このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2013.08.12
No.AK-016

白山線■秋田市 ■全線ダート ■接続→畑の沢線・新城線  ■分岐→黒川線
■秋田市「上新城白山」地区から畑の沢線、新城線との三叉路を結ぶ

 展望箇所を交えた連続勾配で一揆に高度を稼ぐ畑の沢線へのアプローチ林道 

 ↓基本的にはよくある木材搬出のトラック道ですが、途中には爽快なビューポ
 イントがあったりします。接続する畑の沢線への前章区間といったところです。


……こんな感じ……
■秋田市の上新城白山地区から畑の沢線とを結ぶダート林道。林道標が設置された上新城白山地区から入線すると連続勾配で一気にかけ登り、新城線との三又分岐地点で畑の沢線に接続する。接続する畑の沢線とは別林道だが、合わせて「畑の沢林道」と呼ばれることもある。全線ダートの路面は木材搬出トラックが激しく刻み付けたタイヤ跡よってガタガタ気味。場所によってはズルズルとした路面に横断溝が発生している箇所もあって快適とはいい難いが、それでも基本的には林業トラックの通行する整備された道である。荒れ、ガレの類は見られす雰囲気も明るめだ。中盤区間で左手に開ける男鹿半島方面の展望が見所となる。

■秋田市郊外の「上新城白山」地区に入口がある白山線。 秋田自動車道秋田北I.Cから県231号線を道なりに進むと最終的にここで舗装が途切れて白山線の入口に至ります。白山線は接続する畑の沢線と合わせて完抜けルートを形成しており、この地では共にメジャーな存在であるとのこと。事前の調べでは「崖崩れで通行止め」やら「復旧した」など情報が錯綜していましたが、それは実際に走ってみれば分かること。というわけで、白山川に架かるこの橋を渡った地点から探索スタート!
■で、肝心の林道標はダートスタート地点から少し進んだこの地点に存在。右手には何やら怪しい名無し系の廃れたダートの入口が見えていますが、もちろん言うまでもなく本道は左手側。ここから開始する連続勾配区間で一気に標高を稼いでいきます。
■そしてこれが勾配区間突入直後の路面状態。あろうことかトラックのタイヤ跡が刻み込まれて路肩部分はトロトロ状態に…。しかもよく眺めて見ると、路肩部分の土がタイヤによってスパっと削られています。探索時は世間一般でいうところのお盆休みであるため、遭遇する可能性は低いですが、これじゃあ、道幅目一杯に走行してくるトラックとのすれ違いは不可能だな。
■トラックの刻み付けたタイヤ溝でガタガタな登坂コースが続きますが、ここではそれに加えて路面を左右に横切る横断溝なども存在していた模様。おそらく、雨水などの小さな水の流れが溝を掘ったものと思われますが、親切にも「横断溝あり」との立て札が掲げられていましたよ。
■荒れているというわけでもないですが、それでいて走りにくいガタガタな勾配を登って進むと、やがて前方で森が途切れ、その先が太陽の陽射しで眩しく光り輝いています。う〜ん、これはひょっとしてその先でパノラマでも開けていそうな予感!
■そして予想通りと言うか、ここが白山林道でのお約束の地点、すなわち、左手に男鹿半島方面を望むパノラマ区間に差しかかります。木々がなぎ払われた山の斜面の登坂路であり、ここでは思わず立ち止まって眺め入ってしまうことでしょう。
→展望を眺める!
■このパノラマ区間、樹木が視界を遮っていないだけあって開放感も大きいですが、その代わり路肩に迫る薮の勢いには物凄いものがありました。したがって、薮が人の背丈以上にもはびこる真夏の季節では、せっかく展望が隠されてしまう区間もあるみたい。
■パノラマ区間を過ぎて再び樹林の中を進みます。勾配は途切れることなく続いており、ダートにはトラックの激しいタイヤ跡が刻み付けられていました。息付く暇もなく連続する勾配に、トラックも喘ぎつつ地面を削るようにして登ったと思われます。
■どこまでも続く先の見えない連続勾配を登って行くと、やがて左手に下る簡易舗走路の分岐が現れました。そこに林道標は設置されていませんでしたが、情報によればこの左折路は黒川林道であるとのこと。黒川線は油井の点在する黒川油田地帯を抜けて「金足黒川」地区へと抜けていますが、ここは半ダートの林道らしいですよ。
→黒川線の様子を眺める!
■山裾へと戻ってしまう黒川線の分岐をそのまま直進、白山線の終点である畑の沢林道との接続地点を目指してさらに進みます。距離的にはもう近いらしく、ネットの事前情報などではそこは同時に新城線の入口にもなっているとのことですが、これからそこを己の目で確認できるかと思うと、ワクワク感でアクセルを握る手にも自然と力が込もります。
■そして到達したのが白山線の終点らしいこの三又地点。すなわち、手前の白山線、左折の新城線、右折側の畑の沢線との接続地点です。行き先を記した道しるべと 新城線の林道標 のみが設置されており、林道名ということではここから先はは畑の沢線となるみたいですが、とくに何が変わるということもなくそのまま右カーブでダートが続いていましたよ。というわけで、予定通りに畑の沢線へと乗り継いで履く白山線の探索はここまで!
→探索終了!
→白山線方向(手前)を振り返る!
→畑の沢線方向(右手)を眺める!
→畑の沢線に突入!
→新城線方向(左手)を眺める!

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