このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 大穴林道/ Oana林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2015.06.30 / No.C-214 
 [ 所在地 ]多古町 [ 状態 ]全線舗装 [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 事実上の農道と化し、通行するのは農作業におもむく軽トラくらいな極単の舗装林道

近ではブランド米「多古米」で知られるようになった多古町。緩やかな台地に囲まれて水田地帯の広がるこのエリアは林道とは無縁と思われがちですが、実は2本の林道が存在しています。すなわち「大穴林道」と「 赤池林道 」であり、林道名だけならばネットですぐに確認できますが、問題は所在地なんですね。これがまず分かりません。残念ながら適当に走り回って特定できるほど簡単じゃないです。というわけでその入口ですが、県79号線から県113号線へと進み、1つ目の信号を左折(町道高津原線)して500mほど進んだ地点の左折路が起点となっていますよ。
穴林道起点から行く手を眺めてみますが、まあ、なんの変哲のない細い舗装路でした。なお、林道開設された昭和41(1966)年にはまだダートであった入口脇にひし形タイプの林道標が設置されていたのですが、はるか昔に完全消滅したことはいうまでもありません。
しかしたらと期待していた林道の証も存在していなかった大穴林道。「これじゃあ、絶対に分からない!」と思いつつ進むと、台地の谷津(やつ)に囲まれた水田がすぐに現れます。林道はそれに沿って延びているのですが、事実上の農道と化している現状でした。
→水田を眺める!
してこの大穴林道の延長距離ですが、それは1キロにも満たずに僅か615m。なんの面白味もこれっぽっちの林道くささを感じることもなく、あっという間に終点が現れる頃合でした。
こまでの所要時間は僅か1分弱。やがて前方に見えてくるT字路が大穴林道の終点となっています。水田脇のなにも無い地点なので、そこに林道標があれば助かるのですが、それは望めないため、どこまでが林道区間であるのかが分りにくいです。
いうわけで大穴林道の終点に到着。そしてやはりこちら側にも林道を示すものは何も存在していませんでした。「ここは林道である!」と言われても半信半疑で 信用できない かもしれませんが、それこそがマニア林道たるゆえんでしょう。というわけで、わざわざやって来てもなんら得る所のない失意の大穴林道の探索はここまで。
→探索終了!
→振り返る!
→左折方向を眺める!
→右折方向を眺める!
トップへもどる林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください