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 東奥野林道/ Higashiokuno林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.07.02 / No.C-054 
 [ 所在地 ]富津市 [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ] 奥野林道  [ 分岐林道 ]- [ 再探索 ] 2015.12.06
 走りやすいフラットな砂利ダート+ツルツル鉄板路面のピストン林道

奥野林道の入口です。 富津館山道路富津竹岡ICから県道34号線方面に進むと、途中の「上白狐」地区で左折する道があります。道筋に沿って進み、民家が途切れてしばらくすると舗装路が途切れて道幅の広い直線砂利ダートになりますが、そのまま進むと橋があり、そこを渡った地点に東奥野林道の入口があります。途中、舗装路が途切れる手前に車止めのバリケードがありますが、ここはバイクであれば問題なく先へと進むことができたと思います。富津竹岡ICからはさほど遠くはないのですが、少々気が付きにくいかもしれません。
道標の立つ起点直後と終点の僅か10メートルのみが舗装されていましたが、 事実上、ここは全線ダートといってもいいでしょう。起点から行く先を眺めると鉄板が敷かれているのが目に付きました。途中にヌタった区間でもあるのでしょうか? でも、ぱっと見では路面はフラットな砂利質ダートで、ガレやヌタった様子もなく、見るからに走りやすそうな雰囲気でした。
筋に沿って細かくカーブを繰り返す砂利ダートをやや下り気味でたどっていくと、この辺りから道筋は緩い登り坂になりました。周囲は意外と山深いですが、ダートの幅員は広く、このままどこかに抜けていそうな雰囲気もします。左手は谷底となっていて、そこには白狐川が流れているようですが、草木が邪魔してよく確認できません。
り坂から上り坂へと転じたダートを進むと、コンクリ橋がありました。ここで白狐川の流れを確認できますが、特別眺めが良いわけでもないようです。橋の手前の路肩に小型重機が止めてあり、この先に工事区間があることが予想されましたが、とりあえずは進めるところまでこのまま前進します。
→白狐川を眺める!
ンクリ橋を渡ってカーブに沿って前進するとやたらと路面に敷かれた鉄板が目に付くようになりました。はて、見た限りでは特別ヌタった様子や、水溜まりもありませんが…? 探索時は晴れていたので問題ありませんでしたが、雨天後などではスピードを出しているとツルツル滑ってしまい、やや危険(最上段の写真参照)かもしれません。そう言えば、かつて友人に譲った原チャリが大破したのも雨の日の踏切鉄板だったっけ。しかも譲ったその日の内に・・・。
ッ!! カーブを曲がったその先の路面を大型パワーショベルが塞いでいます! こうして眺めてみると、なかなか大きくて迫力がありますが、付近には人影はありません。当日は休工日だったらしく、気兼ねなくここは路肩をすり抜けさせていただきました。途中に敷かれた鉄板は、どうやら重機の走行のためだったようですね。
ョベルカーの脇をすり抜けて砂利ダートはさらに延びていますが、進むにつれて砂利のつぶてがやや大きくなってきました。路面に敷かれた真新しい摩耗のないつぶてから察するに、この区間は延長開設間もないのでしょう。路面を切り開いたガレ屑が右手の沢を半ば埋めるように投げ捨てられており、荒々しい林道掘削現場の雰囲気がプンプン漂います。
日の掘削作業が終わり、そこから路肩へ寄せるのももどかしかったのか、ででんと乗り捨てるように現場に止め置かれたショベルカーです。なぜかそこだけコンクリ舗装が施されていましたが、まさにここが林道延長工事の最先端部です。今後の延長予定ルートはここで崖に沿って左折するのか、もしくは前方の森を突っ切るのか分かりませんが、道が途切れている以上、東奥野林道の探索はこれにて終了です。
※ その後、東奥野林道の延長工事は完成して現在は完抜け林道となっています。
→探索終了!
→引き返して奥野林道に向かう!
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