このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2007.05.11
No.C-168

久半谷線■大多喜町 ■全線舗装 ■接続→泉水西部田線
■「大多喜」地区内にて「県民の森総合運動公園入口」付近から泉水西部田線とを結ぶ

 いわゆる林道的価値は低いがキャンプ場へのアクセス路として一般町民に奉仕 

 ↓あっという間に走破してしまう極短舗装ショートで、いわゆる林道探索的に
 は何も述べることはなし。ただし、終点では泉水西部田線に接続しています。


……こんな感じ……
■大多喜町の中心地、いすみ鉄道大多喜駅そばの「県民の森」に存在するフル舗装のショート林道。余りにも短すぎてものの5分もかからずに走破してしまう久半谷線だが、林業を目的として開設されたものではなく、本来は県民の森の管理道として開設されたもの。しかし、現状としてはもはや一般道となんら変わりのない普通の舗装路に成りはててしまい、沿道にキャンプ場があることから町民のアクセス道としての役割を担っている。途中にはキャンプ場もあり、沿道には県民の森らしい手入れのなされた清々しい森が広がっているが、所詮はアスファルトの極短ショート。いわゆる正統派の方がわざわざ訪れてみても得られるところは皆無だろう。

■いすみ鉄道大多喜駅からほど近い「大多喜」地区にある「県民の森」。そこは薬草園や図書館をはじめ総合運動公園、B&G海洋センターなるレクリエーション施設が揃う町民憩いの場となっていますが、なにを隠そう、その敷地内に延びる舗装路こそがこの久半谷林道です。はたして一般町民の方がここは「林道」であることをどれほど認知しているのかは察して知るべしですが、それでも林道標はこの通りちゃんと存在しています。
■全く目立つことなく林道標の存在していた起点を出発すると、久半谷線の舗装路は県民の森敷地の外周に沿って延びており、すぐに「久半谷トンネル」なる隧道が現れます。といってもどこにでもある普通のトンネルであって、これといって述べることは何もないですけど…。
■隧道を向けると舗装路は弓なりに大きくカーブしていますが、そこはこのように路肩が大きく脹らんで駐車スペースとなっていました。探索時には1台の車も止まっていませんでしたが、これは県民の森を訪れる方々のためのものでしょう。
■駐車場を過ぎて少し進むと右手に県民の森付属施設である「キャンプ場」が現れます。利用料金はテント1区画600円。でもプラス200円の施設管理費がとられるので、結局は800円ですね。電話予約で利用できるみたいです。千葉県のマニア舗装林道巡りにはうってつけ…なわけないか!
■キャンプ場を過ぎると県民の森の敷地内の森を横切って久半谷線は延びていますが、森を抜けきらない地点の路肩に終点を示す林道標が現れてエンドになっています。県民の森を抜けているということで「林道らしさは」確かにありますが、所詮はフル舗装のショートな林道。ゆえにキャンプ場も含めてこの久半谷線を訪れるまっとうな林道ライダーは…まずいないだろうな。
■ちなみに、久半谷線の終点を示す林道標の先にも1本道の舗装路は続いており、そこを進むと泉水西部田線へと乗り継ぐことが可能。厳密には久半谷線の終点が泉水西部田線の起点となっているらしいのですが、その林道標はちょっと進んだ先に離れて存在しています。なので、もしも久半谷線を訪れてしまったならば、せっかくなので帰りがけの駄賃で立ち寄ってみてもいいでしょう。
→探索終了!
→泉水西部田線に突入!

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