このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2007.12.24
No.F-012

大根屋敷線■古殿町 ■全線ダート ■接続→小名沢線・馬場林道支線2号
■小名沢線・馬場林道支線2号との三又地点から山中へと向かう

 陽射しの差し込む明るい間伐林に延びるが、伐採作業で前進不可に… 

 ↓杉の伐採地帯に延びる明るい雰囲気のピストンです。常に作業が行われてい
 るようで、運が悪いと作業現場に出くわします。ここは祈るしかないでしょう。


……こんな感じ……
■なだらかな杉の植林地帯を登坂して延びているダートピストン。小名沢線、馬場林道支線2号の接続地点から分岐している。探索時にはその入口に「伐採作業中」の看板が掲げてあり、起点直後の急勾配といい、小枝が散乱した路面には、どことなく林業系作業道くさい感じが漂う。とはいえ、作業車両が出入りするためか、細かな砂利ダートの路面は固く踏みしめられており、荒れは全く見られなかった。地図上でそのコースを眺めてみると、カーブを繰り返してほどなく行き止まりとなる、よくあるピストンパターンではあるが、沿道の杉林は間伐されているため、そこに暗さは見られず雰囲気的には明るいものになっている。

■小名沢線と馬場林道支線2号との接続地点から分岐している大根屋敷線の起点です。探索時にはその入口には「伐採作業中」の看板が掲げられており、山肌を登坂している路面にも枝打ちされた杉の小枝が散乱していました。ちなみに、ちょうどこの分岐地点で一服していたところ、小名沢線方面から1台の軽トラがやって来ましたが、初老の作業員の言うには、「どこ行くの? ここは行き止まりだよ。おれ? 俺はこの先に作業があるから」とのことでした。行き止まり、と言われても「はいそうですか」とUターンするはずもなく、「ああ、そうなんですか」と、とりあえず返答しておき、軽トラが大根屋敷線の奥へと立ち去ってしばらく経ってからの突入となりました。日中は誰と出会うことのない林道でも、午前9時前後では作業現場に向かう車両としばし出会ったりもします。
■「伐採作業中」の看板を尻目にいきなり急勾配で登坂しているダートに突入しました。ちょうど分岐地点から10メートルほど前方に四角い看板が見えていたので、てっきり林道標だと思って近づきましたが、違っていたようです。「もしかして既に消滅?」と嫌な予感がしましたが、付近の路肩を調べてみると、左手斜面の藪に埋もれた形で放置された林道標を発見! その消滅はもはや時間の問題かもしれませんが、そこにあるべきものが見つかったので、スッキリした気分で前進再開です。
■目の細かい大根屋敷線の砂利ダートはしばらく小名沢線と平行するようにS字カーブで登坂していますが、すぐに右手に向きを変えました。周囲は杉林に囲まれていますが、きれいに間伐されて沿道は明るい雰囲気になっています。途中、路肩が崩落しかかっている箇所もありましたが、荒れも無いようで、いたって走りやすい路面です。
■しばらく進むと起点付近の急勾配もやや落ち着いて、路面は次第になだらかなものとなりました。杉林の真っ直中を行くため周囲の眺望は全くききませんが、ダートは明るい雰囲気なので、ここは意外と気分良く走行できました。先ほど出会った軽トラの「この先に作業があるから…」の一言が気にはなりましたが、まあ、行けるところまで前進するのみですね。
■「……。」
重機と材木トラックが完全に行く手を塞いでいました。どうやらこの地点で何か作業をしているようで、取り敢えずXRを停めてわざとらしく近づいてみますが、こちらに気が付いたのか、トラックの影からぬっと顔を出した屈強な作業員の「おーい、ここは通れないぞぉ!!」の一言で退散です。こんなことなら、あの軽トラを追尾すれば良かったとも思いましたが、後の祭り。いや、ひょっとしてこの先で袋小路状態で閉じこめられてしまったかもしれないな…、と独り納得させて大根屋敷線の探索は強制終了となりました。
→諦める…
→引き返して小名沢線に向かう!
→引き返して馬場林道支線2号に向かう!

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