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 田代相馬林道/ Tashirisoma林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.09.15 / 2017.08.11 / No.AK-001 
 [ 所在地 ]大館市(秋田県 / 旧田代町)・弘前市(青森県 / 旧相馬村) [ 状態 ]完抜半ダート
 [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]小高四郎林道・長慶林道・荒沢林道・ 岩瀬林道 ・西股川線林道
 人跡希な山中のガレ場、ヌタ場でオフの醍醐味を満喫できる長距離ダート林道

代相馬林道秋田県側の起点です。すぐそばに「田代相馬林道」、「早口林道」の2本の林道標が立ちますが、どうやら秋田県側を早口林道、青森県側は相馬林道というようです。1本の林道でも県境で名称が変わることはよくありますが、当サイトでは分かりやすく「田代相馬林道」で統一しておきます。ダートはここから始まってその距離およそ37キロ。途中でガス欠になっては目も当てられないので、入線前に飲料水も含めて準備万端整えておきましょう。
→ 看板を眺める!
点の林道標を後にして進むとすぐに早口川に架かる橋を2度渡ります。ここで前方から1台の車とすれ違いましたが、それとは別に追いついてきた車1台を先に行かせます。この辺りは路面もしっかりしているからけっこう交通量があるのでしょう。この日、田代相馬林道で車と遭遇したのはこの後3回を数えました。
→ 早口川(上流・右)を眺める!
→ 早口川(下流・左)を眺める!
手に早口川を眺めつつ川沿いに進みます。この区間はハイペースで走れますが、ガードレールが設置されていないので対向車とのすれ違いやスピードの出し過ぎは禁物です。路面のダートは砂利質で走りやすく、この辺りで険しさを感じることはないでしょう。
の後、右手の早口川の岸辺へと下る分岐が現れますが、その正体は早口発電所への入口。上流の早口ダムから3.8キロの導水路で送水して発電しているそうです。また、ここにはダム放水時の増水警報サイレンの看板が設置されていました。
線して初めて現れた分岐林道小高四郎林道の入口です。山奥ではたまに人名がそのまま名称になった沢がありますが、それに合わせて沢沿いに延びる林道名にも人名が付けられていることがよくあるみたいです。本道は左手に進みます。
→ 小高四郎林道の様子を眺める!
らに進むと再び早口川を渡りますが、その橋の手前に左手に延びる分岐がありました。心なしか少々草むしており、林道標も見あたりません。どこまで延びているか気になる名無し林道ですが、田代相馬林道の先はまだまだ長いので、後ろ髪を引かれる思いで橋を渡ってここは先へと進みます。
度は早口川を左手に眺めながら進みます。道端に電柱が立っていることからも、この先に何か建物があることが想像できますが、上流にある早口ダムへとつながっているのでしょう。ちなみに、この地点で後方から猛スピードで疾走して来たファミリーワゴンがスピードも落とさず砂煙を浴びせて追い抜いていきましたが、そんな煽らなくてもこちらはすぐに追い抜かせるつもりだったのに・・・。しかもよく見ればなんと家族連れ! 「こいつだけは死んでも絶対許さねーーーッ!!」と追撃&天誅をかけようかとも思いましたが、まあ、その挙げ句事故ってもつまらないので、そのままやり過ごすことにしておきました。
を取り直してさらに進むと早口川の深い渓谷に架かる橋が現れます。橋の手前に右折ダートがありますが、ここをたどると早口ダムサイトの真下までつながっています。しかし、途中にフェンスがあってその先へは進むことはできないので注意してください。ここまでやって来れば早口ダムはすぐそこで、前方にちらちらと巨大なダムサイトを眺めることができます。
→ 早口ダム方面を眺める!
う、やっと早口ダムまでやって来ました。人っ子一人誰もいません。下界では残暑の陽射しであれほど暑かったのに、ここでは心なしか涼しくて大変すがすがしい感じです。田代相馬林道を区間的に大きく分けると、起点〜早口ダム、ダム〜長慶峠、長慶峠〜終点、となりますが、まずは早口ダムにたどりついて第1ステージはクリアです。ここまではダートも走りやすい区間になっていて問題はほとんどありません。次はいよいよ第2ステージの長慶峠を目指しますが、その前に景色を眺めつつ一服付けて一休みしておくのもいいでしょう。あ、それからダムサイト付近だけは路面が舗装されていることを付け加えておきますね。
→ ダム下流方向を眺める!
→ 早口ダム湖畔を眺める!
ムサイトを後にして長慶峠を目指して進みます。舗装はすぐにダートに戻ってしばらくは湖畔に沿って回り込むように走ります。ここからのダートは、走りにくいというほどではありませんが、心なしかこれまでに比べると僅かにガレてきたような感じです。
こまで来て周囲の景色にも山岳林道らしい険しさが少しづつ見られるようになってきました。道路は早口川に沿って走ってはいますが、木陰に隠れてしまって川の流れは意外と見えません。途中にはこんな感じで小さな沢渡りカ所があったので、とりあえず流れの中にXRのリアを落として撮影してみます。特別に意味はありません。
の辺りまで早口川の渓谷に沿って走りますが、次第に川から離れて山中を進むようになってきます。起点からここまでには目立った勾配や急カーブはありませんが、徐々に勾配やカーブがみられるようになってきました。それでも路面は基本的には走りやすいですが、部分的に小岩が散乱していたり、段差などができているので注意して進んでください。周囲に広がる深山幽谷とした雰囲気がいい感じです。
→ 早口川の渓流を眺める!
口川から離れて山深い山中を行きます。細かなカーブを繰り返して登って行くと、カーブの途中でちょっとした峠のような地点に出ました。道端には林道標が立っています。周囲に人の気配はあるわけもなく、鬱蒼とした森林に囲まれています。
→ なんとなく振り返る!
人観測所前から今度は下って進むと、長慶沢に架かる橋の手前に左折分岐の出現です。分岐ダートは長慶線で、二股地点に立つ標識には「長慶沢」と記されており、そのたもとに長慶林道の小さな林道標がありました。長慶沢に架かる橋は幅員も広く立派だったので、「ここから舗装・・・?!」と一瞬思ってしまいましたが、橋を渡ると再びダートが続きます。
→ 長慶林道の様子を眺める!
慶林道の分岐を過ぎて少し行くと今度は右手に急激に下るダート分岐があります。初めて訪れると岩瀬林道の分岐と思ってしまうかもしれませんが、これは荒沢線ですので注意してください。路肩には軽トラが一台停めてありましたが、運転席には誰もいませんでした。どうやら、山菜採りが荒沢林道に入り込んでいるようです。なお、この分岐地点から路面状況は一転してかなりガレた雰囲気になってきます。砂利、というには大き過ぎる小岩のようなつぶてで埋まった路面は、ともすればハンドルを取られがちなガタガタ状態で、前方に続く坂道を登っていくのは少々しんどいです。
→ さらに田代相馬林道を進む!
→ 探索中止!
→ 周囲を調べる!
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