このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 高宕林道/ Takago林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.02.15 / No.C-005 
 [ 所在地 ]君津市 [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ] 高宕支線林道
 短いながらも渓流沿いを走るダート区間が爽快

ンクリ隧道入口の林道起点です。ここは高宕山の日本ザルの生息地らしく、天然記念物に指定されているようでした。ちょっとした遊歩道が設けられており、たまに観光客の車が駐車しています。ちなみに「愛宕山」ではありません。「高宕山」です。初めて訪れる場合、アプローチがちょっと分かりにくいので、「石射太郎山」の標識に注意しないと迷うかも。
ンクリ隧道を抜けるとダート区間の始まりです。進行方面左手が谷になっています。崩落した跡でしょうか、岩石というほどの大したものでもありませんが、細かく砕かれた砂利のような砂岩が敷き詰められた路面は、まあ走りやすいです。よく見ると、隧道入口には簡易鉄パイプ柵が脇へ除けてありました。
質がもろいのか、切り立った壁面には小さく崩落した痕跡があちこちにありました。身の危険を感じるほどでもないですが、雨天時にはあまり走りたくないですね。ダートは高宕川に沿って緩く下っています。荒れ林道が多い千葉県では、まあ、おとなし目な林道ですが。
宕川沿いの崖にへばりつくようにして進みます。この区間の路面は土質で、所々で砂岩質の岩盤がむき出しになっており、雨などで濡れている場合は滑りやすいので注意しましょう。左手は切り立った崖で、すぐ下を高宕川が流れています。崖下に落ちたら大事ですが、路肩に注意してさえいれば問題はありません。路肩のオーバーハングした岩壁がワイルドです。
い下り坂の直線が現れました。路面も走りやすくて視界の開けた感じのストレートです! ここはアクセルをちょっと開き、爽快気分で走り抜けました。ただし、雨天後はダートの土にタイヤを取られて転倒しないように気を付けてくださいね。
んと! 通行止めの看板です。この先の渓流沿いで一部区間が崩落気味とのことでした。しかし、「禁止」とは書いてありませんし、勧告といったところでしょうか。一応、心に留めておきますが、見たところ車以外なら、さほど問題はないようでした。
流のすぐそばを走る平坦で走りやすい路面です。春まだ遠いこの時期は生い茂る草木もなく、落ち葉をカサカサと踏みしめながら進みます。寒さは身に凍みますが気分は上々、特にこの付近の眺めがよかったので、ここで一服しておきました。です。夏のムンムンとする草いきれのない秋から春先にかけてが最もいい季節です。
→渓流を眺める!
の後、道はさらに高宕川の水際へと降りて渓流の流れにへばりつくように続いています。進行方向左手には切り立った崖があり、川と崖の間に強引に道を切り開いたような感じです。そのためか、この区間では路面の崩落がしばしば発生するようで、コンクリで路面を修復した跡がありました。ちなみに、この地点には写真右手の崖に隠れていますが、山中へと延びる分岐があります。
→分岐先の様子を眺める!
わっ、やっぱりありました。行く手の路面に亀裂が走り、路肩が川原へと崩落しているというのか、見事に陥没しています。それでもよく見ると、バイクらしきタイヤのわだち跡があったので、先人に従ってここはわだちに沿って慎重に乗り越えます。車ならアウトですが、オフバイクなら楽勝ですね。
落地点を過ぎると素堀隧道がありました。隧道を抜けたこちら側にもやっぱり「通行止」の看板です。ここから先の区間の路肩には、よくあるコンクリ製の疑似木柵が設けられており、ちょっとした渓流沿いの散策路のように整備された感じになっていました。路面は引き締まっていて走りやすいです。
手へ延びる高宕支線林道の起点でもある高宕大滝三叉路で高宕林道のダートは終了。ここから先は舗装路で展望のきかない山中を登坂して行くことになります。ちなみに高宕大滝は支線林道を少し進んだ地点にあり、この周辺では散策ハイカーの姿もよく見かけます。
→ダート区間を振り返る
→高宕支線林道に突入!
宕大滝三叉路から登坂してゆくと切り通しに囲まれた地点で素堀隧道です。どうやらこの辺りが峠のようで、ここを抜けると道は下りに転じています。前半のダート区間に比べると舗装区間はどうしても楽しさにかけてしまいますが、とりあえず先へと進みます。
堀隧道を抜けてさらに下ってゆくとT字路にぶつかってここが終点となります。終点には林道標が立っています。距離の短さが玉にキズではありますが、高宕林道は房総エリアではダート区間のあって荒れの少ないメジャー林道ですので、ぜひ一度は走っておきましょう。
→探索終了!
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