このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 俵田林道/ Tawarada林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2011.02.26 / No.C-158 
 [ 所在地 ]君津市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ] 俵田支線林道    ※ 俵田林道再探索 (2015.09.21)
 平地林道ゆえのダートの走りやすさは抜群だが、その行く手には・・・

設年度は昭和17年(1942)というから、「欲しがりません、勝つまでは!」で知られる国民決意の標語が生まれた太平洋戦争最中の年に産声をあげたことになるのがこの俵田林道。戦時下の食糧増産につき農道系林道として開設された経緯がある…かどうかは不明ですが、千葉県下ではかなりの歴史ある1本であることだけは事実でしょう。そのためか林道自体はかなり地味な存在ながらも、少々詳しい県別地図などではたいていその名が記されているようです。
の俵田林道、開設当初は当然ながら全線未舗装状態であったことは容易に想像できますが、残念ながら、現在は県道に接した起点から数十メートルが舗装されている模様。よって、お目当てのダートは少し進んだこの地点からスタートしていましたよ。
ートは藪の中を抜けて行くように延びていますが、立地的には坂道で山中に延びているのではなく、雑木林の中に平坦コースで続いている感じです。なので、この俵田林道は丘陵地帯などでたまに見られる平地林道といったところでしょうか。
らに俵田林道はどうやら生活道路も兼ねているようで、途中にはこのような民家への入口もあるようです。道理で路面は固く締まって走りやすく、沿道に電柱が立ち並んでいるのも納得できました。一応、ここはダート林道ですが、事実上は生活道路と思って間違いないでしょう。
線してしばらく進むと、房総特有のびっしりと青竹の密生した竹林地帯が現れます。ジメジメとした感じはなかったですが、昼なお薄暗い雰囲気が見られました。夏場はいかにも藪蚊が大量発生していそうな場所ですね。
んな竹林の中のカーブを曲がって進むとこのような長いストレート区間が現れて、徐々に行く手の周囲が開けてきました。どうやらこの先のダート沿いに最奥の民家があるようです。ここは見通しの良い地点なので、さっそくデジカメを構えていると、はるか前方から当方に向かって高速接近してくる2つの物体が?!
→待ちかまえる!
トレート区間の途中の路肩には前進にサビの回ったキロポストも存在。せっかくなので撮影しますが、先述の犬がまとわりついてそばを離れません。「寄るんじゃない! 咬むんじゃない!」と追い払いますが、前方左手の畑では飼い主らしき民家の住人が農作業をされていたので強気にも出られず、その後ドロドロの脚で飛びつかれた…。
→キロポストを眺める!
を振り切ってさらに続くストレートを前進します。民家の脇を抜けると、その先にてダートは再び藪じみた雑木林へと差しかかりますが・・・。
んと、行く手には予想もしていなかったチェーンゲートが。俵田林道はてっきりゲート無しの林道であると思っていただけに、これはとてもショックです! 最奥の民家までは生活道路となっているので、それ以降は封鎖してあるといったところでしょうか。なまじっかここまで里山の中に延びる穏やかで気持ちの良いダートを普通にやって来られるだけに、、なんとも後味の悪い結果ですが、こうなっては仕方なし。ここは素直に諦めて俵田林道の探索はこれで終了としておきます。
→探索終了!
→ゲート左手を調べる!
→ゲート右手を調べる!
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