| 矢祭町「関岡」地区に存在する放置系荒れ林道の砂崩下大沢林道を探索中に発見してしまった江戸塚砂崩下林道の入口です。「砂崩下」系林道の1本で、某資料によって存在だけは知っていたものの、具体的な所在地は不明だったんですね。林道名に「江戸塚」の地名があることから、R118号線沿いの江戸塚地区に入口があるとは思っていましたが、まさか砂崩下大沢林道から分岐していたのは予想外でした。う〜ん、林道探索では机上の資料漁りだけではなく、実際に現地へと赴かないと知り得ないことも多くあるということですなぁ。 |
| そしてこれが砂崩下大沢林道側の入口に掲げられていた2種類の林道標。ですが、ご覧の通り薮に埋もれて酷い状態です。そして木杭タイプのものには、なぜか「危険」の文字が記された警告テープがぐるぐる巻きに・・・。危険というのは荒れているということでしょうか? ふつう、ただ荒れているだけならば、そこまでの処置はされないものです。これを眺めた瞬間、それがなにを意味しているのか、ちょっと嫌な予感がしてしまいました。 |
| や、やられた・・・! 林道標の設置された位置からは見えていませんが、 分岐を左折して江戸塚砂崩下林道のアスファルトに一歩足を踏み込むと、ものの数メートルも進まない地点でこのような光景が! あちゃ〜、路面が完璧に陥没というか、流出していましたよ。ぶらんと宙吊りとなったガードレールが痛々しかったです。陥没現場はそのまま放置が続いているらしく、すでに薮まみれと成り果てており、そこに崩壊したアスファルト片が埋もれていたんだっけ。これで警告テープの意味が分かりました。 |
| ちなみに路面流出の現場は2、3mの落ち込み状態。覗き込むのも怖いほどでしたが、仮に復旧させるとしたらかなりの労力と時間がかかりそう。なので警告テープで注意を促すのみに留めて、現状放置されているみたい。迂回してR118号線「江戸塚」地区側からアプローチをかければ、反対側地点までやって来られると思いますが、これを眺めた瞬間、脱力感に襲われてしまい、「また次の機会に」ということになったのは当然の成り行きですね。まあ、時刻が午後3時を過ぎていたので、迂回するだけの時間がなかったというのもありますけど。 |
| というわけで今回は涙の撤退となった江戸塚砂崩下林道の探索。ものの1分も立たぬうちに砂崩下大沢林道へと引き返して終了となりました。まあ、今回はその存在と現状が把握できたのみでヨシとしておきましょうか。なお、補足ですが、画像からも確認できるように、この林道はどうも舗装林道らしいです。繁茂した枯れ薮がはびこりまくった路面は、意外にも残念なアスファルトでした。なにかの参考までに・・・。
→探索終了!
→引き返して砂崩下大沢林道に向かう! |