このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2007.05.11
No.C-169

泉水西部田線■大多喜町 ■全線舗装 ■接続→久半谷線
■久半谷線から県172号線とを結ぶ

 久半谷線とセットで存在するが、完全舗装で延長距離もショートな存在に… 

 ↓いすみ鉄道大多喜駅そばに存在する林道群の1本ですが、それらの特長とし
 ての極短、フル舗装は免れません。林道探索的には一度で十分でしょう。


……こんな感じ……
■「いずみ」ではなく「せんすいにしべた」と読む全線舗装の完抜け林道。設置されている林道標は互いに離れているが、林道区間手的には久半谷線と接続しており、事実上は両林道で1本道を形成する。ゆえに、ほぼ同時期に開設された久半谷線と沿道の雰囲気、状況はなんら変わるところはない。すぐそばに位置する「県民の森」を抜けて県172号線へと抜けていることから、泉水西部田線は林道というよりもそこを訪れる一般町民のアクセス路というのがその本質であろう。延長距離はかなり短めであり、ボーっと走っているとあっという間に完走してしまう。わざわざ訪れる価値は低いが、久半谷線とセットとなっているのがせめてもの救いか…。

■いすみ鉄道大多喜駅方向から「県民の森」を横切る久半谷線を進むと、1本道でそのまま接続しているのがこの泉水西部田線。県民の森管理道として昭和62(1987)年に開設された久半谷線とほぼ時を同じにして開設されたとのことで、厳密には久半谷線の終点がそのまま泉水西部田線の起点であるらしいですが、それぞれの林道標は少し距離を置いて設置されています。
→起点を振り返る!
■林道標設置地点を後にして出発すると、県民の森を抜けているということで、爽やかな明るい森の中を抜けて行きます。ただし、泉水西部田線は全線舗装の林道。乗用車でドライブするにはちょうど良いかもしれませんが、わざわざオフバイクで、というのもちょっとアレだなぁ。あはは…。
■手入れが行き届いた県民の森らしい爽やかな林間コースが続きます。もしもこの状態で泉水西部田線が未舗装であったなら、それなりの評価が得られるのかもしれませんが、所詮は2キロにも満たない極短舗装林道につき、一度訪れておけばそれだけでここはもう十分でしょう。
■泉水西部田線は県民の森の敷地内を抜けてさらに県172号線を目指して延びていますが、とくに見るべきものもないままに進んで行きます。まあ、それでも途中にはこの地ならではの天然ガスの井戸があったんだっけ。鉱山、炭坑、油田系マニアの方ならちょっと嬉しくなってしまうかも。
→ガス井を眺める!
■大多喜町ならではの天然ガス井を過ぎると、その後はもう淡々と進むのみ。といってもそれは僅かな距離で、少し進むと泉水西部田線は県172号線へと突き当たって終点となってしまいます。ちなみに県道を右折するといすみ鉄道大多喜駅方面、左折すれば久留里方面となり、またすぐそばには日帰り温泉「大多喜沢山温泉」の看板が掲げられているので、県道からのアプローチはそれを目印にすればよいでしょう。といってもこの温泉はとうの昔に休業しているとのこと。舗装林道巡りのせめてもの慰めに立ち寄ろうというもくろみは、ここでは成り立たないのでそのつもりで…。
→探索終了!
→引き返して久半谷線に向かう!
→振り返る!

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