このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.11.24
No.F-038

硯石支線■いわき市 ■全線ダート ■接続→硯石線
■硯石線から分岐して植林地帯に延びる

 連なる小山の隙間を下って植林地帯に延びる明るい雰囲気の砂利ピストン 

 ↓まるで丘陵のようなモコモコとした小山が連なる景観は独特の雰囲気。視界
 を遮るものがないので雰囲気的には明るく、軽く1ピストンするのも一興かも。


……こんな感じ……
■硯石線から分岐して山間の植林地帯に延びるピストンダート。移転から入線すると僅かに下りながら植林地帯に砂利ダートが続く。この砂利区間は所によっては砂利が深くてフワフワとした感じで、路面が圧縮されていないのはそれだけ通行が少ないということか。終盤では草むした土質ダートの森の中を進むが、最終的には自然消滅のような形で行く手は藪に埋もれてしまう。景観的には苗木の植えつけられた丘のような小山が左右に見られるのみで、特に良いわけではないが、視界を遮るものがないため雰囲気的にはとても明るい感じになっている時間が許すのであれば1ピストンしておいても良いだろう。ただし、終盤区間は藪蒸していてやや暗め。

■硯石線から分岐している硯石支線のY字路です。 硯石線を県20号線方面から進むと折松線、鶴石山線の分岐を経てようやく左手に起点の分岐が現れます。周囲には目印になるような人工物は何もありませんが、ここは特徴的なただっ広い伐採地帯に位置しており、白い杭状の林道もあるので分かりやすくなっています。
■林道標脇から硯石支線のダートを眺めてみます。特に本道とほとんど変わることのない砂利ダートが左手に延びていました。あえて言えば、支線であるために通行量が少ないためか、路面に敷かれた砂利が圧縮されることなくザクザクとして部分的にやや深く、あまり飛ばしているとタイヤを取られることくらいでしょうか。
■おっ、起点直後のカーブを曲がるとすぐに鉄製バーのゲートがありましたが、嬉しいことにオープンされています! さい先の良いスタートで気分も上々、「もう何人たりとも行く手を阻むことはできねーぜッ!」とばかりに、はやる勢いづいた気持ちを抑えてここは速攻突入、やはり林道はこうでなくっちゃね。
■両側に杉の苗木が植えつけられた植林地帯の谷間を進みます。ダートにはワダチに沿って雑草がはびこっており、厚く敷かれた砂利はフワフワとしてどことなく心許ない感じでしたが、周囲が開放的なこともあり、雰囲気的には悪くはありません。ちなみに谷間に沿ったこの区間は緩い下りになっています。
→振り返る!
■植林地帯の谷間を下ってさらに進みます。ここまで来ると、路面にはデコボコが目立ちはじめ、ややガタガタとしたラフな感じになってきましたが、ダートはその先で鬱蒼とした杉林の奥へとさらに延びていました。その先は一転して薄暗い雰囲気でしたが、もちろん躊躇することなく森の奥へと突入させていただきます。
■外側からは杉林に見えていた森ですが、いざ突入してみると周囲は雑木林のような、何となく藪じみた感じになっていました。路面は土質に変わり、路面には落ち葉が堆積、探索時には冬枯れしていたのでそれほどではありませんでしたが、雑草が路面を覆うようにはびこっています。うっすらと確認できるワダチが通行量の少なさを物語っていましたが、荒れているわけではないようです。
■クマザサや名前の知らない繁殖力の強そうな雑草が路肩に茂り、奥へと前進するにつれてその勢いが増してしまい、どことなく廃道じみた雰囲気が漂い始めます。夏場は藪が大変なことになっていそうな感じですが、ダートそのものは徐々に藪に埋もれつつも、まだその先へしっかりとした状態で延びていました。
■でもその後しばらく進むと、ダートはここで自然消滅のような形で完全に藪に埋もれてしまいました。本来はその先へとまだダートが続いていたのかも知れませんが、まともに進めるのはここまでです。この場所は特に広場になっているわけでもなく周囲には藪以外に何も無いので、長居することなく今来た道にとって返して硯石支線の探索は終了です。
→探索終了!
→引き返して硯石線に向かう!
→振り返る!
→さらに前進する!

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