだ。」と嘘を付いたのが今に伝わっているようです。

新潟の日本酒もいいですねぇ~、〆張鶴、久保田など「今だけのお酒」がありました。

失敗したなあ~、買って来れば良かった。

   

彌彦神社の一の鳥居の謎

この鳥居は「稚児柱支え建て両部型鳥居」と言い、約8.4mの親柱を約6cm地に着けず、浮かせています。

「玉の橋」は境内の御手洗川に架かる半円形の橋です。別名「御神橋」とも呼ばれています。

「神様の渡る神聖な橋」として建造され、人は決して渡ることが出来ません。

   

火の玉石です。地元では「重い軽いの石」とも呼ばれています。

この石を軽く感じて持ち上げることが出来れば願い事が成就します。

しかし、重くて持ち上げることが出来なければ願い事は叶いません。山爺は両方持ち上げましたが、、、

これは明治17年に田代虎次郎氏が考案した我が国、初の石油蒸留釜(石油精製装置)です。

構造:原油を締め切った釜に入れ、下から熱し、原油から蒸発するガスをパイプで水中を通して冷やし、液化するもの。

新潟県は日本一の産油量を誇り、我が国の産業・経済に寄与した歴史的な背景があります。(明治~大正時代)

左端にある手水舎で身を清め、二の鳥居をめざします。

彌彦神社境内にある摂社・末社です。摂社とは彌彦神社の神様の子孫を祀った神社です。(5社)

末社とはそれ以外の神様を祀った神社です。(3社)

随神門は拝殿に続く最後の門です。

拝殿は参拝や祈祷をする施設で平成10年9月、国の登録有形文化財に指定されました。

この拝殿は明治45年に炎上し、大正5年に再建された威風堂々の社殿です。

二礼四拍手一礼の作法で参拝し、社務所で御朱印をいただきました。

彌彦神社境内の奥に弥彦山ロープウェイ山麓駅があります。

Webの情報通り、弥彦山表参道登山口は閉鎖されていました。

弥彦山山頂までのコースタイムは約2時間です。登れなくて残念ですが、事故もあったので仕方ありません。

今年の1月13日、雪崩による遭難死亡事故が発生しました。(1合目付近)

   

10時25分に山麓駅に到着しました。彌彦神社のパワースポットを巡り、パワーをいただいて来ました。

「うみひこ号」、「やまひこ号」は15分間隔で運行されています。運賃は¥750円です。

弥彦山ロープウェイ山頂駅から佐渡島を望む、絶景ですねぇ~

展望レストラン、テラスには弥彦山スカイライン駐車場からのクライミングカーが設置されていました。

展望レストランから飯豊連峰を望む

弥彦山スカイラインと多宝山

眼下に野積海水浴場、彼方には雪を纏った佐渡島の山々を望むことが出来ました。

展望レストラン傍の広場で準備体操、、、弥彦山山頂をめざし、スタートです。

粟ヶ岳には2回、登りました。

守門岳です。東洋一の雪庇を観てみたいものです。

九合目の分岐で他のグループと出逢いました。WILD1登山教室の参加者は10名、スタッフが3名です。

パンツの裾を気にしながら、雪融けでぬかるんだ階段を登ります。

笙のようなブナの木

奥の宮手前の展望台

70歳までには「飯豊」に登らなくちゃ、、、

奥の宮の社務所は閉ざされていました。ここでも御朱印をいただくことが出来ます。

弥彦山山頂の御神廟には彌彦神社の祭神と妃神が祀られ、縁結びの名所として知られています。

下山後に向かう寺泊(温泉+アメ横商店街)の街並みが見えます。

街の中央を流れるのは信濃川大河津分水路です。

本日のランチはエビピラフ+コーンスープ、コーヒー+スイーツです。

メスティン(トランギア)に油を引き、冷凍エビピラフを炒めるだけの簡単レシピです。

記念撮影の前に、、、

雪の弥彦山裏参道を歩き、、、下山を開始しました。

   

海岸線に吸い込まれそうです。ゴールの西生寺まで一気に降ります。

オオミスミソウ

カタクリ

能登見平で小休止、アンテナの建つ山は妻戸山です。

キクバオーレン

オオミスミソウ

キクザキイチゲ(水色)

オオミスミソウ(薄紫色)

   

何を発見したのですか、、、面白い形のブナの根ですねぇ~

右手は「ウグイス谷」と呼ばれている谷です。ウグイスの囀りは聞こえませんでした。

シロバナカタクリを発見しました。

ネコノメソウ

   

ゴールの西生寺です。霊堂には日本最古の即身仏が安置されています。

「雲流石」は四国の伊予石です。吉野川の激流で洗われた水流紋の綺麗な重さ約10tの石です。

きんぱちの湯、隣には寺泊水族館があります。

   

寺泊のアメ横商店街です。ここでシャケトバと燕市 新光金属(株)の酒器をお土産に買いました。

きんぱちグループの店に行きましたが、食堂が終了していたため、幻の「のどぐろ丼」になりました。



山を始めた頃、角田山のオオミスミソウに魅せられました。

同じ山塊の弥彦山でも観られることからWILD1の登山教室に参加しました。

弥彦山裏参道中腹はオオミスミソウ・カタクリ・キクザキイチゲなどが咲き誇り、花回廊でした。

角田山に比べると、「弥彦山は白色系が多いのかなあ~」と思いましたが、実は、、、

弥彦山ヤマレコを拝見すると、ピンク系が盗掘にあったとのことでした。庭に植えても根付かないのになあ~

今回の参加者は初めてお逢いした方々ですが、、、

それは、山好き仲間、楽しい山行になりました。次回も参加したいと思います。


   

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