このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2013.05.01
No.F-135

ヲテマ支線■古殿町 ■全線ダート ■接続→ヲテマ線・貝屋川線
■ヲテマ線から貝屋川線とを結ぶ

 貝屋川の流れに沿ってヲテマ国有林の深部を目指す明るく爽快なダート林道 

 ↓貝屋川の流れに沿って延びるヲテマ支線のダート。やや砂利っぽいですが、
 フラットで気持の良いコースです。雰囲気的にもなかなか素晴らしいですよ。


……こんな感じ……
■ヲテマ線から分岐して1本道状態で貝屋川線へと接続している支線林道。やや浮き砂利っぽい箇所もあるが、総じて快適で走りやすいダートが貝屋川の流れに沿ってなだらかに下って続く。延長距離はさほど長くもないが、貝屋川の渓流沿いに行くコースはとても爽やかで心地良い。雰囲気的にも明るくて申し分ないだろう。ピストン林道を嫌煙ちがちな方でもここは接続する貝屋川線と併せて少しお勧めしておきたい1本である。ちなみに、終点である貝屋川線との接続地点と途中にゲートが存在しているが、すでに廃ゲート化されている雰囲気が濃厚であり、常にオープン状態にあると思ってもよいかもしれない。

■ヲテマ線の探索中に発見してしまったヲテマ支線林道の入口です。手持ちの県別地図によれば、ほぼ周回ルートとなっているヲテマ線から分かれて鮫川の支流である貝屋川沿いに延びるピストンとのこと。そしてこの起点は貝屋川の源流付近に位置しているため、よくあるピストン林道のように沢沿いに遡るのではなく、逆に下っていくことになるみたいです。
■そしてこれがヲテマ支線の入口の様子。木杭タイプの林道標が設置されており、本線と全く変わらないフラットな砂利ダートが前方の前方の植林の奥へと下っていました。路面状況から察するに、ここは「支線」とはいいつつも「廃れた支線」ではなく、林業関係の車両の通行もそれなりにありそうな雰囲気です。そして嬉しいことに林道ゲートも設置されていないみたいですよ。
→周囲を調べる!
■入線直後に開始するなだらかな下り坂を進みます。支線入口の立札にもあった通り、林道の奥で伐採作業が行われているせいか、ダート状況はとても良好。木材搬出トラックの通行によって固く均された路面はとてもフラットでした。ただし、後方に巻き上げる砂埃が凄かったな。
■支線入口にはゲートが設置されていなかったヲテマ支線ですが、起点からしばらく進んだ林道沿いに流れる貝屋川を跨ぐコンクリ橋のたもとにそれは存在していたみたいです。でもそれはかなり年期の入ったサビまみれな状態であり、ほとんど廃ゲート化されている状態でした。おそらく、ここが閉じられていることはないと思います。
■貝屋川沿いの山肌の谷間に沿って緩やかな下りダートが続きます。ピストン林道といえば、たいていは沢沿いに遡ってエンドとなるのがよくあるカタチですが、ヲテマ支線の場合は逆に下流へと向かって下っているため、ひょっとしたら地図に未掲載な道でどこかへと抜けているのかも、と密かな期待を抱いてみたりもします。
■林道沿いに流れる貝屋川の流れを右手に眺めつつさらに前進します。それにしてもやはり沢沿いの林道は良いものですね。ここは上空も開けて植林地特有の暗さも全く感じられず、しかも探索当日は快晴に恵まれたので明るい雰囲気に満ちあふれていましたよ。
■そしてヲテマ支線のハイライト区間がこの川岸区間です。トップ画像にも掲載しておきましたが、新緑の緑と貝屋川の清らかな水とのコントラストがとても美しく、そのような景観を眺めつつ走るのはとても爽快でした。ピストン林道というと、雰囲気が暗かったりハズレ的な場合も多々ありますが、ここはまさに「当たり!」といったところでしょうか。陽射しの降り注ぐ快晴の日に訪れれば最高に気持良いと思います。
■「終点?!」最高に心地良かった川岸区間をさらに進んで行くと、その先にもダートが続く何の変哲のないこの地点でヲテマ支線は終点となっていました。そこにはヲテマ支線の終点を示す林道標が設置されており、それと並んで「貝屋川林道起点」と記された林道標を発見! どうやらヲテマ支線林道は1本道状態でここから貝屋川林道となっていたみたいです。手持ちの県別地図によれば、ここはちょうど古殿町といわき市との境界らしいので、林道名もそこで変わっているということなのでしょうか? ヲテマ支線に突入した結果、はからずも貝屋川線を発見してしまいましたが、というわけで引き続き貝屋川線を探索すべく、ひとまずヲテマ支線の探索はここで終了です。
→探索終了!
→引き返してヲテマ線に向かう!
→貝屋川線に突入!
→林道標を眺める!
→振り返る!

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