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 真名畑八溝林道/ Manahatayamizo林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2008.07.22 / No.F-040 
 [ 所在地 ]塙町(福島県)・大子町(茨城県) [ 状態 ]完抜半ダート
 [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ] 丹後・斑林道畑の沢林道茗荷支線林道北沢林道
 長いアプローチで距離を稼ぎつつ八溝山尾根筋に駆け上がる砂利ダート!

196号線沿いの真名畑地区にある真名畑八溝林道への入口になります。R118方面からやって来た場合、トンネルを抜けた先の地点になりますが、鋭角に切り返す形になっているので行き過ぎに注意して下さい。起点のダート開始地点はここから民家沿いにしばらく進んだ先にあります。なお、以前はここにイラスト風の案内板が掲げられていて、良い目印になっていましたが、現在はなぜか無くなっています。
→以前の様子を確認する!
名畑地区を抜けて進むと最奥の民家脇のこの地点から、薄暗いスギ林に吸い込まれるように真名畑八溝林道のダートが始まっています。おそらくここが起点だと思われますが、ただし、ここには林道標が設置されていないため、その確証はありません。ちなみに林道標はこの先の中盤地点に1箇所、および終点の計2箇所に設置されています。さらに余談ですが、この民家の庭先に当たる舗装路路肩には住民の方が各種草花を植えられているのか、時季によってはアジサイやツツジが咲き乱れているのが目に付きます。
→路肩を眺める!
暗い杉林の中に入りました。きれいに枝打ちされた植林のスギが林立する山肌の斜面にそって僅かに登り坂となってダートが延びています。路面はたびたび通る林業系車両に踏み固められたのか、圧縮された砂利ダートでした。
こまでも背の高いスギの木が立ち並び、景色の変化に乏しいためか、走っていてもさほど実感できませんが、よく眺めてみるとダートは断崖状の意外と急峻な地点も抜けています。時にこのような断崖地点を通りつつ、序盤は延々と杉林の中をひた走ります。
ギ林の中をしばらく進むと、突然林が途切れて左手に急坂で駆け下りている分岐が現れます。これはピストンの丹後・斑林道であり、以前は左手の藪に 朽ちかけた林道標 が転がっていましたが、残念ながら現在(2008年7月時点)ではそれも完全に消滅済み・・・。
→丹後・斑林道に突入!
後・班林道の分岐を過ぎると、再びスギ植林の薄暗い森の中を進みます。ここは植林された人工林なので、途中、チラホラと分岐している作業道などが目に付きました。でもそこは激坂&ヌタ場必須なので、もちろん遠慮ですけどね。
→作業道の様子を眺める!
業道分岐地点の急カーブを曲がって坂道を進むと、急に視界が開けてスギ林が途切れました。ようやく山裾の植林地帯を抜け出したようです。薄暗いスギ林を出たのは良いのですが、その代わり今度は路肩に藪がうっとおしく延びまくりになっていました。ま、この時季は仕方ないか・・・。
や、土場が現れました。木材が片隅にちょこんと積み上げられていましたが、かなりの広さになっています。真名畑八溝林道は山裾の植林地帯から八溝神社付近の山頂へ向かって登坂していますが、山裾に当たる前半区間は完全に林業系となっていて、その規模や木材搬出トラックが頻繁に通行していることが、この土場の広さからもうかがえます。
→付近を調べる!
名畑土場を後にして前進します。植林地帯とは異なり、周囲に広がる広葉樹林はやや明るい雰囲気もしますが、それでも路肩にはまるで緑の壁状態で鬱蒼と夏草が茂り、周囲の視界はききませんでした。ダートは緩く蛇行を繰り返しつつ延びています。
た土場が現れました。路肩の名称板には「畑の沢弟1土場」と記されています。ここにも搬出を待つ木材が山積みされていましたが、このぶんだと第2、第3土場が現れそうですね。ちなみに前方には支線林道の1本である畑の沢林道の分岐地点が見えています。青い看板のある地点がそれです。
→振り返る!
述の真名畑第1土場から見えていた青い看板のある畑の沢林道分岐地点です。真名畑八溝林道本道は直進方向で、右手が畑の沢林道になっています。この分岐地点には有難いことに、イラスト風に付近の地図を記した位置図が設置されており、初めてやってきた場合には大変参考になります。ちなみに、以前はここに「ニッセイの森」と記された看板もあったのですが、現在は消滅しています。各地でたまに企業名を名付けた「○○の森」というのを目にしますが、実にうっとおしい・・・。
→畑の沢林道に突入!
→位置図を眺める!
の沢林道の分岐を過ぎてそのまま少し進むと、今度は左折する茗荷支線林道の分岐が現れます。茗荷支線林道は山向こうに並行する 茗荷林道 との連絡林道なので、その利用価値はとても高いのですが、万年封鎖でいつ来ても進むことはできません。なお、ここには路肩左手に サビまみれの林道標 が設置されていましたが、遂に朽ち果ててしまったのか、現在(2008年7月時点)では完全に消滅済み・・・。
→茗荷支線林道に突入!
荷支線林道の分岐を過ぎて鬱蒼と茂る樹木のいトンネルをくぐると、今度は「畑の沢第2土場」に行き着きました。ここもかなり広い土場で、そこには木材搬出用の大型トラックが! もしも本道上で出会っていたら、すれ違いざまの巻き込みが危険そうな感じです。
2土場を通り過ぎると、さらに「畑の沢第3土場」が続きます。相変わらず敷地内には木材が積み上げられており、レールこそ敷かれていませんが、まるで森林鉄道の木材積み込み場みたいな雰囲気でした。真名畑八溝林道に設けられた土場としては、ここが最奥のであり、これより先にはもう土場はありません。よって、これ以降の区間では木材トラックとすれ違うことはないと思います。
→さらに真名畑八溝林道を進む!
→もう飽きた・・・
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