このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2007.05.22
No.F-021

三条線■金山町 ■ピストンダート ■分岐→八乙女線 ■接続→本名津川線
■本名津川線から分岐して御神楽岳登山口へ延びる

 人跡希な山中に延びる御神楽岳登山のアクセス林道 

 ↓ブルによる定期的な整備作業が行われているのか、フラットで走りやすいダ
  ートが続きます。ただし、終点手前のヌタ道区間はちと走りにくいかも。


……こんな感じ……
■本名津川線から分岐して御神楽岳への登山道入口まで延びるピストンダート林道。始終、深い森の中を抜けているため、眺望や景観的な楽しみはほとんどない。路面は基本的にフラットな土質ダートだが、後半、作業道を分岐した直後から路面の状態は悪化、水溜まりの点在するヌタ道になっており、梅雨の季節はやや走りにくくなっているかもしれない。それでも御神楽岳登山のアクセス林道になっているため、希に車の通行もあるようで、人跡希な山中のピストン等に見られる独特の暗さはない。さらに、三条線は名のある支線林道八乙女線および作業道を分岐しているが、作業道は河原のようなガレ道になっているので、自信のない方はパスしたほうが無難。

■ブルが突入して行く右手方面が本名津川線から分岐する三条線の入口です。本名津川線が途中で通行不可、ピストン状態になっていたので、手ぶらで帰るわけにも行かず途中で見かけた三条線に突入してみました。入口には「←8km 幻の滝群 ←峰越林道 新潟県へ ↑御神楽岳7.4km」の看板があるので、ここは「↑御神楽岳7.4km」方面に進みます。ここで分岐を迷うことはまずないでしょう。ちなみに、このブルとはタイミング良く探索終了時にちょうど出口ですれ違いました。途中で出会っていたらすれ違いは困難だったはずです。
→付近を調べる!
■特に勾配もなく、なだらかな感じで森の中にダートが延びています。路面は砂利混じりの土質ダートですが、これまでのところはヌタはありません。先ほどのブル等の作業車のものなのか、キャタピラ跡で固く踏みしめられているため、走りやすくなっています。なお、左手には沢が流れているようですが、その流れは見えませんでした。
■なだらかなダートをたどっていくとY字分岐が現れます。 標識の示す「←6.7km 御神楽岳」方向が本道で、右手方面は八乙女線で、こちらは路肩右手に林道標が立っていました。手持ちの地図を開いてみると、本道である三条線の終点の先に「八乙女滝」、八乙女線の終点の先には「古滝」が記載されており、終点からさらに進むと、それぞれに滝があるようです。
→八乙女線に突入!
■八乙女線との分岐を左折、下り坂を降りた地点にコンクリ橋がありました。林道ではよく見かけるやけに立派な橋ですが、橋を渡り終えるとダートは少し登ってまたなだらかになっています。それにしても陽射しを遮るものが何も無い橋の上はとても暑かったです。
→沢を眺める!
■コンクリ橋を渡ってさらに先へと進むと再びY字分岐の出現です。三条線の本道は左手で、右手は河原のように岩コロの散乱するガレた登り勾配になっていました。どうやらこちらは作業道(帰りに出会ったブルの作業員に聞きました)で、その先はやはりピストンになっているようです。ここでは作業道のガレた岩コロが、三条線の路面に覆い被さるような形で分岐地点一帯に散乱しているので、少々走りにくいです。
→作業道の様子をうかがう!
■ガレた作業道との分岐を過ぎると路肩にクマザサが生い茂り、路面にも水溜まりがちらほらと現れて、ややヌタがかった嫌な感じになってきました。周囲も杉林に覆われており、ややジメった雰囲気が漂いますが、ここまで来たので取りあえず先へと進みます。
■水溜まりの目立つヌタ道をしばらく進むとちょっとした広場に行き着きました。ここは杉林の中に無理矢理作ったような広場になっていて地面はボコボコになっています。探索時には軽トラが数台停車しており、荷台に革靴が揃えて置いてあったことから、御神楽岳への登山者の方の車だと思われましたが、ご覧の通りこれより先はもう登山道です。特に用はないので、早々に今来た道を引き返して三条線の探索は終了です。
→探索終了!
→引き返して本名津川線に向かう!

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