このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 岩瀬林道/ Iwase林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
岩瀬林道  [1] [2]
・・・。
かし、現実はそこまで甘くなかった模様。蕗原林道分岐からしばらく進んだ先でまたしてもゲリラ雨に襲われてしまい、木陰に逃げ込んだものの、二度目の雨はみるみる雨脚が強くなるばかりで止む気配は全くなかったです。さすがに林道探索どころではなくなってしまい、途中で見かけた「糸滝」へと引き返して東屋に逃げ込みました。
滝の誰もいない東屋でWRともども雨宿り中。しかし、二度目となった林道の女神様への祈りは通じませんでした。なんやかんやで2時間以上もねばったのに、雨が止むことは無情にもなかったです。やがてゴロゴロと物凄い雷までもが鳴りだしてしまい、心細いことこの上なかったぜぇ・・・。さらに「水に落ちた犬は打て」じゃないですが、時間が過ぎていくにつれて横殴りの雨で荷物はさらに濡れるわ、ベンチもびしょびしょになってくるわで、結局はここも逃げ出すしかなかったんだっけ。あ〜あ、ついてない!
→ 空を見上げる!
→ 雨の「糸滝」を眺める!
→ 岩瀬川を眺める!
→ 激しい雨の「糸滝」を眺める!
→ !!
降りの雨はいつまで待っても止むことは無いと判断、テンションがた落ち状態でざーざー降りの雨中を東屋から撤退。岩瀬林道を起点へと逃げ出す最中に眺めた、「糸滝」の下流にある「三階の滝」ですが、落差6mの段差は凄まじい濁流に完全に飲み込まれていて、ここが滝であるとはとても思えない状況に! そしてレインウェァに叩き付ける雨脚は強く、結局、撤退中に撮影したのはこれが最後の一枚となりました。はっきり言って撮影どころじゃなかったです。というわけで夏のゲリラ雨に見舞われてしまい、その日一日の予定までもが完全に狂ってしまった岩瀬林道の探索はこれで強制終了。なお、当日のゲリラ雨ですが、どうやら山岳地帯でのみ降っていた模様。ずぶ濡れで引き返した大館市街では雨の降った痕跡はなくて、夏晴れの青空が広がっていたのはなんとも皮肉なことよ。おまけに林道を逃げ出して市街地へと向かう途中で食べた これ も美味しくなかったし・・・。
して無念の撤退から2年の歳月が流れ、あの屈辱を晴らすべく再び岩瀬林道へとやって来ました! 五色湖の山瀬ダムを越えて岩瀬林道へと入線しますが、前回の撤退地点へと向かう途中で、本降りの雨で凄まじい濁流と化していた例の「三階の滝」を眺めておきます。本降りの雨で凄まじい濁流と化していた三階の滝地点です。
→ 「三階の滝」を眺める!
→ 岩瀬川を眺める!
ぉ、懐かしいぜぇ! 2年ぶりに訪れた糸滝の東屋地点まで進んで来ました。ここには駐車場と公衆便所、滝の案内板が整備されていますが、誰もいませんね。訪れる観光客のなさを物語るかのように、東屋のベンチ周りには雑草が生えまくりでした。今となっては良い思い出ですが、しかし、もうあのベンチで何時間も過ごしたくはないな〜。
→ 「糸滝」を眺める!
根沢林道分岐地点です。久方ぶりに眺めた入口に様子ですが、基本的に状況に変化は見られず、相変わらずここは草深そうな支線林道ですね。某資料によれば、なんでも2キロ先の地点でクレバスと落石が発生しており、四輪はその先へと進めないみたいですよ。
年前の岩瀬林道探索で突然のゲリラ雨に襲われて逃げ込んだ木立地点。ちょうどあの木の下でレインウェァを着込んだんだっけ。そしてたらすぐに雨が止んでしまったので、引き返すことなくさらに林道を進む選択をとったんですよね。その時はどす黒い雨雲で周囲は薄暗かったですが、今回は打って変わって夏の陽射しが満ち溢れて眩しかったです。
・・・、ここも懐かしいぜぇ! 岩瀬林道で2カ所目の林道標設置の支線林道分岐となる蕗原林道分岐地点に到達。路肩は人の背丈を超える薮が茂り、前回訪れた時と同様にオオハンゴンソウの黄色い花が狂い咲きしていました。なお、ここには「←田代岳へ」とのみ記された標識と公衆便所がありますが、おそらくそれは登山者向けのものでしょう。
→ 標識を眺める!
→ 公衆便所を眺める!
原林道分岐から300mほど進んだ地点ですが、ここは2年前の探索時に東屋へと逃げ込む決意をした地点。木陰に退避したものの、強まるばかりの雨脚に「ダメだこりゃ・・・」と探索中止を余儀なくされた因縁の地点でもあります。しかし、今回はこの通り憂いなき完璧な夏晴れ状態です! 前回の探索では訪れられなかった、林道の途中にある「ロケットエンジン燃焼試験場」も依然として気になるし、これはもう俄然ヤル気が出てきちゃう!
いうわけで2年越しでようやく、前回の探索では進むことのできなかった区間へと進撃開始! 夏の陽射しを背に受けて、固く締まったフラットなダートを軽快に進んでいくと、森林軌道の古レールを再利用した欄干がグニャグニャにひしゃげたままの橋がありました。欄干そのものがもぎ取られている部分もありますが、冬季の積雪に耐えられなかったんですね。そしてもちろんお約束で橋の上から眺め下ろしておくことも忘れません! ちなみに林道沿いに流れる岩瀬川ですが、赤根沢林道分岐の辺りで「大川目川」へと名称が変わります。
→ 大川目川(右・上流)を眺める!
→ 大川目川(左・下流)を眺める!
→ 水面を眺める!
「林道トラックだ!」渓流の眺めを楽しんでさらに岩瀬林道を前進しますが、撮影中、前方から空荷の大型トラックがゆっくりと下ってきました。林道の作法ですぐに路肩へと退避、すれ違い様にうなずくように頭を下げて「おつかれさまです!」と目で挨拶を交わします。木材を積んでいませんでしたが、これはロケットエンジン燃焼試験場への資材運搬車? 
く締まったフラットな路面状態は、やはり林道での大型トラックの通行を物語っていたんですね。途中にロケットエンジン燃焼試験場という施設があるので、そこまでは基本的に荒れや難所がないのは容易に想像できますが、実に快適で走りやすいダートです。
とんど坂道を意識させないなだらかな登りとなったダートを進みますが、やがて古ぼけたブルーの看板が出現。岩瀬林道沿いに無数にある滝への入口らしく、かすれた文字で「五色の滝」と記されていました。路肩には待避所のような小さな駐車スペースと滝へと続く小径の入口がありましたが、滝は林道から少し離れているようです。
→ 案内板を眺める!
→ 五色の滝入口を眺める!
色の滝入口を過ぎて岩瀬林道を快走! 道すがらの山々の雰囲気はとても山深いですが、路面そのものに険しさはほとんどありません。しかし、立ち止まると汗の吹き出す暑い夏の林道ではそれが嬉しかったりもします。ご覧の通り幅員も広くてフラットなので、全身に風を受けながらの安定した空冷走行ができるんですよね。
→ さらに岩瀬林道を進む!
→ 探索中止!
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