探索日 2006.09.17
No.AO-006

……こんな感じ…… ■老部川線から分岐、下ソコベ沢に沿って山中へと延びる土質ダートの林道。その入口に立つと、どことなく山中の土場へと続く作業道を思わせる。途中の沈下橋までは路面の土が非常に軟らかく、少々走りづらい。雨天時には過酷な状況になると思われるが、沈下橋を過ぎると、部分的にガレ場があるが、そこを過ぎれば少し走りやすくなる。前半は視界も開けて明るい雰囲気もするが、沈下橋通過後は鬱蒼としてジメった雰囲気の森の中を進むことになる。道筋は一面の藪状態だが、一筋のわだちがあるので、さほど抵抗を受けることなく意外と奥まで進めてしまうが、最終的には藪に飲み込まれてエンドになっている。

	■傍らに小さな林道標の立つ下ソコベ沢線の起点です。老部川線から分岐して森の奥へと続くダートは土質で、その左手には小さな下ソコベ沢の流れがありますが、藪や草木に隠されており、ここからは確認することはできません。ダート路面には僅かに車のわだち跡が確認できましたが、どことなく荒れを予感させる雰囲気です。
	■埃っぽく、やけにサラサラとした土質ダートが続きます。僅かに残る車のわだち跡に沿って走りますが、乾燥してはいるものの、ダートの土はホカホカと非常に軟らかく、わだち跡から外れるフロントを取られがちとなるので、ここはライン取りに注意して前進します。雨天時の過酷な路面状況を想像するにたやすい、そんな路面状況になっています。見た目とは裏腹な、転倒に要注意な区間です。
	■さらに進むと沈下橋がありました。ひび割れたコンクリ路面には少々、荒れを感じますが、特に問題はないようです。この小さな沢の流れが下ソコベ沢でしょう。鬱蒼とした藪というか、木々の中を流れており、別に汚れているわけではないのですが、なぜかあまり景観的にきれいな印象はしませんでした。ダートはここから森の中に向かってまだ延びています。
	■ダートは下ソコベ沢に沿って森の奥へと延びていますが、沈下橋を過ぎた辺りから路面がガレてきたようです。これは増水時の影響でしょうか、路肩に拳大の石や小岩が散乱しており、うっかり乗り上げて勢いあまって沢へと転落しないように気を付けます。
	■下ソコベ沢沿いのガレ区間を過ぎると、一筋のわだちがさらに森の深部へと延びています。進むにつれて周囲の藪が次第にその勢いを増し、ここで完全に藪に飲み込まれてしまいました。雰囲気的にはまだ先へと道は続いていそうな感じですが、いずれにせよ、ピストンであることに間違いはないでしょう。ＸＲを路肩に停めて一服しますが、周囲にはなんだか湿った空気が漂っています。あまり楽しい雰囲気ではありませんので、これ以上強引に突入しても良い事はないと判断、ここは素直に引き返すことにしておきます。 →探索終了！ →引き返して老部川線に向かう！