このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 小倉松森林道/ Oguramatumori林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.09.09 / No.C-138 
 [ 所在地 ]鴨川市 [ 状態 ]完抜鋪装 [ 接続林道 ]郷台林道 [ 分岐林道 ] 西嶺林道
 接続する郷台林道へはゲートが立ち塞がって抜けられない残念なオール舗装

川市の保台ダム手前付近から山深い山中を縦断して万年封鎖状態にある郷台林道へと接続する小倉松森林道の入口です。接続先の郷台林道はどの入口も完璧に封鎖されていますが、「ひょっとしてここからならば・・・」と思って訪れたことのある方もいることと思いますが、果たしてそれはどうであるのかは先へと進めばおのずと分かること。僅かな期待を込めて何はともあれ、コンクリ舗装の急勾配で始まる起点を後にして早々に出発です。
道標の立つ起点から入線すると、ダラダラとした勾配区間が連続します。周囲に展開する杉混じりの森は深そうな感じもしますが、道すがらの展望などはほとんどきかないようで、単調気味に。これで路面がダートであれば、話も少しは違ってくるのでしょうが、こればかりは仕方ありません。
ネクネと蛇行した舗装路が延々と続きます。進むにつれて徐々に高度を稼いで上空が開けてくるため、雰囲気的には暗さなどはないのですが、基本的には森に囲まれた山中の似たような景色が続くことに。舗装路である、ということ以外はさほど悪くはないのですが、こういう林道はいわゆる「撮り所」がないので困りますよ。
こか撮影に適した地点はないものか、と思いつつダラダラと前進しているとやがて右折分岐が現れました。これは半ダートで完抜けしている西嶺林道の分岐であり、ここを右折すれば県181号線方面に戻ることができます。が、そちらの探索はひとまず置いておき、まずは郷台林道に接続している直進方向の小倉松森林道の探索を優先することに。そしてあわよくば郷台林道にも突入したりして・・・。
→西嶺林道に突入!
「この先林道は行き止まり 千葉県南部林業事務所」・・・ですか。ウソはイカンでしょう、ウソは! この先が郷台林道につながっていることは分かっており、かような看板がわざわざ置かれているところから察するに、「そこへは抜けさせないぞ!」とでも言いたいのでしょう。だからといって、はいそうですか、とはいかないので構わずに前進します。

※探索時から4年近くが経過した10年6月時点においても、この立て看板はそのまま設置されていますが、状況はさらに悪化して西陵林道分岐地点〜起点のある「和泉」地区間は自然災害よるためか、通り抜けできない旨を記した看板も新たに設置されています。
西嶺林道との分岐を過ぎると、細かなカーブとアップダウンを幾度となく繰り返しつつ尾根筋付近の森の中を進みます。沿道は標高が高いにもかかわらず、道沿いには濃い森が展開しているため展望などはほとんど望めないため、相変わらず単調気味にダラダラと舗装路をたどって行くことになるのですが、そんな中で唯一のビューポイントがこの地点。ここだけは路肩の森が途切れて付近一帯に連なる山々の眺望を望むことができました。
→眺望を眺める!
望ポイントを過ぎると再び沿道は山肌の森に囲まれて眺望は望めなくなり、ダラダラとした蛇行路が続きます。そしてたどり着くのがこのゲート地点です。コース的に郷台林道に接続するまでは、まだ少し距離がありそうなのですが、残念ながら自由通行状態が保たれているのはここまで。きっちりと閉じられたゲートによりこれ以上は進むことはできません。郷台林道は言わずと知れた万年封鎖林道であるため、ここが解放されていることはまずないと思っていいでしょう。というわけで小倉松森林道の探索はここまでです。
→探索終了!
→その先の様子を眺める!
→ゲート脇を調べる!
→振り返る!
→周囲を眺める!
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