このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2008.04.29
No.C-099

東山1号支線■君津市 ■半ダート ■接続→東山線
■東山線から分岐して山中に延びる

 荒々しい地層剥き出しの切り通し地帯を忙しなくアップダウン 

 ↓真新しい砂利の白さが眩しい出来たてホヤホヤのダートはそれだけで気持ち
 の良いもので、尾根伝いに延びる開放的な雰囲気もなかなか爽快ですよ。


……こんな感じ……
■東山線から分岐して尾根伝いに延びるピストン林道。その名称に「1号」とあるのが気にかかるが、現時点では東山線における唯一名のある支線林道である。開設間もない(2008年4月現在)ため、 道を通すために切り開かれた山肌の壁面もどこか乾ききっていないような雰囲気で、工事跡もまだ生々しい。コース的にはやや急な部分もあるが、少し登ってまた下る、を繰り返す断続的なアップダウンと細かなカーブが連続、ちょこまかと落ち着きのない印象を受けた。路面は砂利ダートとコンクリ舗装が混合して存在、完全ダートでないのが惜しまれるが、道すがらの雰囲気は開けた感じでなかなか良い。このエリアではまともに走れる貴重なダート区間のある1本。

■東山線から分岐する開設真新しい東山1号支線の起点です。分岐元である東山線には、ここより香木原線寄りの地点に、以前から1箇所 ダート分岐 が存在(当サイトでは誤って東山1号線支線として紹介していたため、新たに名無し林道エリアに訂正して登録済)していますが、それは保安林管理道であり、名のある支線林道は存在していませんでしたが、林道パトロールにてこのたび新たに東山1号支線の開通を確認したので、早速突入してみました。
→起点を振り返る!
■開設ホヤホヤのダートに荒れがあるはずもなく、真新しい砂利の敷かれた起点直後の坂道を登ります。ただ、路面の砂利は舗装直前にアスファルトの下に敷かれるタイプのような気もするので、もしかしたらここも早々に舗装化されてしまうのかもしれません。ま、それはともかく、現時点では付近の三間線と共にまともに走れる貴重なダート林道には違いないでしょう。
■おお、いきなりですか! 起点直後の砂利ダートを少し進むといきなりコンクリ簡易舗装区間が現れました。ここは切り通しの坂道になっており、おそらく通行の便宜を図って開設と同時進行で舗装したのだと思います。たぶんね。
→眺望を眺める!
■すぐにダートは復活しましたが、山の尾根に沿って道を通しているため、その後は切り通しが連続します。でもそこにはよくあるコンクリ塗装の壁面強化がなされておらず、どこか突貫工事的な雰囲気が…。地質的にも脆そうな粘土質の土壁は一雨来れば、開設早々に土砂崩れで半永久通行止め、なんてことになりそうで心配です。
■切り通し地帯をさらに進むと尾根の起伏に合わせて軽くアップダウンが続きます。所々に待避所が設けられており、それを示す標識もまだピカピカで、そこかしこに真新しさがプンプン漂っていました。出来たては何でも気分が良いものですね。
■迂回する、ということを知らないのか、それともそんなスペースは無かったのかは知りませんが、相変わらず断崖のような鋭い切り通しを抜けて坂道ダートが延びています。それにしてもスパッと切り取られた山肌が見事です。でも梅雨時はちょっと怖い…。
■で、また少し舗装区間があって、そこを抜けると切り通しの狭間から前方に広場のようなスペースが見えてきました。もしかして…、と思いつつも、終点の存在をほぼ確信して前進します。パターンなんですよね、その先の広場っていうのは。
■予想は的中しました。広場と言うよりもやや路肩が脹らんだ感じの場所ですが、ここで道がいきなり途切れています。終点を示す林道標はありませんでしたが、どうやらここが東山1号支線の終点になっているようでした。ややあっけない感じもしますが、ここは半ダートだからそれでも良しとしておきます。
→探索終了!
→振り返る!
→周囲を調べる!
→引き返して東山線に向かう!

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