このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

奥見内林道沿いにある廃村「門ヶ沢(かどがさわ)」集落の光景。
現在、その面影は完全に消え失せてしまい、
淋しく「門ヶ沢集落之跡」の石碑があるのみですが、
昭和の初期に鷹巣森林鉄道の軌道(現在の奥見内林道)が敷設され、
戦後の集落最盛期には10戸を数えた門ヶ沢集落。
集落の歴史は古くて享保年間(1716〜1735)頃にはすでに人が住んでいたらしいです。
昭和34(1959)年には電気が導入され、
その後の昭和37(1963)年頃に電話も開通したとのこと。
しかし、時代の流れでおよそ300年も続いた村の歴史は昭和48(197)年に終焉を迎え、
全10戸が「葛黒」地区に集団移転してしまったとのこと・・・。
ちなみに元住民の方々は移転先の葛黒地区で住宅団地を造成したそうですが、
葛黒地区の林道入口に掲げられている 「門ヶ沢」の地名標 はその団地を指すものだと思われます。

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