このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2007.03.18
No.F-041

丹後・班線■塙町 ■全線ダート ■接続→真名畑八溝線
■真名畑八溝線から分岐して山中へと延びる

 人目に付かない杉林の中、藪草地帯を刈り込みダートで延びる作業道系? 

 ↓途中の堰堤地点から先にはワダチ跡もない落ち葉ダートが続き、ひっそりと
 した雰囲気が漂います。廃道ではなく、ごく希に手入れが入るみたいです。


……こんな感じ……
■真名畑八溝線から分岐、八溝川を挟んで切り返す形で真名畑八溝線と並行して延びるピストンダート。起点から砂利ダートに入線すると、急坂を下って八溝川を跨ぐと川に設置された堰堤前に至る。路面的にはこの僅かな区間のみがまともで、これより先もダートは平坦路で続くが、杉林の中の藪じみたコースは雰囲気的には作業道くさい。路面も土質となって、進むにつれて心細くなってくる。夏季に生い茂る藪は脅威だが、路面的には大荒れしていることもないようなので、時季を考慮すれば終点まで意外とすんなり進めてしまうだろう。なお、その林道名である「丹後・班」の文字は林業の森林区間単位である「林班」と「丹後」という地名が合体したものか。

■真名畑八溝線から分岐する丹後・班線の起点になります。左折分岐で急激に下っている目立つ砂利ダートで、真名畑八溝線をマナ畑方面からやって来ると最初に現れる分岐なので見落とすこともないでしょう。以前はやや見つけにくかったものの、左手の藪に埋もれる形で林道標があったのですが、その後消滅した模様。ここはその設置の復活を祈るばかりです。
■分岐地点手前から行く手を眺めると下り角度が急なために路面が見えませんが(上部画像参照)、こうして分岐地点に立つと下り坂の様子がよく分かります。やや深めの砂利ダートが真名畑八溝線沿いに流れる八溝川に架かる鉄板橋まで一気に落ち込むような傾斜で下っていました。
■起点からの下り坂を降りきった地点に架かる八溝川の鉄板橋です。欄干があるので問題ありませんが、雨の日にはツツツーとスリップしてしまいそうな感じでした。
→振り返る!
→八溝川下流を眺める!
→八溝川上流を眺める!
■鉄板橋を渡ったすぐ先には砂防ダムのような巨大な堰堤があります。「まさかここでエンド?」橋上から行く手を眺めると、そのようにも見えてしまいますが、堰堤に近づいてみると、ダートはここで左折してさらに延びているのが分かります。
■堰堤地点は路肩が脹らんでおり、ちょっとした広場のようになっていますが、その左端からこんな感じでダートは登坂してさらに延びています。どことなく作業道じみた雰囲気ですが、大荒れしていることもなさそうなので、ここは前進するしかないでしょう。
■広場からの急道をほんの少し進んで振り返ると、切り返しの鋭角分岐がありました。こちらは本道以上の激坂になっており、作業道臭さがプンプンと漂います。興味のある方はどうぞ突入を!
→作業道を眺める!
■広場からの急坂を登りきると、八溝川を挟んで真名畑八溝線と並行する形でダートが延びていました。冬場なので藪の脅威はありませんが、路面には小岩が散乱してボコボコ状態に…。なかなか味な状況になってきました。
■小岩の散乱地帯を抜けると今度は落ち葉地帯に突入です。枯れ葉で完全に覆われているため、路面状況がよく分かりませんでしたが、そのフワフワ感から察するに、ここは土質ダートになっているようでした。コース的には八溝川の岸辺の斜面に沿って平坦に延びていますが、木々が邪魔となって川の流れは見えません。
■落ち葉地帯をしばらく進むと杉林の斜面に沿って藪草区間が現れました。 ダート、というよりもその中を単純に刈り開いただけの道筋に沿って進みますが、ここは一体どういった場所なのでしょうか? 冬枯れの時季なので茶色一色でしたが、藪草というよりも人為的に植えられたような、ひょろりとしたよく分からない植物が群生している感じです。ひょっとして何かの散策路? 
■両脇を冬枯れした正体不明の植物に囲まれた道筋に沿って進みます。路面には刈られた切り株が点在し、やや走りにくかったですが、構わず進むと、やがて道はこんな感じで途絶えてしまいました。ひょっとしたら鉄板橋を渡った先の堰堤地点が丹後・班線の終点で、そこからここまでは単なる作業道のような気もしますが、ここまでダート道が続いていたので、とりあえずここを当林道の終点としておきました。
→探索終了!
→引き返して真名畑八溝線に向かう!
→深部を眺める!
→振り返る!

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