このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.12.23
No.C-095

熊取線■鴨川市 ■全線舗装 ■接続→嶺岡中央2号線
■嶺岡中央2号線から県34号線「南小町」地区とを結ぶ

 激坂を交えた下り坂が連続、やや単調気味だが所々で展望がきくのが救い 

 ↓嶺岡中央2号線側から入線すると激坂の途中で山裾の展望も僅かに望めます。
 途中には名無しダートの分岐もあり、嶺岡中央2号線系支線の中では優等生。


……こんな感じ……
■嶺岡中央2号線の延びる丘陵地帯の山頂から、 山裾の長狭街道 (県34号線)沿いの平野部に至る、全線ほぼ下りの連絡舗装林道。林道標は起点、終点共に設置されているものの、白化現象により判読は困難。嶺岡中央2号線側の電波塔らしき鉄塔脇の入口から入線すると、細かなカーブを交えて急坂で一気にかけ下る。コース的にはガタガタとしたコンクリ簡易舗装路の下り坂が続いてやや単調だが、それでも路肩の藪越しに所々で麓の展望がきくのが救い。嶺岡中央2号線から分岐する支線の中では最も眺望的に優れ、暗い雰囲気は全くない。ちなみに、中盤地点付近には熊取線を左右に横断する名無しダートとの十字路がある。

■嶺岡中央2号線を鴨川方向から進んでくると、西の谷大田代線との分岐を過ぎた少し先に現れるのが熊取線です。その入口には林道標が設置されていますが、白化現象によってとうの昔に判読不明状態に…。それでも分岐口には鉄塔が立っているので、すぐにそれと分かります。なにやら正体不明な林道標が立っているな、と突入しないまでも目にしたことのある方は多いと思います。
→見上げる!
■林道標の立つ起点から入線すると、すぐに急激なコンクリ簡易舗装の下り坂でスタートです。 ヘンな看板が立てかけてありましたが、ここは気にしません。
■冬枯れした藪のような斜面の森の中を下って進みます。途中、こんな感じで峠のように見える地点がありますが、ここは峠にあらず。激坂下り区間の始まりで、下り角度が急激に増しているため行く手の路面が見えなくなっているだけです。
■所々で路肩のススキ越しに展望の開けた激坂が続きます。前方に開けた山裾の平野部の展望を眺めつつ下れる、熊取線唯一のビューポイント(最上段の画像を参照)で、ちょっと良い感じ。それよりもここは、ギリギリ状態で立てたXRが自然発車しないかとヒヤヒヤものでしたが、まあ、何とかなりました。
■激坂を下りきるとコンクリ舗装が剥がれて砂利剥き出しになった十字路が現れました。熊取線本道は直進ですが、左折すると芝生の敷き詰められた模型飛行機用の発着場があり、右折側には簡易バリケードの施された正体不明ダートが延びています。
→十字路を振り返る!
→簡易バリケードを眺める!
→正体不明ダートに突入!
■十字路を過ぎてさらに進みます。「なんだこれは…?!」ここにどのような力が働いたのかは分かりませんが、その後の区間はコンクリ舗装に段差が生じてガタガタ状態に! 起点にあった「全面通行止」の看板はこれのことだったのか…。
ぐわしゃッ!!  続く激坂区間で展望を交えて撮影中、いきなりXRがフラフラとヨロけ始めた次の瞬間、駆け寄る間もなく無惨にも自然転倒! ガソリン臭の漂う中、急いで引き起こしてみるとミラーひん曲がりの ダメージ が…。 「ふざけるな!!」言いようのない猛烈な怒りに駆られましたが、怒りの持って行き場があるはずもなく、ここは諦めるしかありません。やはり、路面に止めておくには傾斜角度がキツ過ぎたようです。これで何度目だよ…。
■心を静め、気を取り直して少し先の地点で撮影のやり直しです。それにしても、急坂では1速状態で止めておけばよいのですが、エンジンを一々切るのがもどかしく、ニュートラル状態にしておくクセがどうにも抜けないようです。
■十字路以降、再び現れた激坂区間を一気に駆け下りると小さなコンクリ橋を渡った地点で終点になります。ここにも林道標は設置されており、こちら側は僅かに「熊取線」の文字が確認できますが、消滅するのも時間の問題でしょう。これにて熊取線の探索は終了です。
→探索終了!
→引き返して嶺岡中央2号線に向かう!

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