このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2007.05.21・ 2009.09.21
No.F-024

黒谷線■只見町 ■ピストンダート ■接続→倉谷線
■倉谷地区から山中へと向かう

 渓谷沿いの崖っぷちダートが期待を高めるが、ここも残雪&崖崩れで突入不可… 

 ↓崖崩れ区間も多く、その先の荒れ状態も予想されますが、なかなか楽しそう
  な1本です。早期復旧を祈りますが、それには相当時間がかかりそう…。


……こんな感じ……
■R289号線JR只見駅前から田島方面に進み、黒谷で左折した先にあるダート林道。県別地図にも、見るからに長そうな黒谷線のピストンが記載されている。起点である倉谷線との分岐T字路から進むと黒谷川の渓谷に沿ってダートは続き、入線早々、川沿いの崖っぷち区間、沢渡りなどが現れる。進むほどに先が楽しみになってくるが、残念ながら5月現在ではその前半で通行止め。 どうやら春先の雪崩と崖崩れがその原因らしいが、通行止め地点はブルが道を塞いで完全封鎖で突破の余地は無い。ここまでは路面への落石も目立つが、幅員は広く基本的には走りやすく、また、地図によればその先に分岐があってかなり楽しめそうなだけに、この通行止めはとても痛い。

■JR只見駅前からR289号線を田島方面に進み、途中の黒谷で左折して道沿いに進むと右手に「いわなの里」の入口がありますが、そちらに入らず道なりに進むと現れる黒森線の入口です。この林道は地図にも載っており、それによるとピストンではありますが、かなりの延長距離で山深く入っているのが分かります。 この入口はT字路になっており、右手がこの黒谷線、左手は倉谷線になっており、ここからすぐにダートが始まっています。
→起点付近の様子を眺める
■起点から少し進むと右手に黒谷川が寄り添ってきました。手持ちの地図によれば、これより先は終点までこの黒谷川沿いに進むみたいです。ダートは砂利質でしたが、固く踏みしめられていてとても走りやすく、川岸の崖に沿って緩やかなカーブを描いて延びています。周囲にはいかにも奥深そうな山々が連なっています。
■ところどころで黒谷川の流れを真横に見ながら走るので雰囲気はとても良い感じです。路面状態が良好なので、アクセルが開きがちになりますが、路肩の右手は切り立った崖で川に落ち込んでいるので、脇見ばかりをしているとヒヤッとするかもしれません。
■途中にはこんな感じの沢渡りも数カ所ありました。この付近はやや直線区間が続くので、調子づいて飛ばしていると、いきなり沢が現れるので注意してください。 この時の水深は5センチくらいでしたが、増水時には濁流と化している場合もあるかも知れません。ふと、ここで泥まみれのXRをジャブジャブ洗ってしまおうかとも思いましたが、やっぱり止めておきます。
■ちょっとガレた地点また沢渡りです。所によっては崖崩れ痕などで路面が起伏しており、そこに水溜まりのような感じで沢が流れていることもあるのですが、その場合、すぐそばまで近づかないと気が付きません。ここは一気にじゃじゃ〜っと通過した方が楽しいのですが、足回りがビショビショになってしまい、そこに土埃がドロドロに付着してしまうので、速度は控えておきます。
■しばらく川沿いに走るとちょっとした崖崩れ跡が現れました。どうらや、ここは路面ごと一気に崩れてしまったらしく、簡易的な鉄板橋が設置してありました。橋のすぐ下は深い淵になっており、のぞき込むと足がすくんでしまうような光景です。鉄板上でスリップしたら一大事なので、雨天時にはあまり端っこを通らない方がいいかも知れません。
→路肩から見下ろす!
■鉄板橋を渡ってさらに進むと路肩にちらほらと残雪が目につき始めました。探索時は快晴で、日中気温もかなり高いものでしたが、ご覧の通りの分厚さです。場所によってはこのような雪塊が道を越えて右手の黒谷川に落ち込んでいる場所もありました。この辺り、冬場は雪崩の巣窟なのかもしれません。ふと何気なく、この雪壁に蹴りを入れてみようかと思いましたが、万が一、崩れてきたら大変なので止めておきました。
→周囲を調べる!
■あぁ、なんてこった…。路肩の残雪を眺めつつさらに進むと、そこにはででんと道を塞ぐ巨大なブルが! そばに掲げられた看板には「落石・雪崩のため進入禁止」と記されています。まだ全行程の3分の1程しか進んでいないのに、 すでにこの有様でした。ブルと路肩の隙間を調べてみますが、残念なことにXRが通れるだけの隙間もないようです…。ロングダートがまだまだ続くというのに、ブルが立ち塞がっていては仕方ありません。黒谷線の探索は、今回はこれにて終了です。
→諦める…
→ブルの先の様子を眺める!
→引き返して倉谷線に向かう!
→振り返ってみる!
→付近の様子を調べる!

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