このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.09.14
No.AO-029

花木線■田子町 ■ピストンダート ■接続→道前田山線
■道前田山線から分岐して四角岳登山道入口を結ぶ

 前進するほどに鬱蒼とした雰囲気は濃くなるが、ダート自体は比較的走りやすい 

 ↓始終、鬱蒼とした森の中を進むため、やや暗い雰囲気のする林道ですが、区
  間的に小気味の良いストレートもあるので、一往復してみてもいいかも。


……こんな感じ……
■道前田山線から分岐して四角岳への登山道入口を結んでいる全線ダート林道。ダートは主に砂利質で基本的には勾配もなく走りやすい。起点から入線すると幅員の広い快適ダートが続くが、一つ目の分岐手前付近から徐々に幅員が狭まって多少ガレた雰囲気となる。コース的には杉倉川の流れの沿って進むが、その流れを目にすることはほとんどできない。また、始終深い森の中を進むため、眺望的な景観などは望めないが、途中には区間的に広葉樹林の広がる爽快なちょっとしたストレートがあり、ここは気持ち良く走行することができる。途中に幾つか分岐ダートがあるが、こちらは意外とガレているので自信がない方はあまり立ち入らない方がいいかもしれない。

■道前田山線から直角に分岐している花木線の起点です。 林道標には 「四角岳入口まで5.4km」と記されており、ここで対向車と1 台すれ違いましたが、幅員もそれなりにあるため、登山人やその他の車もたまに入り込んでいるようでした。入口付近から鬱蒼とした森の奥へとダートが延びていますが、固く踏みしめられた砂利質ダートはなかなか走り心地良さそうな雰囲気で、期待に胸がふくらみます。ちなみに道前田山線は手前から右折方面となっています。
■道前田山線から分岐して杉倉川に沿って進みます。川岸の山の斜面を縫うように細かくカーブが続きますが、路面状態が良いので、対向車の出現にだけ気を付けていれば、いたって快適なダートといえるでしょう。ただし、右手に流れる杉倉川の流れ絵がほとんど見えないのが残念ですが。
■さらに進むと、広葉樹の木立の林の中を進む区間がありました。ともすれば、藪にしか見えない低木の草木の密生する森よりも、こういった広葉樹の巨木が生える森の方が格段に雰囲気が良いのは言うまでもないですね。ここまでやって来ると、路面への草の侵出が見受けられますが、それにつれて山道ダートの雰囲気が濃くなってきて良い感じです。ここでは低速での森林浴走行としゃれ込んでおきました。
■爽快だった広葉樹の巨木地帯を抜けてさらに前進すると、それと同時にダートの路面がややガレ気味になってきました。基本的にはやはり砂利ダートですが、ところどころに小岩が散乱していたり、ツルツルの岩盤が露出したりしていましたが、まあ、ほとんど問題はないでしょう。ただし、路肩に茂る藪の勢いが増してきたようで、そこから受ける多少のプレッシャーは否めませんが。それと、熊もこの付近に出没するようです。
■すっかり藪に周囲を囲まれたて鬱蒼としたダートをたどっていくと、ここで左折分岐の出現です。手持ちの県別地図を取り出して眺めてみると、確かに途中で1ヶ所二股分岐が記されていますが、どうもこの分岐ではないような気がします。花木線の本道はどう見ても右折方面ですが、左折方面の分岐ダートは少々ヤブっているようでした。こちらは単なる名無しだと思います。なお、この地点には花木線の林道標が設置されていましたが、それ以外の標識などは見当たりません。
→分岐先の様子をうかがう
■名無し分岐を過ぎてやや登り気味の直線ストレートを進みます。通常、見通しの良いストレート区間では、やや爽快な気分になったりするものですが、路肩の狭さもさることながら、ずっと先まで続く藪の壁を目にしたせいか、ムンムンとしたその雰囲気の飲み込まれてしまい、あまりそういった気分にはなれませんでした。 こんな場所で運悪く前方に熊なんかが出没したらUターンもままならないし…。ここは早く抜けろ、とばかりに一気に駆け抜けます。
■密生した藪のなかのストレート区間を抜けるとさらに二股分岐が現れました。この分岐は左右どちらもまともそうなダートになっていて、先ほど眺めた地図に記載されていたのは、この分岐であると独り確信です。付近には林道標もなく、どちらが本道であるのか迷うところですが、花木線の本道は車のタイヤ跡のはっきり残る右折方面になっています。なお、地図上による確認では、左折分岐も最終的には行き止まりのピストンです。
→いや、ここは左折だろう!
■で、こちらが花木線本道である右折方面です。左折同様、鬱蒼とした森の奥へとダートが続いており、こちらに向かって進むわけですが、この直前にちょっとしたアクシデントが発生したため、この二股地点でしばし休憩をとってから前進を再開します。なお、ここから先の区間では、路面状態は少々土質っぽくなっていますが、雨天直後でなければさほど問題はありません。
■二股分岐を右折してしばらく進むと空き地のような広場に行き着きました。ここは山中の森の中にポツンと開けた場所で、四方は鬱蒼とした木々に囲まれています。広場に終点を示す林道標はありませんが、どうやら林道としての花木線はここが終点になっているようです。周囲を見渡すと、この先の深い森の奥へとまだダートが続いていますが、その脇に登山道を示す標識が設置されていることからも、そこは起点にあった林道標に記されていた四角岳への登山道であることは間違いありません。
→探索終了!
→引き返して道前田山線に向かう!
→登山道へこのままレッツゴー!

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