このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 南本内川林道/ Minamihonnaigawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
南本内川林道  [1] [2] [3]
道からの素晴らしいパノラマをしばし眺めて前進再開、その後しばらく下って行くと左右に横切る幅広なダートに突き当たります。「別の林道に接続している?」と思ってしまうかもしれませんが、実は手前から右折方向が南本内川林道の本線で、左折側の方がその先にある採石場へと至る分岐ダートなんですね。
してT字路状態に突き当たる同地点を振り返るとこんな感じ。逆方向となる秋田県側の入口から南本内川林道を進んできた場合は、ここで左折しなければいけないので注意してください。そしてこれより先の終点までは、採石場へとピストンする大型ダンプの往来が非情に激しい区間でもあります。南本内川林道ではよく知られていることですが、それはトコトコ走っていると跳ね殺されてしまうほどの通行量でした。
→採石場(進行方向左手)方向を眺める!
→南本内川本線方向(進行方向右手)を眺める!
→看板を眺める!
ーほ、げほ、げほッ!! 前回の苦い経験があったのでもしやとは思いましたが、やっぱり今回もダンプに遭遇。ダンプはT字路の右折方向、ちょうど終点へと向かって下って行く方向へと下っていきましたが、それはまさに当方がこれから進もうとしている方向なんですね。さすがに砂埃をもろに浴びながらダンプの尻を追いかける気にはなれず、しばし待機していたものの、ここはぐずぐずせずに出発します。なぜって、実は採石場方向に次のダンプの姿が見えたので・・・。ご覧の通り、行く手の砂埃はまだ完全に収まっていませんでしたが、さすがにその直後を走るよりはマシでしょう。
んな砂埃の酷いその先の区間ですが、湧き水が出っ放しとなったホースを路肩に見かけました。ほとんど焼け石に水状態ですが、ささやかな砂埃への対策だと思われます。まあ、これでも何もしないよりかはマシか・・・。
量のある砕石ダンプの通行と、ここ最近続いた晴れの日続きでコチコチに固く圧縮されたその先のダート区間。ほとんどアスファルト状態で走りやすいですが、連続した降路となっているため、浮き砂利に細心の注意を払って進みます。といっても、先行するダンプに追い付かないように、出したくてもスピードは出せませんでしたけど。
烈な砂埃を避けるため、ストレスの溜まる不自然なスピード抑制操作を強いられながらの前進が続きますが、それは同一方向に進む場合。すれ違いの登りダンプがやって来た場合は諦めてください。路肩に寄って轢き殺されないように身をすくめる他なかったです。撮影するにしても、立ち止まって後続ダンプに追いつかれては一大事なので、WRにまたがりつつ撮るしかなかったんだっけ。とほほ・・・。
んな状況にてダラダラと連続する下り坂を我慢の一手で進むことしばし、我慢も限界に近づいた頃合いをもってようやくダートは終了。南本内川林道は舗装路状態で県40号線そばの東成瀬村「入道」地区の集落内へと進んで終点を迎えます。ただし、林道標の類は設置されておらず、気がつけばいつの間にか舗装路となって一般道となっていたという感じでしょうか。
本内川林道終点となる「入道」集落にて。時折ダンプが通過する以外は静寂そのものだった集落内をそのまま進んで行けばすぐに県40号線へと抜けられますが、どこにも南本内川林道を示す林道標がありません。そういえば岩手県側の入口にもそれは見当たらなかったです。これは一体どういうことかと 一抹の疑問 があったりしますが、まあ、とにかくこれで南本内川林道の探索は無事終了。後半のダンプ道区間はちょっとあれでしが、総合的にみればかなり楽しめた、メジャーというに相応しいロングダートの林道でしたよ。
考までに紹介しておきますが、これが県40号線からの林道方向への入口。手前から左折しているのが県道で、直進すると「入道」集落です。南本内川林道に林道標は設置されていませんが、集落入口のこの道標を目印とすれば迷わないと思います。左折して「山内」方向に進んでしまわないように注意してください。
→探索終了!
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