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 大小川林道/ Ogogawa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2008.08.15 / No.AO-036 
 [ 所在地 ]黒石市 [ 状態 ]完抜ダート [ 接続林道 ]青荷沢林道 [ 分岐林道 ]上湯沢林道
 人跡希な山中に周回ルートを形成するが、終盤区間でまさかの廃道状態に・・・

394号線から分岐している大小川林道の入口です。 黒石市街方面からR102号線経由で酸ヶ湯温泉方面に向かう途中の右手にあり、目印としては少し手前には大川原温泉の共同浴場があります。入口のある国道は1本道なので見落とすこともないでしょう。ちなみに手前が黒石方面、前方が酸ヶ湯方面になります。
ートは国道から落ち込むような下り坂でスタートしています。林道標は設置されているものの、そのためダートが見えにくく、ハイスピードで国道を飛ばして来るとうっかり通り過ぎてしまいがちかも知れません。なお、国道を行き交う車はみな飛ばしているので、大小川林道へと入線する際には対向車と後続車にだけは要注意です。
線直後、路肩に木材の置かれた土場がありました。おかげでそこの路面は酷くヌタっていましたが、基本的には砂利ダートが続きます。ちなみに、国道からの入口地点は「下り坂」と先述しましたが、それは登り坂となった国道の途中に入口があるのでそのように見えているだけで、入線後しばらくは平坦路が続くようです。
場から少し進むと、そこはもう山深い山中の真っ直中です。ふと気になって手持ちの県別地図を眺めてみると、大小川林道は林道名にもなっている大小川沢に沿って延びているようですが、今のところダート沿いに水の流れは確認できませんでした。地図を閉じてさらに先へと前進します。
日に降った雨の影響でしょうか、ダートは走りやすいフラットな砂利質でしたが、所々で路面がえぐれてクレバスが発生していました。前日の降雨から一夜明けたため、そこにはもう水は流れていませんでしたが、きっと沢状態になっていたのでしょう。
ばらくクレバスに沿って進みます。幸い、路面を横断することもなく路肩寄りに溝が走っていたため、何ら問題はありませんでした。でもうっかり落ち込んだなら、フロントタイヤを取られて転倒しそうな深さです。なので一応の注意だけはしておきます。
レバス区間を抜けると、やや開けた感じの断崖地点に差しかかりました。今にも崩れてきそうな岩肌がコンクリ塗装で固められています。でも、いざとなったら薄皮一枚のコンクリガードなどはものの役には立たないでしょう。XRの大きさと比較してみると断崖の規模がよく分かります。
→見上げる!
の後は山肌剥き出しの半切り通し区間が続きます。ここは山の斜面を切り崩して道を通したのでしょう。ダート開設当初は木々も切り払われて荒々しい雰囲気だったと思いますが、今は路肩の草木が生長してその傷跡を隠しているのか、こうして眺める限りではあまり険しさは感じられません。
かに登りになってはいるものの、相変わらず平坦っぽいダートが続きました。周囲の藪は酷く繁茂していますが、どことなく開けた感じの区間が続きます。路面には前日の降雨でできた水溜まりが点在し、そのつど避けて通るのがうっとおしいですが、雨に降られるよりかはマシでしょう。
「あはは、楽しいなぁ・・・」ザーザーと降る雨の中を行くことを思えば、路面を全面的に覆い尽くす水溜まりなど、なにほどの事もありません。そう、雨さえ降らなければね・・・。
や、こんな所に分岐がありました。その後、僅かに下りがかったストレート区間に差しかかりましたが、その途中に左折ダートの出現です。「ここは一体・・・?」再び県別地図を眺めてみると、そこには本道から右手に分岐する1本のピストンが記されていました。ただし、それは地図上のこと。実際にはどうなっているのか気になるところですが、名のある林道ではなさそうです。
→分岐の様子をうかがう!
い下り坂が続きます。山の谷間というか、尾根と尾根の間の鞍部を蛇行しつつダートは延びており、その途中には路面には土が散乱し、路肩の山肌も土むき出しになった区間もありました。降雨時にでも斜面の土が少しずつ洗い流されているのでしょう。
らに進むと大小川沢に流れ込む支流の沢に架かるコンクリ橋が現れ、橋を渡った地点にT字路がありました。大小川線本道はここを右折ですが、左折側はヌタヌタの名無しダートが支流の沢に沿って延びているようでした。特に行き先を示す標識はありませんが、路面状況から進むべき方向はすぐに分かると思います。たぶんですけど。
→分岐の様子をうかがう!
→沢を眺める!
してT字路から眺めた本道の行く手。恐ろしいほどの山深さなのに、ダートは幅員も広くて路面状態もいたってまともでした。入線直後に土場がありましたが、土場があるくらいなので、大小川線については定期的に手入れがなされているのでしょう。
字路を右折してしばらく進むと左手路肩に湧水が! よくある塩ビ管からの垂れ流しではなく、きちんと水飲み場として整備されているようです。のどは渇いていませんでしたが、まだ先は長そうだし、一服するのにちょうど良い場所なので、ここでしばし休憩。
→湧水を眺める!
→湧水の周囲を調べる!
→さらに大小川林道を進む!
→探索中止・・・
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