このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 片倉三石林道/ Katakuramitsuishi林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.09.02 / No.C-027 
 [ 所在地 ]君津市 [ 状態 ]完抜舗装 [ 接続林道 ] 草川原林道  [ 分岐林道 ]-
 単調な登坂路が連続する三石山観音への参拝道を兼ねた峠越え全線舗装

総半島の中央部に位置する亀山湖から少し山中に入った三石山(281m)の「三石山観音」へと山裾のR465号線付近から延びる片倉三石林道の起点です。 沿道には民家もなく平日には車両の通行はほとんどありませんが、休日に限っては三石山観音を目指す観光客の車の通行もポツポツと見られる模様。林道標は国道の「亀山大橋」たもとから少し進んだ地点に設置されています。
道標の立つ起点から緩い登り坂を進んでいくと、すぐに左手に草川原林道の入口が現れます。こちらには三石山観音への参道もあるのですが、わざわざ登山道じみた参道を通って三石山観音を目指す物好きもほとんどいないらしく、参拝客の車ははここを素通りするため、ほとんど一般車両の立ち入ることがない忘れ去られた状態にあるようです。行き止まりだし…。
→草川原林道に突入!
川原林道との分岐を過ぎると左手にカーブしつつの登り坂が連続します。コース的には180度反転して、この辺りで先ほど分岐した草川原林道の真上を通り抜けている状態です。
ラダラとした登坂路を単調気味に進むと、途中の右手(進行方向は手前です)に怪しいダート分岐がありました。ここはなにかの作業道らしい感じですが、辛うじて道の状態を保っている状態であり、うかつに乗り入れるとただでは済みそうもない代物かも…。
→ダート分岐の様子をうかがう!
念ながら路面はオール舗装されているので、特にこれといった感想のないよくある山道の光景が続きます。登り坂が続いて標高を稼いでいるにもかかわらず、道すがらのほとんど眺望のきかない片倉三石林道ですが、ここでは唯一のビューポイントがありました。
→景色を眺める!
望ポイントを過ぎてさらに登坂することしばし、やがて路肩がこのように脹らんだ駐車スペースがいきなり現れました。これは三石山観音への参拝客用の駐車帯ですが、観光スポットとしての規模を考えればこれでも無駄に広すぎるような気も…。もちろんここに駐車する車の姿は無し!
してたどり着いたのがこの三石山観音入口。ででんと大きく掲げられた看板と土産物店のかもし出す味な雰囲気に、眺めていると身体から力が抜けていきそうな感じです。なので、ここまでやって来たものの、なんとなく参拝する気が起きずに結局は素通りしてしまいましたよ。
石山観音入口は山の峠になっているので、そこを過ぎると今度は下り坂が始まります。この下り坂もダラダラとして延々と続くのですが、標高そのものは大して高くなくてもそのアプローチだけはとても長い、といった各地によくある感じの峠越えコースになっています。
、その下り坂を降りきった地点が終点になっているのかと思いきや、降路の途中で唐突に林道標が現れてしまい、ここで片倉三石林道は終点を迎えます。コース的には1本道でこの先も下り坂はなおもしばらく続き、最終的には県24号線に抜けられます。ちなみに、沿道の雰囲気的には三石山観音を境に明るく開けていい感じになってくるので、これはなんとも残念ではありますが。
密にはここは林道区間ではありませんが、参考までに紹介しておくと、道自体はこのような感じで県道に向かってなおも続いています。上空が大きく開けてとても明るく開放的であり、ここがもしもダートであったなら最高のシチュエーションなのですが、ま、こればかりは詮無きこと…か。
→探索終了!
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