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 西日笠林道/ Nishihikasa林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2007.01.13 / No.C-207 
 [ 所在地 ]君津市 [ 状態 ]ピストン半ダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 それは生活道路系と思いきや、後半では著しく農道じみた様相となる半ダートの地味な林道

津市の三島湖にほど近い「西日笠」地区にある西日笠林道の入口です。R465号線から脇へそれたのどかな里山風景を進んでいくと、とある舗装路の分かれ道地点でひし形がひっそりと出迎えてくれました。雰囲気的には林道があるような場所でもないんですけどね。
面から眺めた西日笠林道入口の様子です。でもご覧の通り、路面はアスファルトで林道くささはほとんど感じられません。事実、ここは西日笠地区の生活道路となっています。
薮まみれな山林沿いに舗装路は延びており、道沿いには民家も普通に点在しています。「ここは林道である!」と言われても正直あまり実感できないかもしれません。
び放題に密集した竹林伝いに進んでいくと、くたびれ果てて文字の消滅した林道標が道端にぽつんと立っており、その脇には怪しい粗末な山道じみたダートの入口が存在しています。もはや判読不可能な林道標の存在といい、それは忘れ去られた忘却の林道かとも思いましたが、残念ながら正体は不明。でもおそらくあのひし形は西日笠林道のものと思われます。
→分岐ダートを眺める!
の後のなだらかな勾配を登っていくと、道すがらに展望の望めるビューポイントが現れます。残念ながら路面は相変わらずのアスファルトですが、ここからは眼下に流れる小糸川とその周辺ののどかな里山風景を眺めることができますよ。
→展望を眺める!
らに進むとこのような分岐地点に到着。左折側は引き続き舗装路状態で、一方の直進側はダートとなってそれぞれ続いています。西日笠林道は直進側なのですが、地手持ちの地図によれば、左右のどちらに進んでも再びここへ戻る周回ルートらしいです。
→振り返る!
西日笠林道に残されていたダート区間を進みます。山林の斜面沿いに取りついた落ち着いた雰囲気の路面であり、走りにくさはまったくありません。路面は未舗装となりましたが、この先にも民家があるため、実は生活道路を兼ねているんですね。
→路肩を眺める!
んびりとダートを進んでいくと最奥の民家が現れますが、ここで行く手が2つに分れます。引き続き西日笠林道を進むには左折しますが、一方の右手は地図では破線で示される山道入口であり、最終的には 高宕林道 へと続いているらしいです。途中には荒れた素堀随道もあるらしく、マニアなハイカーがたまに訪れているみたい。ちなみにいつ実現されるかは未定ながらも、実はこのルートは「高宕日笠林道」として改めて林道開設される計画があったりもします。
なみに、林道区間は最奥のこの民家までとする情報もありますが、それでも道はさらに続いているんですね。民家の軒先をこのようにして回り込むと・・・。
家の軒先部分は舗装が施されていますが、そこを過ぎると再びダート区間が現れました。そして今度は下りコースとなって山林の山肌を大きくカーブしながら降りていきます。
の先にはなにがあるのだろうと思っていましたが、ダートを下りきった場所に広がっていたのは水田と畑地でした。地図上で示されるループ区間は山林内ではなくて、このような場所を大きく周回していたみたいです。
ート沿いに広がる畑を眺めつつ進みますが、この雰囲気はもう農道そのもの。やはりここはもう林道区間ではないのかもしれませんが、残念ながら西日笠林道の正確な終点は不明です。こうなったらグルッとこのままループしてまた先述の分岐地点まで戻りましょうか。
んなこんなでさらに前進していきますが、やがてコンクリの簡易舗装区間が現れました。幅員もぐっと狭まって軽トラ1台がやっと通れるような狭さです。もう「自分、本当に林道を走っているんだろうか?」といった感じ。
狭な簡易舗装をたどっていくとまた未舗装状態に戻りますが、その先はちょっとぬちゃぬちゃな感じでした。道筋はしっかりとしていたものの、その雰囲気はまるでピストンの末端みたい。ここ、周回しているはずなのですが、なんだか怪しくなってきましたよ。
して最終的には路面は一面の枯れ草まみれとなってしまい、このような場所に行き着きました。地図上では周回しているはずですが、それらしき行く手が見当たらなかったような気がします。というわけで普通にやって来られるのはここまでだったみたい。とくに長居をしたくなることもなかったので、そそくさと今来た道を引き返して西日笠林道の探索は終了です。
→探索終了!
→振り返る!
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