このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 百割沢林道/ Hyakuwarisawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2016.08.12 / No.AK-029 
 [ 所在地 ]北秋田市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ] 奥見内林道  [ 分岐林道 ]-
 無数に存在する奥見内林道系の支線ピストンだが、立ち入ってみてもなにも無し!

秋田市(旧鷹巣町)から大館市とを結ぶ奥見内林道を探索中に発見した支線林道、百割沢林道の起点です。奥見内沢の支流である「割沢」伝いに山中へと分け入るピストンで、割沢が奥見内沢へと合流 している地点のすぐ脇に入口がありました。遠路はるばる秋田県までやって来たまっとうな林道ライダーならば、見かけてもわざわざ立ち入るような類の林道でもないと思いますが、そこに林道標を見つけたからには見過ごすわけにはいきません。
秋田市側から奥見内林道を進んで来ると左手に現れる百割沢林道入口の様子です。この支線林道、手持ちの県別地図に道筋は記されていませんでしたが、本線である奥見内林道沿いに流れる奥見内沢を上流方向へと眺めてみると、枝分かれする無数の支流の記載があったんですね。ならば支流伝いに遡る支線ピストンが必ずやそこに存在しているはず・・・そのような推測が見事的中した結果の林道入口ですよ。
っそく百割沢林道へと入線しますが、道すがらに割沢の流れは全く望めません。手持ちの地図からは水際を進むコースが予想されましたが、これは見事にはずれました。位置的にはすぐ左手に流れているはずなのに、その気配すらも感じられなかったです。
も左も緑一色に覆われた深く鬱蒼とした森の中を進みますが、夏の日照り続きで路面の土が固く締まって走りやすかったです。放置系の支線ピストンであれば、この季節は酷い薮まみれとなっているのが普通なのに、百割沢林道がそうでなかったのは、立ち入る車両が少なからずあるということでしょうか。
くになにもないまま、夏草の適度に茂ったワダチダートをたどってWRを進ませます。雰囲気的には鬱蒼とした深い森に取り囲まれて重苦しいですが、コース的な険しさはほとんどありません。坂道を意識させるような箇所もないまま平坦路が続きました。順調に末端地点を目指して快走です。まあ、ありふれた存在といったところですね。
してたどり着いた百割沢林道終点と思われる地点がここ。終点を示す林道標はおろか、回転場も設けられていませんが、土中に埋められた導管によって割沢の流れが林道を横切っています。真新しい砂利の敷かれた路面から察するに、ここは大雨時の沢の増水でダートが崩壊してしまった場所なのかもしれません。以前は橋があって、本来の百割沢林道末端地点はさらに先にあったのだと思います。その証拠に猛烈な薮の道筋がさらに前方へと続いていました。意味もなく路面崩壊は復旧させたけど、以降の区間は事実上の廃道化というやつですなぁ。
→その先の様子をうかがう!
→割沢を眺める!
来の百割沢林道末端地点はさらに先だと思われましたが、事実上の終点と化していた所で今来た方向を振り返ってみました。復旧路面の真新しい状況が確認でき、ここまではダートもまともですが、以降の区間は放棄されていたというのが現状。したがって終点を示す林道標や回転場はなかったです。このような山中のピストンなので現状に文句を言う者など誰もいないのでしょう。とまあ、そんなカンジで百割沢林道の探索はここで終了。
→探索終了!
→引き返して奥見内林道に向かう!
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