このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.07.29
No.C-072

増間御門線■南房総市(旧三芳村) ■全線舗装 ■分岐→大学口上滝田線
■県道89号線増間地区付近から山中へと延びる

 密生した草木の厚い緑の壁に囲まれつつ山中をダラダラと連続登坂 

 ↓路肩には藪が茂ってなかなか山深い雰囲気ですが、鬱蒼とした暗さはありま
 せん。全線に渡って坂道が連続しますが、舗装されているのでほぼ問題なし。


……こんな感じ……
■県道89号線の走る山裾の御門付近から断続的に山中を登坂して延びる完抜け林道。全線舗装済みで走りやすいが、沿道は山深い森の草木に覆われている。夏季などではこの緑の壁に遮られて視界はほとんどきかない状態で、道すがらの眺望も望めない。路肩に藪が密生しているため、かなりの山深さを感じてしまうものの、そこにジメジメとした陰鬱な暗さはなく、意外と明るい雰囲気になっている。部分的に激坂区間も存在するが、これはゆっくり走れば全く問題はない。全体的にカーブは緩く、ハイスピードになりがちだが、路面にはみ出すように浸食した藪で見通しが悪くなっていることが多いので、これには要注意。

■県道258号線側からアプローチした場合の増間御門(ますまみかど)線の入口です。ここから全線ほぼ下り坂で県道89号線御成地区付近まで延びていますが、こちら側が終点で、御成側が起点になっています。付近には民家もなくなかなか山深い雰囲気ですが、路面は既に舗装済みでダート区間は存在しません。
■入口から1車線舗装路に突入すると、すぐに下り坂が始まっています。幅員は特別狭くもないのですが、夏季などには路肩の藪が路面にまで侵食してしまい、やや狭く感じるかもしれません。そういう意味では見通しが悪くなっているので、突然の対向車には注意が必要です。
■山中を行く林道にしては思っていたほどカーブはなく、直線っぽい区間が続きますが、進むにしたがって傾斜角度が増してきます。周囲は草木に完全に覆われており、視界は前方に延びるアスファルトの道筋のみで、ここは淡々と進むしかありません。路面も舗装されているので、知らず知らずにハイスピードになってしまいます。
■しばらく下って進むといきなり急カーブの逆S字が現れますが、この地点は前のめりに落ち込むような急激な傾斜角度になっています。調子に乗ってスピードを出していると、ここは曲がりきれずにコースアウトしてしまうので、慌ててシフトを落としてエンブレを効かせましたが、XRが壊れそうなほどの「ブブブーーーンッ!!」と物凄い音が! 危機一髪でした。
→傾斜角度を確認する!
■その後も下り坂をさらに進みますが、路肩両側には緑の壁がどこまでも続きます。山の上から下っているので、途中に1箇所くらい眺望ポイントがあってもいいだろうと思うのですが、道すがらの眺望などは全くききません。仕方がないので、山道の入口くさい路肩の土手に登ってみました。
→眺望を眺める!
→山道に突入しちゃう!
■眺望ポイントを過ぎてしばらくすると、やがて左手にヘアピンカーブで登坂してくる舗装路が見えてきます。初めてこの地点にやってくると、この先で切り返しのカーブになっているのかと思ってしまいますが、これは大学口上滝田線になっています。もう少し進んでみます。
■で、少し進むと、こんな感じですぐに大学口上滝田線の左手分岐が現れます。ここにはひょろりとした背の高い林道標があるのですぐにそれと分かりますが、増間御門線はこのまま直進です。やや開けた場所になっていますが、周囲には特に何もありません。
→大学口上滝田線に突入!
■大学口上滝田線を分岐してもさらに下り坂は続きます。その後はややカーブ区間が多くなってきますが、状況的にはこれまでと大差ないようで、特に眺望がきくわけでもありません。クネクネとカーブを下って進むと、やがて森が途切れて前方に御門地区の畑と家並みが見えてきます。
■山を下りきって森を抜けたけど林道標が無いな…、と思いつつ民家と畑の脇を少し進むとこの地点にようやく林道標が現れて終点になりました。正確にはこちら側が起点になっていますが、ま、それはどうでもいいでしょう。というわけで増間御門線の探索はこれにて終了です。
→探索終了!

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