このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
2019. 1.13 晴れ
浄土松公園(白石山)ウォーキング
福島県 郡山市 のんびり小隊
昨年9月、小学生の付き添いボランティアで「福島県郡山自然の家」を利用しました。(右は当時の写真)
その時、スタッフから野外活動ガイドブックをいただいたので、本日、浄土松公園の周辺を歩いてみることにしました。
浄土松公園の丘陵帯には7本のフィールドコースが整備され、オリエンテーリングやナイトハイクが行われています。
山爺は約2時間のフィールドワーク(赤)を歩いてみることにしました。「つどいの丘」からスタートします。
つどいの丘には自然の中で野外活動が出来る施設がありました。野外教室のようです。
「冒険の丘」にはターザンごっこが出来る遊具がありました。
ナイトハイクCコースはこの林道を歩きます。
フィールドワーク(赤)の道標に沿って進みます。
koko只白神社には「伊豆大権現」が祀られ、社の周りはたくさんの石祠で囲まれていました。
この急登を登れば白石山の稜線です。標高は約350m、高低差は約50mあります。
本日は寒くもなく、風もなく、気持ち良く稜線を歩くことが出来ました。
夕日台です。安達太良山、額取山、高旗山、妙見山などが見えましたが、、、ロケーションは良くありません。
八畳座敷(岩場)のトップです。
この一帯は今から約2500万年前は海底でした。ここに火山灰が積み重なり、、、
更に、約1300万年前に造山活動が盛んになり、海底から隆起して山になりました。
約200万年前、海が退き、湖沼となり、逢瀬川の先祖の川がたくさんの土砂を運び、大槻扇状地を形成しました。
八畳座敷から高旗山を望む
道標がたくさんあって、、、迷ってしまいます。山爺は「きのこ岩」をめざします。
丘陵帯を降ると林道(ナイトハイクCコース)に出ました。車両の乗り入れは出来ません。
「濁池」です。この下には「浄土池」があり、鯉の養魚場になっていました。
きのこ岩の入口(浄土松公園の南側)です。トイレが併設されていました。
きのこ岩です。小学6年生の秋の遠足で来たのが初めてです。懐かしいなあ~
当時は柵がなく、地面から「巨大なきのこ」が生えているようで、、、「きのこのお山」でした。
関西の大学の先生が調査に来ていたことを子供心に覚えています。
この丘陵帯は白色の凝灰岩、砂岩、頁岩などからなり、ほぼ水平に近い断層になっています。
それぞれ風化に対する浸食が違うため、長い年月を経て、このようなきのこ状になりました。
残念なことに、、、東日本大震災の影響できのこ岩の一部が崩壊してしまいました。
「おもろい松」を見付けました。股のぞき~
箕輪山が真っ白です。
凝灰岩の急坂、ロープを跨いで掴み、降りました。
郡山自然の家に戻る途中、宇津峰と蓬田岳が重なって見えました。
郡山自然の家の全景です。
野営場の全景です。デッキもありテントが張れます。
悔しい年度末でした。
ボランティアがきっかけで、郡山自然の家を知りましたが、、、それ以前に小学生の秋の遠足で浄土松公園に来ました。
当時はこのような施設はなく、きのこ岩のみであったと思います。(約53年前のことです。)
小学校から約10kmを歩いて来ました。帰路は自衛隊のトラックで送ってもらったことを想い出しました。
郡山市の近郊にはこんなにも良いフィールドがあります。歩いて、自然観察をしては如何ですか。
次回は葉山(大槻公園)を歩いてみたいと思います。
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