このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2009.09.21
No.F-068

甲子線■下郷町・西郷村 ■半ダート ■分岐→西部線
■R289(下郷町)から甲子峠を経て由井ヶ原地区(白河高原牧場付近・西郷村)とを結ぶ

 玉石の散乱するガレダートに匍匐前進ならぬ超低速走行を強いられて… 

 ↓地道に進めばやり過ごせますが、道中にはうんざりするほどの石ころが…。
 走破後の充実感は大ですが、走行中は疲れてあまり楽しいとは思えないかも。


……こんな感じ……
■福島県下のガレ林道として多々石線と共に双璧をなす完抜けダート。途中の甲子峠〜西部線分岐地点が特にガレており、ガレは岩盤による段差および漬け物石大の玉石の散乱がメインとなる。その他の危険要素としては路肩崩落があるが、全行程に渡ってガレているというわけではないので、オフバイクの機動力および徒歩にも劣る足付きでの超低速走行をもってすれば、走破は困難を極めるというほどでもない。ここでは物理的な障害よりも、まともに「走行」ができないことによる疲労の方が手強く、集中力の低下は即転倒に…。また、時季を問わず大汗をかくので飲み物持参は必須であると同時に、当林道の走破には時間的余裕をみておいた方がいいだろう。

■R289号線、通称「甲子道路」が開通して1周年(09年9月現在)が経ち、道の駅「しもごう」では記念イベントが開催されるなど、地元では祝賀ムードであったようですが、その影でひっそりと廃れているのが甲子林道。この林道、色々と言われているようですが、現状および実際のところはどうなのか「ここは詳細に探索調査せねばなるまい」との大義名分を得て道の駅でのお祭り騒ぎには目もくれずに甲子線を目指します。百聞は一見にしかず、ですから。
→付近を調べる!
■甲子林道へと続く旧R289号線の入口は 「甲子トンネル」少し手前の左手にありますが、入口には何の標識も無く、加えて幅広な二車線の新道は車の流れも非常に速くなっています。流れに乗っていると通り過ぎてしまいがちな目立たない入口ですが、旧道区間に入ると道路環境は激変、路面は舗装されているものの幅員が狭くて見通しが非常に悪い山道状態となり、連続する登坂路をしばらく進むと、左手の路肩にいきなりサビでヤレた甲子林道の林道標が現れます。
→後方を眺める!
■その後も見通しの悪い区間が続きます。ちなみに甲子林道の本格的なダート区間はこの先の甲子峠から始まっているので、当初は峠が起点になっていると思っていたのですが、そうではないみたいですね。舗装路区間である峠までは一気に進むつもりでしたが、林道標を目にしてしまった以上、ここも甲子林道区間として紹介していきます。なお、当林道には厳密には「林道甲子線」「甲子林道」との区間的区別があるようですが、当サイトでは通しで「甲子林道」としておきます。
■しばらくは草木が生い茂って見通しの悪い区間が続きますが、やがて上空が大きく開放的に開けてきました。入線以降、連続して登坂路が続いているので甲子峠に向かって標高もかなり稼いできたようです。「峠はまだか!」と気持ちははやりますが、ここからはまだ少し距離があります。
■なお、この甲子峠までの旧国道区間(?)は舗装路状態にあると述べましたが、正確にはご覧のようなダート区間が虫食いで数カ所に存在しています。この先峠までは舗装→ダート→舗装を繰り返すので、その度に一喜一憂してしまいますが、峠までは我慢のしどころでしょう。
■前方に見える山の稜線がだいぶ近くに感じられるようになってきました。峠へのラストスパートをかけるべく九十九折りの急カーブ勾配で一気に標高を稼いでいきます。途中、右急カーブのこの地点は特に見晴らしがきくので峠を前にして眺めておくのもいいでしょう。これまで登坂してきた道筋を見下ろすこともできます。
→眺望を眺める!
→山肌を見下ろす!
■甲子峠までもう一息、峠直前のカーブとカーブの間の短い直線区間にて。カーブをあと二つ三つ曲がれば峠に到着といった地点です。ちなみに、ここで下ってくるオンロードバイクとすれ違いましたが、まさか、峠を越えてやってきたはずもなかろうて…。
■で、また舗装が途切れたと思ったらそこが甲子峠の入口でした。この地点からだと見えませんが、峠は駐車スペースのあるちょっとした広場になっています。
■峠入口の左カーブを曲がるとこんな感じの広場が現れて、ようやく甲子峠到着となります。でもそこには乗用車がぎっしりと…。連休中ということもあり、さぞかし散策する観光客で賑わっているのかと思いきや、峠には登山装備の中年女性が一人いたのみで人の姿は見当たりませんでした。おそらく車の持ち主はみな大白森山登山に向かっているのでしょう。
→看板類を眺める!
→林道標を眺める!
→登山道を眺める!
→今来た方向を振り返る!
■駐車場と化していた峠の広場を奥まで進むと甲子線のダート区間が峠の先へとさらに延びていました。ガレで知られた本格的なダートはこの先から始まり、いわゆる「甲子林道」といえば、一般的にはここより先の区間を示すようです。
→前方を眺める!
■甲子峠からスタートする本格ダート区間の入口の様子です。チェーンゲートの柱が残る本来の入口は巨石で塞がれて通過不可能状態となっていますが、左手斜面には「土盛り」で有名な通過スペースができているので全く意味は無し。まさにここは自由通行状態にあり、一般通行禁止の看板が虚しく入口脇に掲げられていました。
■土盛りを越えて、いよいよ甲子線のガレ区間へと前進します。なお、この土盛りは軽く乗り越えられるので、オフバイクであれば全く障害とはなり得ず、してみるとやはり車の進入を重点的に防ぐためのものでしょうね。ただし、現在までに数えきれないほどのタイヤに踏み付けられたため、かなり均されてしまっているような気が…。
→峠の広場を振り返る!
■では、甲子峠を後にして前進です。甲子線は峠以降の沢状態のようなガレで知られていますが、すぐにそのような状態になるのではなく、序盤はフラットで走りやすい路面状態が続くようです。ただし、両脇はクマザサの藪で物凄いことになっていましたけど。
■「一体これのどこがガレているんだ?」クマザサの藪区間を抜けると、ここのところの晴天続きでやけに誇りっぽくはありますが、走りやすい平坦ダートが続くのみでガレはまだ見られません。ちなみに、甲子線の幅員は基本的には藪やガレによってとても狭められていますが、このように路肩が脹らんでちょっとした広場とも思える箇所がたまに現れます。
→左手の斜面を眺める!
→左手の斜面を眺める!
■広場のようなダートの膨らみを左に回り込みます。この地点ではまだ大した落石なども見受けられませんが、路面にはどこから落ちてきたものか、鋭利なエッジの岩石がチラホラと。なお、行く手の前方には崖崩れ箇所が見えていますが、甲子線のガレはいよいよそこから始まります。
→さらに甲子線を進む!
→探索中止…

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